自動車営業

営業 職業分類:07_048-05 信頼度 ★★★★★

別名:自動車販売営業員、中古自動車販売員

自動車メーカー別の販売会社(ディーラー)で、顧客の好みに合わせて自社の自動車を販売する。

平均年収
586万円
レンジ 395〜1,016万円
最高年収の目安
1,016万円
上位10% 872万円
5年後の予想年収
669万円推定
2031年
10年後の予想年収
763万円推定
656〜886万円
将来性
52/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
47%
中程度
求人需要
高い
有効求人倍率 2.13倍

仕事内容

ここでは新車を販売する営業について記述する。
 自動車メーカー別の販売会社(ディーラー)で、顧客の好みに合わせて自社の自動車を販売する。
 自動車営業は、配属された販売担当地域において、自社の車を購入し使用している顧客の挨拶まわり、来店客の自宅への訪問、新旧の顧客への新車試乗会の案内などを行い、「お得意様」 を増やしていく。車は高価な買い物であるため、適切な助言とサービスで顧客の信頼を得ることが重要となる。また、来店客の比重が高まってきているため、店頭での商品説明や情報提供、販売も行う。
 顧客が購入を決めたら、注文書及び売買契約書を作成し、受注車両の在庫を確認して登録納車予定日を決める。顧客の要望に応じて、自動車登録の申請代行、自動車関係諸税の納付手続、自賠責保険・自動車任意保険の付保手続を行う。買い換えの場合は、下取り車の査定を行い、関係書類を作成する。その後、新車の整備状況を確認し、付属品、ナンバー取り付けをした後、顧客の指定した場所で納品し、代金を回収する。
 自動車の購入は「買い換え」が一般的であるため、既納顧客のフォローを十分に行い、次の販売に結びつけることが重要となる。このため、販売会社では顧客情報の管理が行われており、車の買い換え時期を見はからって効率のよいセールス活動ができるよう営業の支援を行っている。
 環境問題を重視する消費者もおり、使用済み自動車の処理、車の排出ガスや騒音規制に対する改良、省資源・省エネ対策、代替エネルギーを利用した自動車など、新しい技術や商品の知識が求められる。また、車に対する顧客の生の声を自動車メーカーにフィードバックすることも大切な仕事である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

ディーラー(販売会社)は全国に存在するため、自動車営業の職場も全国に広がっている。
 賃金は月給制で、固定給と実績給の組み合わせになっているのが一般的で、営業成績が高ければ、その分多くの手当がつくことになる。
 営業は単独で行動する場合が多く、訪問先・帰社時刻等の決定が本人に委ねられている場合が多い。また、休日については、土日祝日の営業が一般化しているため、交替制で休みを取る場合が多い。

自動車営業の年収

自動車営業の平均年収は586万円(令和7年賃金構造基本統計調査「自動車営業職業従事者」・全国)。中央値の目安は545万円、年収レンジは395〜1,016万円、上位10%は872万円です。

平均年収
586万円
中央値(目安)
545万円
最低年収の目安
395万円
未経験・20代前半
上位10%
872万円
最高年収の目安
1,016万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,727円
短時間労働者 2,014円
最低賃金との比
2.3倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
28.1万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代の自動車営業の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

自動車営業の時給2,727円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.3倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
453万円
30代
542万円
40代
620万円
50代
690万円

平均年収と平均年齢(39.9歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
434万円
1〜3年
485万円
3〜5年
535万円
5〜10年
601万円
10年以上
677万円

雇用形態別の年収推定

正社員 586万円パート・アルバイト 246万円フリーランス・自営 615万円契約社員・派遣社員 457万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年523万円———
2022年540万円———
2023年533万円—2.15倍26.6万円
2024年594万円—2.20倍27.3万円
2025年586万円—2.13倍28.1万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

自動車営業の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在586万円 → 3年後 634万円 → 5年後 669万円 → 10年後 763万円(10年後の予想レンジ 656〜886万円)。年率の伸びは+2.7%と見ています。

