動画制作

映像 職業分類:03_020-99 信頼度 ★★★★★

別名:動画制作者、動画編集者

動画を撮影し作品として制作する。

平均年収
583万円
レンジ 393〜1,011万円
最高年収の目安
1,011万円
上位10% 868万円
5年後の予想年収
662万円推定
2031年
10年後の予想年収
750万円推定
645〜871万円
将来性
50/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
54%
中程度
求人需要
ふつう
有効求人倍率 0.77倍

仕事内容

動画を撮影し作品として制作する。この制作には2つのパターンがある。一つは自らテーマを決めて動画を撮影し、動画共有サイトにアップするものである。もう一つはクライアントの依頼に基づき動画を制作するものである。
 動画共有サイトにアップする場合は、できるだけ多くの視聴者に視聴して貰うために、独自性に富んだ、興味深く、関心を惹く動画を制作することが重要である。ユニークな企画を立て、撮影方法や編集を工夫し、他にないような作品にすることが求められる。アップした動画の再生回数が少ない場合でも、動画をコンスタントに制作しアップし続けることで、視聴者の増加に繋がることもある。
 動画制作に必要な機材には、パソコンや撮影用カメラ、編集用・加工用ソフトなどが挙げられる。最近では、スマートフォンが高性能になり、簡易な動画であればこれ1台で撮影、加工、アップまでできる。質の高い動画を制作するためには、これらの機材以上に動画制作のセンスと技術が求められる。投稿する動画がゲームの実況であれば、ゲームに関するルールや知識を基に、意外性があり、視聴者がワクワクするようなトークや編集を心がけなくてはならない。また、再生回数が伸びるよう、SNSやブログなどでも発信し、視聴増加につなげるようにする。
 クライアントから発注を受けて動画を制作する場合を、仕事の流れに沿ってみると、まず、クライアントや広告会社と打合せ、契約を交わす。キックオフミーティング等でクリエーターも交えて、クライアントのニーズを把握し、企画を作る。企画が固まったら、シナリオを作成し、クライアントに提案して、合意を得る。その後、動画の撮影、編集、ナレーションの収録を行って、動画として仕上げ、クライアントのチェックを受ける。必要であれば、調整、修正等を行い、作品として完成させ、納入する、という流れになる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 撮影用カメラ、スマートフォン、画像等編集ソフト(Photoshop、GIMP等)、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

クライアントから発注を受ける動画制作の場合、クライアントや広告会社は大都市に集中しているため、多くはその周辺に集まっている。地方で活動している場合は、通常は関係者とはメールやビデオ会議で対応し、必要があれば出向いて、打合せや会議を行っている。
 映像制作会社で雇用され、就業している者もいるが、フリーランスで活動している者も多い。副業として動画制作をしている人もいる。フリーランスの場合、収入の変動が大きく、個人差も大きい。仕事の繁閑も個人差が大きい。
 動画制作者としてサイトに登録し、仕事を受注する方法も出てきている。
 マーケティングに影響力のある動画制作のインフルエンサーは広告業界も注目している。中にはタレントのような活動をする人も出てきている。若者を中心に、テレビを見ないで、ネットで動画を視聴するようになっている今日、動画制作は新たな仕事、新たな収入を得る手段の一つとして、広がっていくと考えられる。

動画制作の年収

動画制作の平均年収は583万円(令和7年賃金構造基本統計調査「他に分類されない専門的職業従事者」・全国)。中央値の目安は542万円、年収レンジは393〜1,011万円、上位10%は868万円です。

平均年収
583万円
中央値(目安)
542万円
最低年収の目安
393万円
未経験・20代前半
上位10%
868万円
最高年収の目安
1,011万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,876円
短時間労働者 2,086円
最低賃金との比
2.4倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
25.7万円
前年度比 +1.2万円

あなたの年収は、同じ年代の動画制作の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

動画制作の時給2,876円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.4倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
441万円
30代
528万円
40代
604万円
50代
672万円

平均年収と平均年齢(41.7歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
433万円
1〜3年
483万円
3〜5年
533万円
5〜10年
598万円
10年以上
674万円

雇用形態別の年収推定

正社員 583万円パート・アルバイト 245万円フリーランス・自営 612万円契約社員・派遣社員 455万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年584万円———
2022年580万円———
2023年551万円—0.92倍23.8万円
2024年591万円—0.81倍24.5万円
2025年583万円—0.77倍25.7万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

動画制作の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在583万円 → 3年後 629万円 → 5年後 662万円 → 10年後 750万円(10年後の予想レンジ 645〜871万円)。年率の伸びは+2.5%と見ています。

