商社営業

営業 職業分類:07_048-99 信頼度 ★★★★★

国や地域、会社の間に立って、原材料や製品の売り買いの仲介役をする。

平均年収
661万円
レンジ 433〜1,174万円
最高年収の目安
1,174万円
上位10% 1,003万円
5年後の予想年収
748万円推定
2031年
10年後の予想年収
847万円推定
728〜983万円
将来性
55/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
55%
中程度
求人需要
高い
有効求人倍率 2.13倍

仕事内容

国や地域、会社の間に立って、原材料や製品の売り買いの仲介役をするのが基本的な仕事である。
 大手商社の場合、取引の約半分は国内取引、残りの半分は貿易取引で、我が国の輸出・輸入だけでなく、我が国を経由しない外国と外国との第三国間取引も行っている。
 仕事は、どこでどんな品物を売りたがっているか、又は買いたがっているか、数量や価格はどのようになっているかなどを調査することから始まる。取り扱う商品は「ミネラルウォーターから通信衛星まで(日本貿易会HPより引用)」と多種多様で、非常に幅広い情報を組織的に収集する。その中で、数量や価格、時期などの取引条件のまとまったものについて契約を結ぶ。この際、取引先がきちんと商品や代金を準備できるか、経営に不安がないかといった信用状態を調査することも重要である。また、貿易取引の場合は為替相場の動向に注意を払い、為替差損を生じないようにすることも必要である。
 取引が決まると契約を結び、運搬の手配、商品の引き渡し、通関手続、代金の決済などを行い、取引を完了させる。
 また、取引を仲介するのみではなく、海外に現地企業を設立して、海外投資と貿易を一体のものとして資源開発等を行ったり、様々な情報、将来展望をもとに国内外において新規事業を開拓する仕事もある。

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

各種商品を取り扱う総合商社と、特定の商品を扱う専門商社とがある。商社に勤める社員の多くが営業を担当している。海外駐在員の比率は、商社によって様々である。
 休日は週休二日制が一般的である。労働時間は、海外との取引で、時差の関係から深夜に連絡を取り合わなければならない場合などに残業が生じることがある。
 海外勤務、地方勤務としての転勤や、海外・国内各地への出張が多い。
 海外駐在については、条件が整えば入社2~4年で赴任することもあり、若手が積極的に活用されるのも、商社の特徴である。配属される部門にもよるが、退職するまでに2・3回の海外駐在を経験することもある。
 商社の原動力は人であり、人材を集め育てる必要がある。
 給与水準は全体として他業界に比べて高めである。

商社営業の年収

商社営業の平均年収は661万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の営業職業従事者」・全国)。中央値の目安は614万円、年収レンジは433〜1,174万円、上位10%は1,003万円です。

平均年収
661万円
中央値(目安)
614万円
最低年収の目安
433万円
未経験・20代前半
上位10%
1,003万円
最高年収の目安
1,174万円
トップ層
時給(一般労働者)
3,183円
短時間労働者 1,655円
最低賃金との比
2.7倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
28.1万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代の商社営業の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

商社営業の時給3,183円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.7倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
486万円
30代
589万円
40代
679万円
50代
760万円

平均年収と平均年齢(42.4歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
485万円
1〜3年
544万円
3〜5年
602万円
5〜10年
678万円
10年以上
766万円

雇用形態別の年収推定

正社員 661万円パート・アルバイト 277万円フリーランス・自営 694万円契約社員・派遣社員 515万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年552万円———
2022年578万円———
2023年579万円—2.15倍26.6万円
2024年618万円—2.20倍27.3万円
2025年661万円—2.13倍28.1万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

商社営業の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在661万円 → 3年後 712万円 → 5年後 748万円 → 10年後 847万円(10年後の予想レンジ 728〜983万円)。年率の伸びは+2.5%と見ています。

