駅務員

運送・運転 職業分類:06_042-01 信頼度 ★★★★★

別名:駅出改札係、鉄道旅客係

鉄道の駅で切符の出札・改札・集札、乗り越し運賃の精算、ICカード関連のサービス提供、ホームでの乗客整理などを行う。

平均年収
580万円
レンジ 391〜1,004万円
最高年収の目安
1,004万円
上位10% 862万円
5年後の予想年収
689万円推定
2031年
10年後の予想年収
818万円推定
703〜949万円
将来性
69/100
★★★☆☆ 高い
AI代替リスク
47%
中程度
求人需要
非常に高い
有効求人倍率 3.00倍

仕事内容

鉄道の駅で切符の出札・改札・集札、乗り越し運賃の精算、ICカード関連のサービス提供、ホームでの乗客整理などを行う。
 出札係は、自動券売機の点検や窓口での切符販売などを行う。まず、自動券売機を点検し、切符の用紙や釣銭を補充するなど販売の準備を行う。機械にトラブルが生じた場合には、迅速に対応を行う。また、窓口では、販売開始前に釣銭などの準備を行い、窓口を訪れた旅客に対して、乗車券、指定券、定期券などの販売を行う。行き先や列車の変更、切符の払い戻しなどをすることもある。誤った切符を販売したり、釣銭を間違わないよう、細心の注意を払う。販売終了後には、券売機に記録された売り上げと現金の残高が一致しているか確認し、金庫に現金を納める。
 改札係は、自動改札機を点検し、回収された切符を集めるなどの準備を行う。改札口では、乗り越しの乗客に対して、運賃の精算を行う。自動精算機を導入している駅もある。行き先やホームの案内、遺失物の捜索なども改札係の仕事となる。
 更に、乗客からの問い合わせの対応や、ホームでの列車の対応を行うほか、朝夕のラッシュ時には、乗客の整理や案内、安全確認を行うこともある。また、クレーム対応や乗客同士のトラブル対応、傷病人への対応、障害者の乗降時の支援なども行う。事故や災害時の遅延、運休、振替輸送の際の乗客への案内も仕事となる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 券売機、自動改札機、乗り越し精算機、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

鉄道の駅は全国にあり、特に大都市に多いが、駅務員は採用された鉄道会社の営業地域内にある駅に勤務する。
 大半は正社員である。また、これまでは男性が大部分であったが、女性の駅務員も増加している。
 鉄道は休みなく動いているため、交替制で勤務する。深夜や早朝の勤務、宿泊勤務などがあり、休日も交替で取る。駅の規模や勤務時間帯によっては、一人で勤務をすることもある。
 自動券売機、自動改札機、乗り越し精算機などが普及し、機械化された業務も多いが、旅客への案内や列車の運行管理など、駅務員の仕事の重要性は変わらない。

駅務員の年収

駅務員の平均年収は580万円(令和7年賃金構造基本統計調査「運輸・郵便事務従事者」・全国)。中央値の目安は539万円、年収レンジは391〜1,004万円、上位10%は862万円です。

平均年収
580万円
中央値(目安)
539万円
最低年収の目安
391万円
未経験・20代前半
上位10%
862万円
最高年収の目安
1,004万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,729円
短時間労働者 1,354円
最低賃金との比
2.3倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
24.2万円
前年度比 +1.2万円

あなたの年収は、同じ年代の駅務員の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

駅務員の時給2,729円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.3倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
405万円
30代
484万円
40代
553万円
50代
616万円

平均年収と平均年齢(48.6歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
430万円
1〜3年
480万円
3〜5年
530万円
5〜10年
595万円
10年以上
669万円

雇用形態別の年収推定

正社員 580万円パート・アルバイト 243万円フリーランス・自営 609万円契約社員・派遣社員 452万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年454万円———
2022年485万円———
2023年491万円—3.22倍22.4万円
2024年506万円—3.33倍23万円
2025年580万円—3.00倍24.2万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