583万円
現在
2026年
629万円
3年後
2029年
581〜685万円
662万円
5年後
2031年
596〜737万円
750万円
10年後
2036年
645〜871万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.21%求人賃金の勢い +1.08%AIの影響 -0.12%合計 +2.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

動画制作の将来性スコア

50/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で285位
AI耐性
46点
参入障壁
38点
年収水準
71点
求人需要
28点
賃金の勢い
93点
人手不足(平均年齢)
29点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

動画制作のAI代替リスク

54%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中324位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

動画制作の求人需要

有効求人倍率
0.77倍
全職業で375位
求人需要
ふつう
43/100
求人賃金(月額)
25.7万円
前年度比 +1.2万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
41.7歳
労働時間
158時間/月
5年後の求人数
+3.8%
推定
10年後の求人数
+6.9%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:映像編集者の年収・将来性

動画制作に当たるアメリカの職業「映像編集者」(米国の職業分類 27-4032)の年収の中央値は約1,186万円($75,420・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収583万円の2.0倍です。

日本:動画制作アメリカ:映像編集者
年収(日本=平均・米国=中央値)583万円1,186万円
$75,420
上位10%868万円2,336万円
$148,550
10年後の予想年収750万円1,532万円
$97,400
将来性スコア5059
AI代替リスク54% 中程度63% 高い
求人需要求人倍率 0.77倍雇用の増減予測 +3.7%
2025–35・BLS
就業者数—2.6万人
時給(平均)2,876円
最低賃金の2.4倍
6,447円
$41.00
連邦最低賃金の5.7倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学士号(大卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技術者・准専門職の平均月収を国別に比べる

動画制作は国際標準職業分類で「技術者・准専門職」に入ります。132か国・地域の技術者・准専門職の平均月収を円に直すと、日本は月39.2万円で33位、1位はルクセンブルクの月150万円です。アメリカは月102万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は29位です。

1. ルクセンブルク
150万円
2. スイス
124万円
3. デンマーク
122万円
4. ノルウェー
116万円
5. ベルギー
115万円
6. アメリカ
102万円
14. フランス
75.1万円
15. ドイツ
75万円
16. イタリア
73.5万円
17. イギリス
65.6万円
24. シンガポール
48.2万円
33. 日本
39.2万円

「技術者・准専門職」全体の平均で、動画制作だけの値ではありません(医療技術者(臨床検査技師・放射線技師など)、技術者の補助、営業職、不動産仲介、パイロット・航海士など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は49.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技術者・准専門職の世界ランキングを全部見る →

動画制作に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.9
読解力
4.5
文章力
4.5
説明力
4.5
他者との調整
4.3
他者の反応の理解
4.2
説得
4.2
交渉
3.9

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

芸術
3.2
コミュニケーションとメディア
3.1
日本語の語彙・文法
2.2
顧客サービス・対人サービス
1.7
事務処理
1.7
通信技術
1.6
販売・マーケティング
1.4
外国語の語彙・文法
1.4

仕事の中身(よく行う活動)

創造的に考えるクオリティを判断するスケジュールを作成する仕事に関連する知識を更新し、活用する組織外の人々とコミュニケーションを取るコンピュータを用いて作業を行う意思決定と問題解決を行う仕事を整理、計画する、優先順序を決める

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

動画制作になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

クライアントから発注を受ける動画制作には、特に学歴や資格は求められないが、多くの場合、映像系の学校を卒業し、映像制作会社に入る。その映像制作会社で経験を積み、独立するという例が多い。最近では、学生のうちから動画制作の経験を重ね、そのままプロを目指すという道もある。ただし、独立したり、フリーランスとなる場合は、映像の技術とともに、業界関係者と幅広いつながりを持つことが仕事をする上では重要である。
 クライアント、広告会社等関係者と十分なコミュニケーションをとり、クライアントの要望をよく理解し、期待に応える技術力、納期までに仕上げる責任感が必要である。時流が分る感性や制作に対する熱意、満足できるまで制作を続ける根気も重要である。外国語の動画は増えているが、翻訳は外注してしまうため、制作自体には語学は必ずしも求められない。
 一人前となるには、経験年数だけでなく、感性やセンスがクライアントなど業界に認められ、コンスタントな受注件数を確保し、条件の良い仕事を受注できることが必要である。
 動画共有サイトで広告収入を得るには、総再生時間や視聴者数の基準に基づいた審査を受けて、認められることが必要なところもある。
 技術面、機材等で動画制作者を支援し、仕事を仲介したり、その人が動画共有サイトで人気が出るようにする会社も出てきている。

動画制作のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「他に分類されない専門的職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「24 その他の専門的職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。