セキュリティエキスパート(デジタルフォレンジック)になるには必要な資格・スキル・学歴と、未経験からのステップ

IT・エンジニア 信頼度 ★★★★★

平均年収
610万円
レンジ 407〜1,066万円
最高年収の目安
1,066万円
上位10% 914万円
5年後の予想年収
679万円推定
2031年
10年後の予想年収
757万円推定
651〜879万円
将来性
47/100
★★☆☆☆ ふつう
AI代替リスク
55%
中程度
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.45倍

セキュリティエキスパート(デジタルフォレンジック)になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

2000年に入ってから生まれた職業であり、まだ定型的な入職ルートはない。高専や専門学校で情報系を学んだ者も、大学卒や大学院卒も居る。理系をイメージするが文系も多い。セキュリティ・キャンプ(学生に対して情報セキュリティに関する高度な教育を実施し、次代を担う情報セキュリティ人材を発掘・育成するために情報処理推進機構が実施している事業)に参加した学生は、このような分野に関心があり知識があるとして採用されることもある。
 システム開発、システムの運用、脆弱性診断を行ってきた者がデジタルフォレンジックの仕事に移ってくることもある。同業他社からの移動もある。
 新卒採用の場合、社会人の基礎、コンピュータの基礎から始まり、デジタルフォレンジックを実践的に学ぶ半年程度の研修があることが多い。研修後、関係部門に配属され、デジタルデータの保全など基礎となる作業を行い、その後、先輩社員と一緒に実際の案件を調査・分析する。徐々に独り立ちできるよう、チームの中で仕事をしながら知識を広め、スキルを高めていく。2年目以降はプレゼンテーション等ビジネススキルを高める研修、より高度なデジタルフォレンジックに関係する知識・技術の研修、また、プロジェクトを進めていくための研修等がある。これら研修は社内で行うものと外部の研修に参加するものがある。中途採用は即戦力が求められ、得意な分野を活かし配属される。
 関連する免許資格として国際的なデジタルフォレンジックのスキル認証があり、仕事をしながら資格取得を目指す人もいる。情報処理推進機構の試験の中では「情報処理安全確保支援士」(登録セキスぺ)が関係し、資格取得の支援制度がある会社もある。
 新しい仕事ということもあり、社内のキャリアコースは固まっていないが、技術を磨いてチーム内の技術リーダー的な役割を担うようになる者もいれば、グループをまとめるマネジメント的な役割を担う者もいる。または、デジタルフォレンジックの経験を活かし、インシデントハンドラー(インシデント全体を担当する責任者)、EDR分析アナリスト(EDRはEndpoint Detection and Responseであり、ユーザーが利用するパソコン等における不審な動きを検知・分析し、対処する)、セキュリティコンサルタント、セキュリティ関連の講師等になる者もいる。
 コンピュータ、ネットワーク、クラウドの構築・運用の知識、マルウェア解析、攻撃手法の知識、スレットインテリジェンス(Threat Intelligence:セキュリティの脅威について収集・分析した情報とそれに対する洞察)、また、ペネトレーションテスト、脆弱性診断などに関する知識とスキル、そして、エンドポイント、ネットワーク、クラウドなどのセキュリティ対策の知識とスキルが求められる。情報セキュリティに関する最新情報は海外発信が多いことから、英語の記事を読む力も求められる。新しいシステムや新しい攻撃手法等が次々に登場する中、常に探求心、向上心を持つことも求められる。不正会計に関するデジタルフォレンジックの場合は公認会計士の専門知識が必要になることもある。
 この仕事では調査・分析のスキル以上に、高い倫理観と使命感が求められる。顧客の機密情報や個人情報を扱い、分析結果は顧客企業のその後に影響したり、裁判の行方に関係したりと、大きな社会的な影響がある。

セキュリティエキスパート(デジタルフォレンジック)に必要なスキル・資格

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

セキュリティエキスパート(デジタルフォレンジック)のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の情報処理・通信技術者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「10 情報処理・通信技術者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2021。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。