空港グランドスタッフ

航空 職業分類:06_042-01 信頼度 ★★★★★

別名:グランドスタッフ(航空会社)、航空旅客係

空港での旅客の搭乗手続(カウンター業務)と、飛行機への搭乗の案内・誘導(ゲート業務)を行う。

平均年収
580万円
レンジ 391〜1,004万円
最高年収の目安
1,004万円
上位10% 862万円
5年後の予想年収
689万円推定
2031年
10年後の予想年収
818万円推定
703〜949万円
将来性
73/100
★★★★☆ 高い
AI代替リスク
37%
低い
求人需要
非常に高い
有効求人倍率 3.00倍

仕事内容

空港での旅客の搭乗手続(カウンター業務)と、飛行機への搭乗の案内・誘導(ゲート業務)を行う。
 カウンターでの業務では、旅客から提示された航空券に記載された、日付、便名、氏名などを確認する。国際線の場合には、名前の綴りがパスポートと一致していることをチェックする。また、パスポートの有効期限、ビザの必要性の有無などの確認も行う。不備がないことを確認後、専用の端末を操作して搭乗券を発券する。そのときに、窓側・通路側など座席の希望を聞き、席の割り振りも行う。また、スーツケースなどの大きな荷物の重量を計った上で預かり、手荷物預かり証の発行も行う。機内持ち込みや預かり荷物のうち、持込禁止のもの等についての説明も行う。
 ゲートでの業務では、ゲートから搭乗までの案内、アナウンスによる誘導を行う。乳幼児や高齢者、障害者などがいる場合には、優先して搭乗させるなど、安全に搭乗できるように必要な配慮を行い、航空機が時間通り出発できるようにスムーズな誘導を心がける。
 前もってチケットを購入していない旅客に航空券を発券する業務や接続便を利用する乗り継ぎ客を案内・誘導するトランジット業務も行う。
 発券に関してはセルフチェックインが広がっている。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 搭乗券発券端末、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

航空会社や関連会社に所属し、全国にある空港に勤務する。就業者は女性が多い。
 飛行機が発着する時間帯に勤務する必要があるため、始発便が出発する朝から、最終便が到着する夜遅くまで、交替制で勤務を行う。夜勤をすることもある。また、運航は毎日行われるため、休日も曜日に関係なく交替でとることになる。シフトを組んで週に2日程度の休日をとる場合が多い。天候の悪化や災害時などでは緊急の対応が求められる。
 立姿勢での作業が多く、旅客の誘導などで歩くことも多い仕事である。
 発券業務などは自動化が進んでいるが、高齢者や車椅子の利用客のサポート、トラブル発生時の対処など、機械に任せられない部分も多い。
 航空会社が業務を委託する目的で各地の空港ごとにグループ会社を設立、各社独自の採用を行っている。

空港グランドスタッフの年収

空港グランドスタッフの平均年収は580万円(令和7年賃金構造基本統計調査「運輸・郵便事務従事者」・全国)。中央値の目安は539万円、年収レンジは391〜1,004万円、上位10%は862万円です。

平均年収
580万円
中央値(目安)
539万円
最低年収の目安
391万円
未経験・20代前半
上位10%
862万円
最高年収の目安
1,004万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,729円
短時間労働者 1,354円
最低賃金との比
2.3倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
24.2万円
前年度比 +1.2万円

あなたの年収は、同じ年代の空港グランドスタッフの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

空港グランドスタッフの時給2,729円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.3倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
405万円
30代
484万円
40代
553万円
50代
616万円

平均年収と平均年齢(48.6歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
430万円
1〜3年
480万円
3〜5年
530万円
5〜10年
595万円
10年以上
669万円

雇用形態別の年収推定

正社員 580万円パート・アルバイト 243万円フリーランス・自営 609万円契約社員・派遣社員 452万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年454万円———
2022年485万円———
2023年491万円—3.22倍22.4万円
2024年506万円—3.33倍23万円
2025年580万円—3.00倍24.2万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

空港グランドスタッフの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在580万円 → 3年後 643万円 → 5年後 689万円 → 10年後 818万円(10年後の予想レンジ 703〜949万円)。年率の伸びは+3.5%と見ています。