586万円
現在
2026年
634万円
3年後
2029年
586〜690万円
669万円
5年後
2031年
602〜745万円
763万円
10年後
2036年
656〜886万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.46%求人賃金の勢い +0.4%AIの影響 +0.02%合計 +2.7%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

自動車営業の将来性スコア

52/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で241位
AI耐性
53点
参入障壁
16点
年収水準
74点
求人需要
76点
賃金の勢い
33点
人手不足(平均年齢)
16点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

自動車営業のAI代替リスク

47%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中275位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

自動車営業の求人需要

有効求人倍率
2.13倍
全職業で128位
求人需要
高い
66/100
求人賃金(月額)
28.1万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
39.9歳
労働時間
164時間/月
5年後の求人数
+9.5%
推定
10年後の求人数
+17.2%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:販売員(小売店)の年収・将来性

自動車営業に当たるアメリカの職業「販売員(小売店)」(米国の職業分類 41-2031)の年収の中央値は約557万円($35,410・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収586万円の1.0倍です。

日本:自動車営業アメリカ:販売員(小売店)
年収(日本=平均・米国=中央値)586万円557万円
$35,410
上位10%872万円753万円
$47,890
10年後の予想年収763万円739万円
$47,000
将来性スコア5240
AI代替リスク47% 中程度39% 低い
求人需要求人倍率 2.13倍雇用の増減予測 −0.3%
2025–35・BLS
就業者数—389.8万人
時給(平均)2,727円
最低賃金の2.3倍
2,673円
$17.00
連邦最低賃金の2.3倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学歴不問

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技術者・准専門職の平均月収を国別に比べる

自動車営業は国際標準職業分類で「技術者・准専門職」に入ります。132か国・地域の技術者・准専門職の平均月収を円に直すと、日本は月39.2万円で33位、1位はルクセンブルクの月150万円です。アメリカは月102万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は29位です。

1. ルクセンブルク
150万円
2. スイス
124万円
3. デンマーク
122万円
4. ノルウェー
116万円
5. ベルギー
115万円
6. アメリカ
102万円
14. フランス
75.1万円
15. ドイツ
75万円
16. イタリア
73.5万円
17. イギリス
65.6万円
24. シンガポール
48.2万円
33. 日本
39.2万円

「技術者・准専門職」全体の平均で、自動車営業だけの値ではありません(医療技術者(臨床検査技師・放射線技師など)、技術者の補助、営業職、不動産仲介、パイロット・航海士など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は49.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技術者・准専門職の世界ランキングを全部見る →

自動車営業に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.8
説明力
3.9
説得
3.7
読解力
3.7
交渉
3.6
指導
3.6
他者の反応の理解
3.4
文章力
3.3

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
3.4
販売・マーケティング
3.1
事務処理
2.6
コミュニケーションとメディア
2.0
日本語の語彙・文法
1.9
心理学
1.8
ビジネスと経営
1.8
社会学
1.5

仕事の中身(よく行う活動)

仕事を整理、計画する、優先順序を決める人間関係を構築し、維持するスケジュールを作成する意思決定と問題解決を行う組織外の人々とコミュニケーションを取る目標と戦略を策定する上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る仕事に関連する知識を更新し、活用する

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

自動車営業になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。
 自動車メーカーと直接販売契約を結んだディーラー(販売会社)に勤務する。入職者は、高校・大学等からの新卒者と中途採用者がいる。
 ディーラーに入社すると、多くの場合、メーカーの研修センターなどで基本的な研修を受ける。その後各ディーラーにおいて、基礎訓練期間として自動車一般の知識、法律知識、販売、登録、代金回収などの教育を受け、先輩とともに顧客を訪問し、セールス活動の実務を学んでゆく。
 試乗や納車を行うには、自動車運転免許証が必要である。
 顧客との良好なコミュニケーション、信頼関係を構築する能力が求められる。外回りが多いので、行動力と体力も必要である。

自動車営業のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「自動車営業職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「34 営業職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。