配管工

建設 職業分類:14_091-06 信頼度 ★★★★★

別名:ガス配管工、空調配管工、航空機配管工、水道配管工、スチーム配管工、船舶配管工、鉄道車両配管工、配管修理工

給水管、排水管、ガス管、冷暖房換気設備、消火設備、排水処理施設、空気清浄装置などの配管工事をする。

平均年収
523万円
レンジ 361〜889万円
最高年収の目安
889万円
上位10% 767万円
5年後の予想年収
620万円推定
2031年
10年後の予想年収
735万円推定
632〜854万円
将来性
69/100
★★★☆☆ 高い
AI代替リスク
11%
非常に低い
求人需要
非常に高い
有効求人倍率 4.37倍

仕事内容

住居や工場、事務所には給水管、排水管、ガス管、冷暖房換気装置、消火設備、排水処理施設や空気清浄装置などが必ず設けられているが、その配管工事を行う。
 配管工は給水、排水などの配管を専門に施工する衛生配管工と、冷暖房などの配管を行う空調配管工に大別される。
 両者とも、冷温水、蒸気、油などの流体を必要な場所へ送るために、管を切断したり、ねじ切りしたり、曲げたりして加工し、継手でつなぎ、弁などの付属品とともに所定の位置に取り付ける作業を行う。管の材料は、鋼、鋳鉄、銅、合成樹脂及びそれらの組合せなどがあり、管の接合法には、ねじ接合、溶接、接着などの方法がある。
 衛生配管工は各種ポンプ、給湯機などの機械回りの配管、浴槽や便器、洗面化粧台をはじめ、各種衛生器具などの取り付け及びスプリンクラーなどのいわゆる消火設備の取付・配管作業を行う。
 空調配管工はボイラー、冷凍機、空調機などの機械の据え付け、機械回り溶接配管などを行うほか、送風機や空気清浄機の据え付け、保守も行う。
 配管工には、管工事業を自営している人と、企業に勤務している人とがあり、自営や企業内で管理的な立場にあるときには、資材の手配、作業員の手配なども重要な仕事になる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

各地の建設工事現場で作業をするため働く場所は一定ではなく、数カ月から1~2年で建築物が完成すると、次の新たな工事を手がけることになる。毎日の作業も、建物の中を移動しながら行う。
 就業者のほとんどが男性であり、女性は約2%と少数となっている(2016年2月時点*)。
 賃金は、日給月給制が多い。労働時間は建設業の他職種と比べて大差ない。週休2日制を進めている会社が多い。
 戸外の作業があるため、天候などによって工程に遅れを生じた場合や建物完成直前の一時期は、超過勤務や休日勤務になることもあるが、機械化が進み、天候に左右されない工夫が取られている。
 新しい工法も開発され、効率化が進み、配管作業に伴う身体的負担は軽減されている。
 また、水道管の老朽化や耐震化の遅れを改善する等の対策として、2018年に成立した水道法の改正に伴い、各地方自治体等が水道管の代替工事等を発注する件数が増加するものと見込まれ、配管工の需要が増加するとみられている。

*一般社団法人日本建設業連合会、女性技能者の現況等に関するアンケート調査結果

配管工の年収

配管工の平均年収は523万円(令和7年賃金構造基本統計調査「配管従事者」・全国)。中央値の目安は486万円、年収レンジは361〜889万円、上位10%は767万円です。

平均年収
523万円
中央値(目安)
486万円
最低年収の目安
361万円
未経験・20代前半
上位10%
767万円
最高年収の目安
889万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,477円
短時間労働者 1,794円
最低賃金との比
2.1倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
28.8万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代の配管工の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

配管工の時給2,477円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.1倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
395万円
30代
469万円
40代
533万円
50代
590万円

平均年収と平均年齢(42.9歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
391万円
1〜3年
435万円
3〜5年
479万円
5〜10年
536万円
10年以上
602万円

雇用形態別の年収推定

正社員 523万円パート・アルバイト 220万円フリーランス・自営 549万円契約社員・派遣社員 408万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年471万円———
2022年485万円———
2023年513万円—4.82倍27.4万円
2024年486万円—4.59倍28万円
2025年523万円—4.37倍28.8万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

配管工の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在523万円 → 3年後 579万円 → 5年後 620万円 → 10年後 735万円(10年後の予想レンジ 632〜854万円)。年率の伸びは+3.5%と見ています。