580万円
現在
2026年
643万円
3年後
2029年
593〜699万円
689万円
5年後
2031年
620〜767万円
818万円
10年後
2036年
703〜949万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.9%求人賃金の勢い +1.2%AIの影響 +0.1%退職による人手不足 +0.2%合計 +3.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

空港グランドスタッフの将来性スコア

73/100
★★★★☆
高い・全職業で5位
AI耐性
63点
参入障壁
15点
年収水準
67点
求人需要
87点
賃金の勢い
98点
人手不足(平均年齢)
89点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

空港グランドスタッフのAI代替リスク

37%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中199位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

空港グランドスタッフの求人需要

有効求人倍率
3.00倍
全職業で71位
求人需要
非常に高い
89/100
求人賃金(月額)
24.2万円
前年度比 +1.2万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
48.6歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+15.5%
推定
10年後の求人数
+27.9%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:予約係・航空券などの発券係の年収・将来性

空港グランドスタッフに当たるアメリカの職業「予約係・航空券などの発券係」(米国の職業分類 43-4181)の年収の中央値は約698万円($44,390・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収580万円の1.2倍です。

日本:空港グランドスタッフアメリカ:予約係・航空券などの発券係
年収(日本=平均・米国=中央値)580万円698万円
$44,390
上位10%862万円1,229万円
$78,150
10年後の予想年収818万円881万円
$56,000
将来性スコア7335
AI代替リスク37% 低い69% 高い
求人需要求人倍率 3.00倍雇用の増減予測 +2.5%
2025–35・BLS
就業者数—11.9万人
時給(平均)2,729円
最低賃金の2.3倍
3,617円
$23.00
連邦最低賃金の3.2倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:事務職の平均月収を国別に比べる

空港グランドスタッフは国際標準職業分類で「事務職」に入ります。133か国・地域の事務職の平均月収を円に直すと、日本は月36万円で26位、1位はルクセンブルクの月129万円です。アメリカは月70.6万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は21位です。

1. ルクセンブルク
129万円
2. スイス
106万円
3. ベルギー
101万円
4. デンマーク
95.4万円
5. アイスランド
87.2万円
7. ノルウェー
78.6万円
11. アメリカ
70.6万円
13. フランス
63.6万円
14. ドイツ
63万円
17. 韓国
55.5万円
20. イギリス
47.2万円
26. 日本
36万円

「事務職」全体の平均で、空港グランドスタッフだけの値ではありません(一般事務・経理事務・営業事務、受付、データ入力、窓口など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は45.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。事務職の世界ランキングを全部見る →

空港グランドスタッフに必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
5.0
対人援助サービス
4.6
説明力
4.5
他者の反応の理解
4.1
文章力
4.1
外国語を読む
4.0
外国語で話す
4.0
読解力
4.0

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
2.8
外国語の語彙・文法
2.2
輸送
2.1
教育訓練
2.0
日本語の語彙・文法
1.7
事務処理
1.6
コミュニケーションとメディア
1.4
公衆安全・危機管理
1.4

仕事の中身(よく行う活動)

法律や規定、基準を適用する仕事に関連する知識を更新し、活用する仕事を整理、計画する、優先順序を決めるコンピュータを用いて作業を行う継続的に状況を把握する意思決定と問題解決を行う部下への指導、指示、動機づけを行う情報の整理と検知を行う

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

空港グランドスタッフになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。短大、専門学校、大学を卒業後、航空会社に入社し空港に配属される場合と航空会社から空港旅客業務を委託されている関連会社に入社する場合がある。中途採用で入社することもある。
 外国人旅客に応対することも多く、英語をはじめとする外国語に関する資格を持っていると就職時に有利である。
 セキュリティに関して飛行機への持込制限品や空港内の立入制限区域など航空法の知識、航空券・運賃など、運送約款の知識、国際的な航空運送のルールや入国管理・通関・検疫などに関する知識を習得する必要がある。
 飛行機を定時に出発させるための責任感、顧客の様々な要望に対応し、臨機応変に適切な応対を行うための判断力と実行力が必要である。更には、サービス業としてのコミュニケーション能力、親しみやすさも欠かせない条件である。

空港グランドスタッフのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「運輸・郵便事務従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「30 運輸・郵便事務従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。