661万円
現在
2026年
712万円
3年後
2029年
657〜774万円
748万円
5年後
2031年
674〜833万円
847万円
10年後
2036年
728〜983万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.46%求人賃金の勢い +0.4%AIの影響 -0.15%合計 +2.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

商社営業の将来性スコア

55/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で192位
AI耐性
45点
参入障壁
29点
年収水準
83点
求人需要
76点
賃金の勢い
33点
人手不足(平均年齢)
41点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

商社営業のAI代替リスク

55%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中333位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

商社営業の求人需要

有効求人倍率
2.13倍
全職業で128位
求人需要
高い
66/100
求人賃金(月額)
28.1万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
42.4歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+8.3%
推定
10年後の求人数
+14.9%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:営業(卸売・メーカー)の年収・将来性

商社営業に当たるアメリカの職業「営業(卸売・メーカー)」(米国の職業分類 41-4012)の年収の中央値は約1,133万円($72,080・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収661万円の1.7倍です。

日本:商社営業アメリカ:営業(卸売・メーカー)
年収(日本=平均・米国=中央値)661万円1,133万円
$72,080
上位10%1,003万円2,163万円
$137,550
10年後の予想年収847万円1,492万円
$94,900
将来性スコア5543
AI代替リスク55% 中程度46% 中程度
求人需要求人倍率 2.13倍雇用の増減予測 −0.9%
2025–35・BLS
就業者数—123.8万人
時給(平均)3,183円
最低賃金の2.7倍
6,133円
$39.00
連邦最低賃金の5.4倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技術者・准専門職の平均月収を国別に比べる

商社営業は国際標準職業分類で「技術者・准専門職」に入ります。132か国・地域の技術者・准専門職の平均月収を円に直すと、日本は月39.2万円で33位、1位はルクセンブルクの月150万円です。アメリカは月102万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は29位です。

1. ルクセンブルク
150万円
2. スイス
124万円
3. デンマーク
122万円
4. ノルウェー
116万円
5. ベルギー
115万円
6. アメリカ
102万円
14. フランス
75.1万円
15. ドイツ
75万円
16. イタリア
73.5万円
17. イギリス
65.6万円
24. シンガポール
48.2万円
33. 日本
39.2万円

「技術者・准専門職」全体の平均で、商社営業だけの値ではありません(医療技術者(臨床検査技師・放射線技師など)、技術者の補助、営業職、不動産仲介、パイロット・航海士など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は49.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技術者・准専門職の世界ランキングを全部見る →

商社営業に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.5
交渉
4.2
読解力
4.1
説明力
4.0
他者との調整
3.8
文章力
3.7
指導
3.7
説得
3.7

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
3.1
販売・マーケティング
2.9
事務処理
2.6
ビジネスと経営
2.4
輸送
2.2
経済学・会計学
1.9
日本語の語彙・文法
1.9
人事労務管理
1.8

仕事の中身(よく行う活動)

組織外の人々とコミュニケーションを取る目標と戦略を策定する意思決定と問題解決を行う人間関係を構築し、維持する仕事を整理、計画する、優先順序を決める仕事に関連する知識を更新し、活用する情報を取得するスケジュールを作成する

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

商社営業になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって専門知識や資格は特に必要とされないが、就業者は大学卒が多い。貿易取引は外国語での交渉が必要となるため、入職後に語学研修が継続して行われる。また、入職後数ヵ月間は、貿易実務をはじめとする国際的なビジネス慣習等の研修が設けられている。更に、取り扱う商品が幅広いため、どこに配属されるかによって実務に必要な専門知識は異なり、専門的な研修に加えてOJTで身につけるのが一般的である。
 対人関係が重要な仕事のため自分の意見をきちんと述べられることや、積極的にぶつかっていく行動力、チームで取引を進めていくための協調性、豊かな国際感覚が求められる。また、海外駐在は先進国とは限らないため、様々な環境に適応できる生活力も必要である。

商社営業のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の営業職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「34 営業職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。