523万円
現在
2026年
579万円
3年後
2029年
535〜630万円
620万円
5年後
2031年
559〜691万円
735万円
10年後
2036年
632〜854万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +1.0%求人賃金の勢い +0.37%AIの影響 +0.29%合計 +3.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

配管工の将来性スコア

69/100
★★★☆☆
高い・全職業で31位
AI耐性
89点
参入障壁
65点
年収水準
50点
求人需要
94点
賃金の勢い
31点
人手不足(平均年齢)
45点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

配管工のAI代替リスク

11%
非常に低い
AIに奪われにくい順で全職業中31位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

配管工の求人需要

有効求人倍率
4.37倍
全職業で31位
求人需要
非常に高い
80/100
求人賃金(月額)
28.8万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
42.9歳
労働時間
165時間/月
5年後の求人数
+24.2%
推定
10年後の求人数
+43.6%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:配管工の年収・将来性

配管工に当たるアメリカの職業「配管工」(米国の職業分類 47-2152)の年収の中央値は約1,003万円($63,800・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収523万円の1.9倍です。

日本:配管工アメリカ:配管工
年収(日本=平均・米国=中央値)523万円1,003万円
$63,800
上位10%767万円1,705万円
$108,420
10年後の予想年収735万円1,411万円
$89,700
将来性スコア6976
AI代替リスク11% 非常に低い7% 非常に低い
求人需要求人倍率 4.37倍雇用の増減予測 +6.8%
2025–35・BLS
就業者数—46.6万人
時給(平均)2,477円
最低賃金の2.1倍
5,346円
$34.00
連邦最低賃金の4.7倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技能工の平均月収を国別に比べる

配管工は国際標準職業分類で「技能工」に入ります。133か国・地域の技能工の平均月収を円に直すと、日本は月32.7万円で29位、1位はベルギーの月101万円です。アメリカは月84.6万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は26位です。

1. ベルギー
101万円
2. デンマーク
100万円
3. スイス
99.9万円
4. アイスランド
96.4万円
5. ノルウェー
92.7万円
8. アメリカ
84.6万円
12. フランス
67.9万円
14. ドイツ
65.1万円
15. イギリス
61.6万円
21. 韓国
45.2万円
28. シンガポール
33万円
29. 日本
32.7万円

「技能工」全体の平均で、配管工だけの値ではありません(大工・左官・電気工事士などの建設の職人、溶接工・板金工・整備士、食品・製品づくりの職人など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は39.3万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技能工の世界ランキングを全部見る →

配管工に必要なスキル・資格

必要スキル

修理
3.7
傾聴力
3.7
読解力
3.5
説明力
3.5
道具、機器、設備の選択
3.4
指導
3.2
他者との調整
3.0
文章力
2.9

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

建築・建設
3.0
機械
2.4
設計
2.0
数学
1.8
事務処理
1.7
人事労務管理
1.5
顧客サービス・対人サービス
1.4
工学
1.4

仕事の中身(よく行う活動)

仕事を整理、計画する、優先順序を決める人間関係を構築し、維持するスケジュールを作成する手と腕を使って物を取り扱い動かす組織外の人々とコミュニケーションを取る法律や規定、基準を適用する仕事に関連する知識を更新し、活用する全身を使って身体的な活動を行う

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

配管工になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。入職して働きながら技能を身につけていくか、職業訓練校で所定の課程を修了した後に入職する。
 関連する資格として厚生労働省の定める技能検定の「配管技能士」や「給水装置工事主任技術者」があり、資格を取得すると技術の証明となる。また、請負代金の額が4,000万円以上 (建築一式工事の場合は6,000万円以上)の建設現場に1名以上配置が義務付けられている「管工事施工管理技士」、溶接作業を行うために必要な「ガス溶接技能者」、消火栓設備の配管に関連する「消防設備士」の資格を取得すると、仕事の幅が広がる。
 建築物は図面に基づいて様々な技能者の連携作業によって完成されるので、平面上に描かれた図面を立体としてとらえる能力や、関連する工事の手順についての知識が求められる。また、建築物は建築基準法、消防法など多くの法律の規制を受けるため、配管にかかわる法律の基本的な事項を身につけておく必要がある。

配管工のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「配管従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「66 建設従事者(建設躯体工事従事者を除く)」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。