動物看護

医療 職業分類:04_028-99 信頼度 ★★★★★

別名:アニマルヘルステクニシャン、動物病院アシスタント、動物看護師、動物病院助手

動物病院などにおいて、獣医師の助手として、動物に対する診療の補助や世話を行う。

平均年収
352万円
レンジ 253〜574万円
最高年収の目安
574万円
上位10% 500万円
5年後の予想年収
414万円推定
2031年
10年後の予想年収
487万円推定
419〜566万円
将来性
53/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
20%
非常に低い
求人需要
高い
有効求人倍率 2.90倍

仕事内容

動物病院などにおいて、主にペットの看護師として、獣医師の指示の下での診療の補助、動物の看護、栄養管理、飼育指導等を行う。
 受付窓口での対応、電話やメールでの問い合わせ対応を行いつつ、診療前には、診察室の消毒を行って清潔な医療環境を整える。病気やケガをした動物を連れて訪れた飼主から話を聞き、状況を把握して獣医師に伝える。診療中は、診察がしやすいように注意を惹いたり、動物を押えたり(動物の保定)、診療に必要な器具をそろえるなど、獣医師の補助を行う。体温や脈拍の測定やレントゲン撮影の補助を行うこともある。
 家庭でのケアの方法、しつけの仕方、飼育の仕方などの相談を受けることもある。診察終了後は、カルテの整理、院内の清掃、薬の注文などを行う。
 また入院中の動物に対しては、容態の確認、食事の世話、ゲージの清掃などを行う。健康が回復した動物については、散歩をさせる。
 手術を行う場合は、まず手術器具の滅菌などの準備を行い、手術中は獣医に器具を手渡すなど助手としての役割を果たす。術後は動物の容態をチェックし、手術に使用した器具の片づけなどを行う。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 医療機器

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

賃金、労働時間等の労働条件は勤務先の規定による。勤務時間は動物病院によって異なるが、シフト制になっていることも多い。土日診療があるところも多いので土日が休みになるとは限らない。入院している動物の世話のために残業となることもある。
 年齢構成では、若い人の割合が高く、男女比では、女性の割合が高い。
 ペットを飼う人が増加しており、ペットが病気になったときに高度な治療を求める飼主も多くなっている。今後も需要が高くなっていくと思われる。

動物看護の年収

動物看護の平均年収は352万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の保健医療サービス職業従事者」・全国)。中央値の目安は327万円、年収レンジは253〜574万円、上位10%は500万円です。

平均年収
352万円
中央値(目安)
327万円
最低年収の目安
253万円
未経験・20代前半
上位10%
500万円
最高年収の目安
574万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,715円
短時間労働者 1,455円
最低賃金との比
1.5倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
20.3万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代の動物看護の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

動物看護の時給1,715円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.5倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
291万円
30代
338万円
40代
377万円
50代
411万円

平均年収と平均年齢(38.0歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
267万円
1〜3年
296万円
3〜5年
324万円
5〜10年
360万円
10年以上
403万円

雇用形態別の年収推定

正社員 352万円パート・アルバイト 148万円フリーランス・自営 369万円契約社員・派遣社員 274万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年323万円———
2022年312万円———
2023年317万円—3.24倍18.9万円
2024年323万円—3.14倍19.7万円
2025年352万円—2.90倍20.3万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

動物看護の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在352万円 → 3年後 388万円 → 5年後 414万円 → 10年後 487万円(10年後の予想レンジ 419〜566万円)。年率の伸びは+3.3%と見ています。

352万円
現在
2026年
388万円
3年後
2029年
358〜422万円
414万円
5年後
2031年
373〜461万円
487万円
10年後
2036年
419〜566万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.85%求人賃金の勢い +0.44%AIの影響 +0.22%合計 +3.3%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

動物看護の将来性スコア

53/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で226位
AI耐性
80点
参入障壁
37点
年収水準
3点
求人需要
86点
賃金の勢い
48点
人手不足(平均年齢)
7点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

動物看護のAI代替リスク

20%
非常に低い
AIに奪われにくい順で全職業中87位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

動物看護の求人需要

有効求人倍率
2.90倍
全職業で79位
求人需要
高い
77/100
求人賃金(月額)
20.3万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
38.0歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+17.0%
推定
10年後の求人数
+30.7%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:動物看護師の年収・将来性

動物看護に当たるアメリカの職業「動物看護師」(米国の職業分類 29-2056)の年収の中央値は約745万円($47,380・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収352万円の2.1倍です。

日本:動物看護アメリカ:動物看護師
年収(日本=平均・米国=中央値)352万円745万円
$47,380
上位10%500万円994万円
$63,180
10年後の予想年収487万円1,050万円
$66,800
将来性スコア5367
AI代替リスク20% 非常に低い16% 非常に低い
求人需要求人倍率 2.90倍雇用の増減予測 +9.4%
2025–35・BLS
就業者数—12.9万人
時給(平均)1,715円
最低賃金の1.5倍
3,617円
$23.00
連邦最低賃金の3.2倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—準学士号(短大卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

動物看護は国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、動物看護だけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

動物看護に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
5.4
説明力
4.3
指導
4.1
他者の反応の理解
3.8
読解力
3.7
対人援助サービス
3.5
文章力
3.4
新しい情報の応用力
3.3

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生物学
3.1
顧客サービス・対人サービス
2.7
医学・歯学
2.5
セラピーとカウンセリング
1.8
事務処理
1.6
日本語の語彙・文法
1.5
社会学
1.4
心理学
1.4

仕事の中身(よく行う活動)

上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る人間関係を構築し、維持する他者に対する支援とケアを行う仕事に関連する知識を更新し、活用する仕事を整理、計画する、優先順序を決める組織外の人々とコミュニケーションを取る情報の整理と検知を行う継続的に状況を把握する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

動物看護になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格を必要としない病院もあるが、専門学校に入学し、動物看護に関する専門的な知識や技術を身につけるのが一般的である。動物看護について学べる大学や短期大学、専門学校もある。動物の臨床検査や栄養学、保育、グルーミングなど、幅広い知識や技術を身につける必要がある。卒業後は動物病院などに就職し、実務経験を積む。
 また、令和4年5月より国家資格「愛玩動物看護師」が創設された。愛玩動物看護師資格を取ると、上記の業務のうち、獣医師の指示の下での診療の補助(採血やマイクロチップの装着等)を行うことができるようになる。資格を取得するためには、愛玩動物看護師を養成するとして指定された大学や短期大学、専門学校に通い、国家試験を受験・合格の上、愛玩動物看護師名簿に登録される必要がある。
 動物が好きなことに加え、動物の命に関わる仕事のため、幅広い経験と知識、様々な事態に対し冷静に対処する能力が求められる。診療のために暴れる動物を押さえつけたり、動けない動物を運んだりするなど、一定の体力が必要とされる。また、動物は言葉を話せないため、飼主から症状などの情報を的確に得る必要があり、コミュニケーション能力も重要である。

動物看護のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の保健医療サービス職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「37 保健医療サービス職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。