金属プレス工

事務 職業分類:12_071-07 信頼度 ★★★★★

別名:打抜プレス工、金属プレス成形工、絞プレス工、ブレーキプレス工、プレス刻印工、プレス成形工(打抜プレス、曲プレスを除く)、曲プレス工、金属プレス設備オペレーター

プレス機械に製品の原型となる金型を取り付け、金属板に必要に応じて圧力を加え、様々な形に成形する。

平均年収
458万円
レンジ 323〜762万円
最高年収の目安
762万円
上位10% 660万円
5年後の予想年収
512万円推定
2031年
10年後の予想年収
572万円推定
492〜664万円
将来性
45/100
★★☆☆☆ ふつう
AI代替リスク
56%
中程度
求人需要
高い
有効求人倍率 1.98倍

仕事内容

プレス機械に製品の原型となる金型を取り付け、金属板を打ち抜いたり、曲げたり、絞ったりと必要に応じて圧力を加え、様々な形に成形する。
 プレス加工は生産性が高く、大きいものでは自動車の屋根やドア、小さいものでは腕時計やカメラ・携帯電話などの精密機器の部品まで、幅広い製品や部品の加工に利用されている。
 プレス作業は、まず上下に分かれた金型を機械に取り付ける。加工する材料を下型のネストの中に収まるように入れて試し打ちを行い、その結果が作業標準、検査基準に合っているかどうかを測定器などで確認し、必要がある場合は金型を調整する。材料をプレス機の所定の位置に入れてスイッチを押すと、上型がおりてきて材料が加工される。自動化された金属プレス設備を用いる場合には、金型取り付けを行い、金属板の打抜き、曲げ、絞り加工の工程で制御盤の監視・操作を行う。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 プレス機械、金型、ネスト、測定器、プレス機、制御盤

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務先は、金属部品メーカー、自動車メーカー、電気メーカー等である。職場は、大企業の下請でプレス加工を専業とする中小企業や専門部品メーカー等が多く、全国に広がっている。
 プレス作業は自動化が進み、自動プレス機を保守・操作する高い技術を持った正社員と、単純な作業を担当するパートタイマー等の非正規労働者に分かれている。
 就業者は男性が約9割を占める。
 賃金、労働時間等の労働条件は勤務先の規定による。
 プレス作業は機械で金属材料を押しつけて加工するため、職場では騒音が大きい。また昔はプレス機械によるけがの危険も多かったが、最近は安全対策が進んでいる。
 海外の企業の技術向上もあり、国内の金属プレス産業には厳しい状況が続いているが、プレス加工技術を生かし、部品の軽量化に伴う加工の難しい素材への対応などが図られている。

金属プレス工の年収

金属プレス工の平均年収は458万円(令和7年賃金構造基本統計調査「金属プレス従事者」・全国)。中央値の目安は426万円、年収レンジは323〜762万円、上位10%は660万円です。

平均年収
458万円
中央値(目安)
426万円
最低年収の目安
323万円
未経験・20代前半
上位10%
660万円
最高年収の目安
762万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,097円
短時間労働者 1,280円
最低賃金との比
1.8倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
24.9万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代の金属プレス工の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

金属プレス工の時給2,097円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.8倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
352万円
30代
414万円
40代
467万円
50代
514万円

平均年収と平均年齢(42.7歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
345万円
1〜3年
383万円
3〜5年
421万円
5〜10年
469万円
10年以上
526万円

雇用形態別の年収推定

正社員 458万円パート・アルバイト 192万円フリーランス・自営 481万円契約社員・派遣社員 357万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年431万円———
2022年428万円———
2023年418万円—2.41倍23.7万円
2024年417万円—2.08倍24.3万円
2025年458万円—1.98倍24.9万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

金属プレス工の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在458万円 → 3年後 490万円 → 5年後 512万円 → 10年後 572万円(10年後の予想レンジ 492〜664万円)。年率の伸びは+2.2%と見ています。

458万円
現在
2026年
490万円
3年後
2029年
452〜533万円
512万円
5年後
2031年
461〜570万円
572万円
10年後
2036年
492〜664万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.39%求人賃金の勢い +0.23%AIの影響 -0.18%合計 +2.2%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

