医療用画像機器組立

医療 職業分類:12_074-04 信頼度 ★★★★☆

別名:医療用電子機器組立工、X 線応用装置組立工、超音波画像診断装置組立工、レーザー応用加工機器組立工、医療用画像機器組立工

診断用X線装置、X線CT装置、磁気共鳴画像診断装置(MRI)、超音波画像診断装置などの医療用画像機器を組み立て、試験・調整する。

平均年収
446万円
レンジ 316〜739万円
最高年収の目安
739万円
上位10% 641万円
5年後の予想年収
490万円推定
2031年
10年後の予想年収
538万円推定
462〜624万円
将来性
37/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
43%
中程度
求人需要
低い
有効求人倍率 0.72倍

仕事内容

診断用X線装置、X線CT装置、診断用核医学装置、磁気共鳴画像診断装置(MRI)、超音波画像診断装置、粒子線治療装置などの医療用画像機器を組み立て、試験・調整する。
 具体的には、部品組立、部分組立、ユニット組立、総合組立、試験・調整、検査、据付作業、アフターサービスなどを行う。
 X線装置の場合は、数多くのユニットや部品から構成されており、工程は多岐にわたる。
 主要ユニットである高圧発生器は鉄心とコイル及び整流器からなる。鉄心は硅素鋼板を巻きつけて接着し、それを機械加工したものに1次コイルと2次コイル及び整流器を組み立てて鉄製容器に収め、絶縁油を充填して完成させる。制御器は高圧発生器に電源を供給するもので、計器類やスイッチ、切替機、タイマーなどを組み立てて配線する。作業には各種治工具を使用する。
 X線管装置の組立作業では、構成部分である陰極、陽極、陽極回転機構、ガラス管などを組み立ててシールし、排気する。このX線管を容器に収め絶縁油を充填した後、高電圧を加えて安定動作の確認を行う。
 透視撮影台の組立作業は、重量物組立であるためクレーン操作や玉掛けの技能が必要になる。
 X線TVカメラの組立は、ニッパやペンチ、ドライバー、はんだごてなどを用いて精密な組立と配線を行い、その後に試験をする。
 ユニットの組立が完成すると、最後に各構成ユニットを組み合わせる総合組立及び総合試験調整を行って、製品を完成させる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 治工具、クレーン、ニッパ、ペンチ、ドライバー、はんだごて

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務先は医療用画像装置製造メーカーである。
 賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。正社員が多く月給制が一般的である。
 製造する装置の安全性と信頼性を保つため、清潔で整理整頓が行き届いた職場環境となっている。
 医療用画像機器の製造は、電機・電子メーカー、計測器メーカーを母体とする企業が主力だが、最近では、画像技術のデジタル化に伴い、コンピュータメーカーやフィルムメーカーなども参入し、業態が多角化している。
 日本の画像医療システムの精度・品質等の技術水準は国際競争力を持っており、グローバルな事業を展開している。今後も診断・治療技術の発展や周辺部品の機能向上によって、新機能製品・改良製品が生まれると予想され、安定した需要が見込まれている。

医療用画像機器組立の年収

医療用画像機器組立の平均年収は446万円(令和7年賃金構造基本統計調査「電気機械器具組立従事者」・全国)。中央値の目安は415万円、年収レンジは316〜739万円、上位10%は641万円です。

平均年収
446万円
中央値(目安)
415万円
最低年収の目安
316万円
未経験・20代前半
上位10%
641万円
最高年収の目安
739万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,161円
短時間労働者 1,238円
最低賃金との比
1.8倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
23.9万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代の医療用画像機器組立の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

医療用画像機器組立の時給2,161円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.8倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
339万円
30代
398万円
40代
448万円
50代
493万円

平均年収と平均年齢(44.1歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
337万円
1〜3年
373万円
3〜5年
410万円
5〜10年
457万円
10年以上
512万円

雇用形態別の年収推定

正社員 446万円パート・アルバイト 187万円フリーランス・自営 468万円契約社員・派遣社員 348万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年409万円———
2022年413万円———
2023年414万円—0.75倍22.6万円
2024年429万円—0.68倍23.3万円
2025年446万円—0.72倍23.9万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

