ファイナンシャル・プランナー

金融 職業分類:03_013-99 信頼度 ★★★★★

相談者の生活設計、貯蓄計画、投資、保険など、総合的な資産設計(ファイナンシャル・プランニング)を企画立案し、その実行を支援する。

平均年収
1,135万円
レンジ 609〜2,318万円
最高年収の目安
2,318万円
上位10% 1,924万円
5年後の予想年収
1,208万円推定
2031年
10年後の予想年収
1,286万円推定
1,106〜1,493万円
将来性
43/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
72%
高い
求人需要
低い
有効求人倍率 0.62倍

仕事内容

相談者の、生活設計、貯蓄計画、投資、保険など、総合的な資産設計(ファイナンシャル・プランニング)を企画立案し、その実行を支援する。
 資産設計では、顧客のライフスタイルや価値観を踏まえながら、家族・年齢構成や収入・支出の内容、資産、負債、保険など、基礎となるデータを聞き取りによって集める。希望や目標を聞き、現状を分析した上で、必要に応じて弁護士、税理士や保険・不動産などの専門家の協力を得て、総合的な資産設計について、顧客に最適なプランを作成し、提示する。
 資産設計をする際、顧客のデータだけではなく、最新の経済・金融情報、税制や不動産に関する情報を収集・調査することが欠かせない。そのため、インターネットを利用して情報を収集したり、相談・助言やプラン作成にはパソコンスキルが不可欠となっている。
 ファイナンシャル・プランナーは職業名であり、資格がなくてもファイナンシャル・プランニングの仕事はできるが、顧客の相談に応じるためには年金、税制、相続、各種保険、金融商品、住宅ローン等関連の幅広い専門知識が必要となる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

多くのファイナンシャル・プランナーは銀行、証券会社、生命保険会社、損害保険会社などの金融機関に所属して、企業内で顧客の相談(コンサルティング)に応じている場合が多い。また、不動産会社や協同組合、官公庁、自治体に所属する人もいる。
 独立してファイナンシャル・プランナー事務所を開設するケースは現在は少ないが、税理士・社会保険労務士と兼業して、それぞれの資格に“ファイナンシャル・プランナー的な視点”を加え一般向けの資産設計セミナーの講師や、著作物の執筆などを行っている人もいる。
 高齢化社会を迎えて将来への不安や資産形成への関心が高まる中で、資格取得者は増加傾向である。

ファイナンシャル・プランナーの年収

ファイナンシャル・プランナーの平均年収は1,135万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の経営・金融・保険専門職業従事者」・全国)。中央値の目安は1,055万円、年収レンジは609〜2,318万円、上位10%は1,924万円です。

平均年収
1,135万円
中央値(目安)
1,055万円
最低年収の目安
609万円
未経験・20代前半
上位10%
1,924万円
最高年収の目安
2,318万円
トップ層
時給(一般労働者)
5,497円
短時間労働者 2,650円
最低賃金との比
4.7倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
31.1万円
前年度比 +0.9万円

あなたの年収は、同じ年代のファイナンシャル・プランナーの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

ファイナンシャル・プランナーの時給5,497円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の4.7倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
792万円
30代
1,026万円
40代
1,244万円
50代
1,450万円

平均年収と平均年齢(39.4歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
779万円
1〜3年
898万円
3〜5年
1,016万円
5〜10年
1,170万円
10年以上
1,348万円

雇用形態別の年収推定

正社員 1,135万円パート・アルバイト 477万円フリーランス・自営 1,191万円契約社員・派遣社員 885万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年1,030万円———
2022年781万円———
2023年948万円—0.70倍29.9万円
2024年903万円—0.64倍30.2万円
2025年1,135万円—0.62倍31.1万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

ファイナンシャル・プランナーの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在1,135万円 → 3年後 1,178万円 → 5年後 1,208万円 → 10年後 1,286万円(10年後の予想レンジ 1,106〜1,493万円)。年率の伸びは+1.3%と見ています。