金属プレス工の将来性スコア

45/100
★★☆☆☆
ふつう・全職業で388位
AI耐性
44点
参入障壁
26点
年収水準
39点
求人需要
73点
賃金の勢い
19点
人手不足(平均年齢)
44点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

金属プレス工のAI代替リスク

56%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中342位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

金属プレス工の求人需要

有効求人倍率
1.98倍
全職業で144位
求人需要
高い
61/100
求人賃金(月額)
24.9万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
42.7歳
労働時間
167時間/月
5年後の求人数
+7.1%
推定
10年後の求人数
+12.8%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:切断・プレス機のオペレーター(金属・プラスチック)の年収・将来性

金属プレス工に当たるアメリカの職業「切断・プレス機のオペレーター(金属・プラスチック)」(米国の職業分類 51-4031)の年収の中央値は約729万円($46,330・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収458万円の1.6倍です。

日本:金属プレス工アメリカ:切断・プレス機のオペレーター(金属・プラスチック)
年収(日本=平均・米国=中央値)458万円729万円
$46,330
上位10%660万円1,030万円
$65,510
10年後の予想年収572万円912万円
$58,000
将来性スコア4528
AI代替リスク56% 中程度50% 中程度
求人需要求人倍率 1.98倍雇用の増減予測 −10.5%
2025–35・BLS
就業者数—17.1万人
時給(平均)2,097円
最低賃金の1.8倍
3,617円
$23.00
連邦最低賃金の3.2倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技能工の平均月収を国別に比べる

金属プレス工は国際標準職業分類で「技能工」に入ります。133か国・地域の技能工の平均月収を円に直すと、日本は月32.7万円で29位、1位はベルギーの月101万円です。アメリカは月84.6万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は26位です。

1. ベルギー
101万円
2. デンマーク
100万円
3. スイス
99.9万円
4. アイスランド
96.4万円
5. ノルウェー
92.7万円
8. アメリカ
84.6万円
12. フランス
67.9万円
14. ドイツ
65.1万円
15. イギリス
61.6万円
21. 韓国
45.2万円
28. シンガポール
33万円
29. 日本
32.7万円

「技能工」全体の平均で、金属プレス工だけの値ではありません(大工・左官・電気工事士などの建設の職人、溶接工・板金工・整備士、食品・製品づくりの職人など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は39.3万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技能工の世界ランキングを全部見る →

金属プレス工に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
3.1
クオリティチェック
3.0
読解力
2.8
道具、機器、設備の選択
2.7
説明力
2.6
操作と制御
2.6
指導
2.5
複雑な問題解決
2.4

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生産・加工
2.7
機械
2.0
工学
1.4
数学
1.4
設計
1.4
事務処理
1.3
教育訓練
1.3
公衆安全・危機管理
1.2

仕事の中身(よく行う活動)

設備、構造物、材料を検査する機械装置の修理と保守を行う仕事を整理、計画する、優先順序を決める上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る機械、および機械製造のプロセスをコントロールするスケジュールを作成する仕事に関連する知識を更新し、活用する意思決定と問題解決を行う

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

金属プレス工になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。高校等を卒業して入職することが多い。また、他の職業からの中途採用もある。自動化が進みパートタイマー等の採用もある。新規学卒者は、学校、ハローワークの紹介がほとんどである。中途採用は、ハローワーク、新聞、求人広告等で行われている。
 関連資格として厚生労働省が定める技能検定の「金属プレス加工技能士」の資格がある。この他にも技能講習を修了して取得する「プレス機械作業主任者」、「公害防止管理者」などの国家資格も持っていると有利である。こうした資格は、金属プレス工の仕事を何年か続けて経験を積み、仕事に習熟した上で取得することができる。
 機械を操作する上での集中力、仕事に興味を持ち、改善のための工夫や提案を行う意欲的な姿勢が求められる。

金属プレス工のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「金属プレス従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「52 製品製造・加工処理従事者(金属製品)」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。