医療用画像機器組立の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在446万円 → 3年後 472万円 → 5年後 490万円 → 10年後 538万円(10年後の予想レンジ 462〜624万円)。年率の伸びは+1.9%と見ています。

446万円
現在
2026年
472万円
3年後
2029年
436〜513万円
490万円
5年後
2031年
441〜545万円
538万円
10年後
2036年
462〜624万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.24%求人賃金の勢い +0.27%AIの影響 +0.05%合計 +1.9%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

医療用画像機器組立の将来性スコア

37/100
★★☆☆☆
低め・全職業で495位
AI耐性
57点
参入障壁
23点
年収水準
34点
求人需要
21点
賃金の勢い
22点
人手不足(平均年齢)
72点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

医療用画像機器組立のAI代替リスク

43%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中245位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

医療用画像機器組立の求人需要

有効求人倍率
0.72倍
全職業で430位
求人需要
低い
21/100
求人賃金(月額)
23.9万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
44.1歳
労働時間
160時間/月
5年後の求人数
+4.3%
推定
10年後の求人数
+7.7%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:電気機械の組立工の年収・将来性

医療用画像機器組立に当たるアメリカの職業「電気機械の組立工」(米国の職業分類 51-2023)の年収の中央値は約0万円(—・1ドル157.25円で換算)。

日本:医療用画像機器組立アメリカ:電気機械の組立工
年収(日本=平均・米国=中央値)446万円—
上位10%641万円—
10年後の予想年収538万円—
将来性スコア3742
AI代替リスク43% 中程度51% 中程度
求人需要求人倍率 0.72倍雇用の増減予測 —
・BLS
就業者数——
時給(平均)2,161円
最低賃金の1.8倍
—
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:機械操作・組立・運転の平均月収を国別に比べる

医療用画像機器組立は国際標準職業分類で「機械操作・組立・運転」に入ります。133か国・地域の機械操作・組立・運転の平均月収を円に直すと、日本は月35.9万円で24位、1位はスイスの月105万円です。アメリカは月74.5万円で日本の2.1倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は22位です。

1. スイス
105万円
2. デンマーク
101万円
3. ベルギー
99.3万円
4. ノルウェー
90万円
5. アイスランド
86.9万円
10. アメリカ
74.5万円
13. フランス
61.7万円
14. ドイツ
60.9万円
16. イギリス
56.6万円
19. 韓国
46.2万円
24. 日本
35.9万円
36. シンガポール
25.2万円

「機械操作・組立・運転」全体の平均で、医療用画像機器組立だけの値ではありません(工場の機械オペレーター・組立工、トラック・バス・タクシー運転手、建設機械の運転など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は42万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。機械操作・組立・運転の世界ランキングを全部見る →

医療用画像機器組立に必要なスキル・資格

必要な知識

生産・加工
2.3
機械
1.9
医学・歯学
1.7
工学
1.7
事務処理
1.3
顧客サービス・対人サービス
1.3
コンピュータと電子工学
1.2
数学
1.1

仕事の中身(よく行う活動)

意思決定と問題解決を行うクオリティを判断する法律や規定、基準を適用する上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る仕事を整理、計画する、優先順序を決めるスケジュールを作成するコンピュータを用いて作業を行う目標と戦略を策定する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

医療用画像機器組立になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、工業高校や電気・電子・機械・情報などの専門学校、大学等を卒業して入職する人が多い。多くの企業では、計画的に新規学卒者を採用している。一般に募集は学校やハローワークを通じて行われる。中途採用も行われ、募集はハローワークのほか、求人広告なども使われている。
 医療機器の中でも放射線を取り扱う職場では、国家資格の「エックス線作業主任者」や「第2種放射線取扱主任者」が必要となるが、入職後に社内教育を経て受験機会を得るのが一般的である。これらの資格を取得すると、医療現場での据付けやメンテナンスの分野での仕事も可能となる。
 入職後に職場ごとに研修等が行われるが、医療機器には超音波装置のような携帯・移動型機器から磁気共鳴画像診断装置や粒子線治療装置のような大型機器に至るまで多様な機種があり、組立作業も簡単な作業から高度な技能・技術を要するものまで幅広くある。工学系の基礎知識の他、各種の医療機器に関連する規格(国際、日本、業界)の知識も必要となる。

医療用画像機器組立のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「電気機械器具組立従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「54 機械組立従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。