アートディレクター

映像 職業分類:03_020-99 信頼度 ★★★★★

広告などを制作するにあたり、ビジュアルデザインを中心にとりまとめを行う。

平均年収
583万円
レンジ 393〜1,011万円
最高年収の目安
1,011万円
上位10% 868万円
5年後の予想年収
658万円推定
2031年
10年後の予想年収
742万円推定
638〜861万円
将来性
53/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
58%
中程度
求人需要
ふつう
有効求人倍率 0.77倍

仕事内容

広告などを制作するにあたり、ビジュアルデザインを中心にとりまとめを行う。
 街頭や電車内のポスター、新聞・雑誌の広告ページ、Webサイト、チラシなどの媒体を使って、情報をいかに分かりやすく効果的に伝えるかを考え、企画から印刷、またサイト掲載までの作業を取りまとめる。
 テレビCMやWebサイト全体等、広告全体を指揮する人を広告ディレクター(クリエイティブディレクター)といい、その下でビジュアルデザインのとりまとめをする人がアートディレクターである。
 まず発注者の意向に応じて、デザイナー、イラストレーター、カメラマンなどのスタッフを選び、媒体、内容、表現方法などを企画・立案し、発注者にプレゼンテーションして了解を得る。
 企画決定後は、撮影に立ち会ったり、デザインの修正指示などをしながら、完成までまとめ役をする。テレビのコマーシャルなど映像媒体で仕事をする場合もある。紙媒体の場合は、作成した原稿等をデータで印刷会社に渡し、印刷方法や注意点を指示する。校正を行い、発注者のチェックを受け、必要であれば修正し、印刷、納品する。Webサイトの場合は画面として作成し、発注者のチェックを受け、必要であれば修正し、納品する。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 イラスト、デザイン作成ソフト(Illustrator、Clip Studio等)、画像等編集ソフト(Photoshop、GIMP等)、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務先は広告制作会社、デザイン事務所等であり、職場は広告、出版の仕事が集中する大都市が多い。独立してフリーランスで活動している場合もある。数百人のスタッフを抱えている大規模の会社から、ディレクターのほか数名のデザイナーで運営されているデザイン事務所まで様々である。規模の大きい会社ではデザインチームのリーダーとして働いているのに対し、フリーランスの場合はデザイナーやイラストレーターを兼ねていることが多い。
 就業者は男性が多いが、女性も増えている。
 受注から納品までのスケジュールがまちまちで、納期に追われることも多いため、勤務時間は不規則になりがちである。
 時代の変化に合わせて人々のニーズを的確に捉えることが求められており、ビジュアルデザインの方向性を統括する仕事の役割が重要となっている。

アートディレクターの年収

アートディレクターの平均年収は583万円(令和7年賃金構造基本統計調査「他に分類されない専門的職業従事者」・全国)。中央値の目安は542万円、年収レンジは393〜1,011万円、上位10%は868万円です。

平均年収
583万円
中央値(目安)
542万円
最低年収の目安
393万円
未経験・20代前半
上位10%
868万円
最高年収の目安
1,011万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,876円
短時間労働者 2,086円
最低賃金との比
2.4倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
25.7万円
前年度比 +1.2万円

あなたの年収は、同じ年代のアートディレクターの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

アートディレクターの時給2,876円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.4倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
441万円
30代
528万円
40代
604万円
50代
672万円

平均年収と平均年齢(41.7歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
433万円
1〜3年
483万円
3〜5年
533万円
5〜10年
598万円
10年以上
674万円

雇用形態別の年収推定

正社員 583万円パート・アルバイト 245万円フリーランス・自営 612万円契約社員・派遣社員 455万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年584万円———
2022年580万円———
2023年551万円—0.92倍23.8万円
2024年591万円—0.81倍24.5万円
2025年583万円—0.77倍25.7万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

アートディレクターの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在583万円 → 3年後 627万円 → 5年後 658万円 → 10年後 742万円(10年後の予想レンジ 638〜861万円)。年率の伸びは+2.4%と見ています。