駅務員の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在580万円 → 3年後 643万円 → 5年後 689万円 → 10年後 818万円(10年後の予想レンジ 703〜949万円)。年率の伸びは+3.5%と見ています。

580万円
現在
2026年
643万円
3年後
2029年
593〜699万円
689万円
5年後
2031年
620〜767万円
818万円
10年後
2036年
703〜949万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.9%求人賃金の勢い +1.2%AIの影響 +0.02%退職による人手不足 +0.2%合計 +3.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

駅務員の将来性スコア

69/100
★★★☆☆
高い・全職業で31位
AI耐性
53点
参入障壁
7点
年収水準
67点
求人需要
87点
賃金の勢い
98点
人手不足(平均年齢)
89点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

駅務員のAI代替リスク

47%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中275位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

駅務員の求人需要

有効求人倍率
3.00倍
全職業で71位
求人需要
非常に高い
89/100
求人賃金(月額)
24.2万円
前年度比 +1.2万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
48.6歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+13.9%
推定
10年後の求人数
+25.0%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:予約係・航空券などの発券係の年収・将来性

駅務員に当たるアメリカの職業「予約係・航空券などの発券係」(米国の職業分類 43-4181)の年収の中央値は約698万円($44,390・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収580万円の1.2倍です。

日本:駅務員アメリカ:予約係・航空券などの発券係
年収(日本=平均・米国=中央値)580万円698万円
$44,390
上位10%862万円1,229万円
$78,150
10年後の予想年収818万円881万円
$56,000
将来性スコア6935
AI代替リスク47% 中程度69% 高い
求人需要求人倍率 3.00倍雇用の増減予測 +2.5%
2025–35・BLS
就業者数—11.9万人
時給(平均)2,729円
最低賃金の2.3倍
3,617円
$23.00
連邦最低賃金の3.2倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:事務職の平均月収を国別に比べる

駅務員は国際標準職業分類で「事務職」に入ります。133か国・地域の事務職の平均月収を円に直すと、日本は月36万円で26位、1位はルクセンブルクの月129万円です。アメリカは月70.6万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は21位です。

1. ルクセンブルク
129万円
2. スイス
106万円
3. ベルギー
101万円
4. デンマーク
95.4万円
5. アイスランド
87.2万円
7. ノルウェー
78.6万円
11. アメリカ
70.6万円
13. フランス
63.6万円
14. ドイツ
63万円
17. 韓国
55.5万円
20. イギリス
47.2万円
26. 日本
36万円

「事務職」全体の平均で、駅務員だけの値ではありません(一般事務・経理事務・営業事務、受付、データ入力、窓口など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は45.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。事務職の世界ランキングを全部見る →

駅務員に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.1
説明力
3.5
指導
3.5
読解力
3.5
対人援助サービス
3.3
文章力
3.1
他者の反応の理解
2.9
説得
2.8

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
2.8
輸送
2.4
事務処理
1.6
日本語の語彙・文法
1.4
外国語の語彙・文法
1.2
コミュニケーションとメディア
1.2
公衆安全・危機管理
1.1
販売・マーケティング
1.1

仕事の中身(よく行う活動)

上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する人間関係を構築し、維持する法律や規定、基準を適用する部下への指導、指示、動機づけを行う他者に対する支援とケアを行う仕事に関連する知識を更新し、活用する仕事を整理、計画する、優先順序を決める

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

駅務員になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。
 高校や大学などを卒業後、鉄道会社に入社する。新入社員教育や機器の取り扱い方のトレーニングを受けて、駅務員として各駅に配属される。
 出札・改札の業務を経験し、その後試験を受けて、車掌や運転士に進む道もある。また、昇進試験に合格し、助役や駅長などの管理職に進むこともある。
 駅の出札・改札業務では多額の現金を扱うため、金銭を管理できる能力が求められる。乗客に気持ちよく駅を利用してもらうため、接客マナーも重要である。

駅務員のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「運輸・郵便事務従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「30 運輸・郵便事務従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。