客室乗務員

航空 職業分類:09_056-06 信頼度 ★★★★★

別名:キャビンアテンダント(CA)、航空客室乗務員、フライトアテンダント

乗客が安全で快適に旅行ができるように、航空機内で乗客の世話など様々なサービスや緊急時の保安対応を行う。

平均年収
572万円
レンジ 388〜989万円
最高年収の目安
989万円
上位10% 850万円
5年後の予想年収
674万円推定
2031年
10年後の予想年収
794万円推定
683〜922万円
将来性
63/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
16%
非常に低い
求人需要
高い
有効求人倍率 2.50倍

仕事内容

乗客が安全で快適に旅行ができるように、航空機内で乗客の世話など様々なサービスや緊急時の保安対応を行う。キャビンアテンダント(CA)、フライトアテンダントとも呼ばれる。
 出発前に、空港で身だしなみの点検と体調の確認を行い、同時にフライトコース、目的地までの天候などのブリーフィングを受ける。気象状況を読み取り、必要があれば事故を未然に防ぐためにシートベルトの着用を促すポイントなども打ち合わせる。
 機内では、乗客を出迎え、必要があれば座席まで案内する。また、非常脱出手順、酸素マスク、ドアの開閉、シートベルトの着用などの安全確認を行い、離陸前に乗客に対し飛行中の留意点や緊急時等の対応について説明する。更に目視により、エンジンや翼等機体の異常の有無を確認し、機長に報告する。
 安定飛行に移った後は、お茶やコーヒー、雑誌や新聞などを配り、国際線のフライトの場合には、機内食を提供する。乗客の申出に応じて毛布を配ったり、入国書類の書き方をアドバイスしたり、様々な世話を行う。ほとんどの国際路線では免税品の機内販売を行う。
 目的地に到着後は、機内から乗客を送り出し、破損した設備がないか、乗客の忘れ物がないかなど機内を点検し、フライトの状況をレポートにまとめる。
 また、急病人が出た場合には適切な対応をとる。緊急事態などトラブルが発生した場合には、冷静に状況を判断し、乗客を落ち着かせ、機内から脱出するときは、非常口を開き、秩序を維持して避難させるなど必要な対応を行わなければならない。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 タブレット端末

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

国内外の航空会社に所属し、所定の空港をベースに勤務する。
 機内勤務のため、勤務時間や休日は不規則となる。会社指定のホテルに宿泊しながら乗務し、その後に休みをとるシフト勤務となる。国際線に乗務する場合、長距離のフライトでは10数時間にわたって勤務したり、数日間日本に帰れないこともある。
 契約社員として採用し、一定の経験を積んだ後に正社員へ登用する会社もある。国内線での乗務と地上での勤務を組み合わせた勤務形態もある。就業者は女性の割合が多い。

客室乗務員の年収

客室乗務員の平均年収は572万円(令和7年賃金構造基本統計調査「航空機客室乗務員」・全国)。中央値の目安は532万円、年収レンジは388〜989万円、上位10%は850万円です。

平均年収
572万円
中央値(目安)
532万円
最低年収の目安
388万円
未経験・20代前半
上位10%
850万円
最高年収の目安
989万円
トップ層
時給(一般労働者)
3,139円
短時間労働者 2,328円
最低賃金との比
2.7倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
26万円
前年度比 +0.9万円

あなたの年収は、同じ年代の客室乗務員の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

客室乗務員の時給3,139円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.7倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
492万円
30代
589万円
40代
672万円
50代
747万円

平均年収と平均年齢(32.7歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
425万円
1〜3年
474万円
3〜5年
523万円
5〜10年
587万円
10年以上
661万円

雇用形態別の年収推定

正社員 572万円パート・アルバイト 240万円フリーランス・自営 601万円契約社員・派遣社員 447万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年409万円———
2022年450万円———
2023年534万円—3.13倍24.2万円
2024年596万円—2.89倍25.1万円
2025年572万円—2.50倍26万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

客室乗務員の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在572万円 → 3年後 632万円 → 5年後 674万円 → 10年後 794万円(10年後の予想レンジ 683〜922万円)。年率の伸びは+3.3%と見ています。

572万円
現在
2026年
632万円
3年後
2029年
583〜687万円
674万円
5年後
2031年
608〜751万円
794万円
10年後
2036年
683〜922万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.65%求人賃金の勢い +0.62%AIの影響 +0.26%合計 +3.3%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

客室乗務員の将来性スコア

63/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で90位
AI耐性
84点
参入障壁
21点
年収水準
64点
求人需要
80点
賃金の勢い
65点
人手不足(平均年齢)
1点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

客室乗務員のAI代替リスク

16%
非常に低い
AIに奪われにくい順で全職業中63位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

客室乗務員の求人需要

有効求人倍率
2.50倍
全職業で104位
求人需要
高い
77/100
求人賃金(月額)
26万円
前年度比 +0.9万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
32.7歳
労働時間
150時間/月
5年後の求人数
+16.5%
推定
10年後の求人数
+29.7%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:客室乗務員の年収・将来性

客室乗務員に当たるアメリカの職業「客室乗務員」(米国の職業分類 53-2031)の年収の中央値は約1,000万円($63,580・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収572万円の1.7倍です。

日本:客室乗務員アメリカ:客室乗務員
年収(日本=平均・米国=中央値)572万円1,000万円
$63,580
上位10%850万円2,145万円
$136,430
10年後の予想年収794万円1,401万円
$89,100
将来性スコア6370
AI代替リスク16% 非常に低い25% 低い
求人需要求人倍率 2.50倍雇用の増減予測 +8.8%
2025–35・BLS
就業者数—13.2万人
時給(平均)3,139円
最低賃金の2.7倍
—
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

客室乗務員は国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、客室乗務員だけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

客室乗務員に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
5.6
説明力
4.4
外国語を読む
4.4
他者の反応の理解
4.3
対人援助サービス
4.2
外国語を聞く
4.2
読解力
4.2
外国語で話す
4.0

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
3.9
外国語の語彙・文法
3.2
日本語の語彙・文法
2.8
教育訓練
2.1
輸送
2.0
公衆安全・危機管理
1.9
コミュニケーションとメディア
1.8
心理学
1.7

仕事の中身(よく行う活動)

上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る継続的に状況を把握する仕事に関連する知識を更新し、活用する仕事を整理、計画する、優先順序を決めるチームを構築する他者の訓練と教育を行う全身を使って身体的な活動を行う手と腕を使って物を取り扱い動かす

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

客室乗務員になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

学歴は短大卒以上が一般的だが、特別な資格は必要とされない。ただし、英語力が求められる場合が多い。また、視力について基準等を設けている会社もある。
 航空会社などに入職し、機内サービスや保安に関する専門的な訓練を受け、乗務員として勤務する。国内の航空会社に勤務する場合であれば、最初は国内線を中心に乗務経験を重ね、保安やサービスの内容を体得する。基礎的な能力を身につけた後に国際線に乗務するなどして、専門性や経験を身につける。機種により設備等が異なるため機種別の訓練も受ける。経験を積み、機内の責任者や地上勤務の管理職に昇進する場合もある。

客室乗務員のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「航空機客室乗務員」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「40 接客・給仕職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。