583万円
現在
2026年
627万円
3年後
2029年
579〜682万円
658万円
5年後
2031年
593〜733万円
742万円
10年後
2036年
638〜861万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.21%求人賃金の勢い +1.08%AIの影響 -0.24%合計 +2.4%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

アートディレクターの将来性スコア

53/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で226位
AI耐性
42点
参入障壁
85点
年収水準
71点
求人需要
28点
賃金の勢い
93点
人手不足(平均年齢)
29点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

アートディレクターのAI代替リスク

58%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中356位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

アートディレクターの求人需要

有効求人倍率
0.77倍
全職業で375位
求人需要
ふつう
43/100
求人賃金(月額)
25.7万円
前年度比 +1.2万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
41.7歳
労働時間
158時間/月
5年後の求人数
+3.2%
推定
10年後の求人数
+5.8%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:アートディレクターの年収・将来性

アートディレクターに当たるアメリカの職業「アートディレクター」(米国の職業分類 27-1011)の年収の中央値は約1,806万円($114,850・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収583万円の3.1倍です。

日本:アートディレクターアメリカ:アートディレクター
年収(日本=平均・米国=中央値)583万円1,806万円
$114,850
上位10%868万円3,350万円
$213,050
10年後の予想年収742万円2,360万円
$150,100
将来性スコア5369
AI代替リスク58% 中程度60% 中程度
求人需要求人倍率 0.77倍雇用の増減予測 +4.2%
2025–35・BLS
就業者数—5.3万人
時給(平均)2,876円
最低賃金の2.4倍
9,750円
$62.00
連邦最低賃金の8.6倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学士号(大卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技術者・准専門職の平均月収を国別に比べる

アートディレクターは国際標準職業分類で「技術者・准専門職」に入ります。132か国・地域の技術者・准専門職の平均月収を円に直すと、日本は月39.2万円で33位、1位はルクセンブルクの月150万円です。アメリカは月102万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は29位です。

1. ルクセンブルク
150万円
2. スイス
124万円
3. デンマーク
122万円
4. ノルウェー
116万円
5. ベルギー
115万円
6. アメリカ
102万円
14. フランス
75.1万円
15. ドイツ
75万円
16. イタリア
73.5万円
17. イギリス
65.6万円
24. シンガポール
48.2万円
33. 日本
39.2万円

「技術者・准専門職」全体の平均で、アートディレクターだけの値ではありません(医療技術者(臨床検査技師・放射線技師など)、技術者の補助、営業職、不動産仲介、パイロット・航海士など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は49.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技術者・准専門職の世界ランキングを全部見る →

アートディレクターに必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
5.3
説明力
5.2
他者との調整
5.1
文章力
5.0
読解力
4.8
説得
4.8
交渉
4.6
指導
4.5

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

芸術
3.9
コミュニケーションとメディア
3.2
販売・マーケティング
2.7
日本語の語彙・文法
2.7
顧客サービス・対人サービス
2.5
社会学
2.1
事務処理
2.1
外国語の語彙・文法
2.0

仕事の中身(よく行う活動)

クオリティを判断する創造的に考える仕事に関連する知識を更新し、活用するスケジュールを作成する情報を取得する仕事を整理、計画する、優先順序を決める情報の整理と検知を行う目標と戦略を策定する

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★☆ やや難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

アートディレクターになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に資格は必要とされないが、デザインの知識と経験が不可欠となる。ほとんどの場合、大学や専門学校等で基本的な技術や手法を学び、広告制作会社などでデザイナーとしての経験を積み、アートディレクターとして活動する。
 フリーのアートディレクターとして独立する人もいる。
 デザイン能力に加えて、新しいアイディアを生み出す企画・表現力、多くのスタッフに適切な指示を与える能力、予算やスケジュールの管理能力、発注者に対するプレゼンテーション能力などが必要になる。また、時代の変化をとらえる力や人々の心をとらえるビジュアルを作り出す表現力が求められる。

アートディレクターのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「他に分類されない専門的職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「24 その他の専門的職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。