1,135万円
現在
2026年
1,178万円
3年後
2029年
1,088〜1,282万円
1,208万円
5年後
2031年
1,089〜1,346万円
1,286万円
10年後
2036年
1,106〜1,493万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.29%求人賃金の勢い +0.41%AIの影響 -0.66%合計 +1.3%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

ファイナンシャル・プランナーの将来性スコア

43/100
★★☆☆☆
低め・全職業で417位
AI耐性
28点
参入障壁
96点
年収水準
98点
求人需要
17点
賃金の勢い
42点
人手不足(平均年齢)
13点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

ファイナンシャル・プランナーのAI代替リスク

72%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中442位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

ファイナンシャル・プランナーの求人需要

有効求人倍率
0.62倍
全職業で448位
求人需要
低い
23/100
求人賃金(月額)
31.1万円
前年度比 +0.9万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
39.4歳
労働時間
162時間/月
5年後の求人数
-0.5%
推定
10年後の求人数
-0.8%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:ファイナンシャルアドバイザーの年収・将来性

ファイナンシャル・プランナーに当たるアメリカの職業「ファイナンシャルアドバイザー」(米国の職業分類 13-2052)の年収の中央値は約1,652万円($105,070・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収1,135万円の1.5倍です。

日本:ファイナンシャル・プランナーアメリカ:ファイナンシャルアドバイザー
年収(日本=平均・米国=中央値)1,135万円1,652万円
$105,070
上位10%1,924万円5,614万円
$357,020
10年後の予想年収1,286万円1,997万円
$127,000
将来性スコア4340
AI代替リスク72% 高い82% 非常に高い
求人需要求人倍率 0.62倍雇用の増減予測 +1.4%
2025–35・BLS
就業者数—26.7万人
時給(平均)5,497円
最低賃金の4.7倍
11,794円
$75.00
連邦最低賃金の10.3倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学士号(大卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:専門職の平均月収を国別に比べる

ファイナンシャル・プランナーは国際標準職業分類で「専門職」に入ります。133か国・地域の専門職の平均月収を円に直すと、日本は月42.6万円で36位、1位はルクセンブルクの月183万円です。アメリカは月136万円で日本の3.2倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は35位です。

1. ルクセンブルク
183万円
2. スイス
151万円
3. アメリカ
136万円
4. ベルギー
127万円
5. デンマーク
127万円
11. ノルウェー
113万円
13. フランス
108万円
14. ドイツ
99.6万円
16. シンガポール
81.6万円
18. イギリス
80.1万円
25. 韓国
56.5万円
36. 日本
42.6万円

「専門職」全体の平均で、ファイナンシャル・プランナーだけの値ではありません(医師・看護師・薬剤師、エンジニア・プログラマー、教員、弁護士・会計士、記者・デザイナーなど。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は52.9万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。専門職の世界ランキングを全部見る →

ファイナンシャル・プランナーに必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.5
説明力
4.4
文章力
4.3
説得
4.2
交渉
4.1
資金管理
4.0
読解力
3.9
他者との調整
3.8

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
2.9
事務処理
2.7
経済学・会計学
2.7
法律学、政治学
2.5
販売・マーケティング
2.3
ビジネスと経営
2.2
日本語の語彙・文法
1.9
コミュニケーションとメディア
1.8

仕事の中身(よく行う活動)

仕事に関連する知識を更新し、活用する情報を取得する情報の整理と検知を行う法律や規定、基準を適用する意思決定と問題解決を行う継続的に状況を把握する情報やデータを分析する目標と戦略を策定する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★★ 難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

ファイナンシャル・プランナーになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

顧客の信頼を得るためにはファイナンシャル・プランナーの資格を取得することが望まれる。ファイナンシャル・プランナーには、国の技能検定に合格したのち「技能士」と名乗ることができる「ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士(1~3級)」とNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会の審査試験に合格したのち認定される「AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)資格」、「CFP?(サーティファイド ファイナンシャル プランナー?)資格」及び「CMA(日本証券アナリスト協会検定)」がある。
 資格取得後も最新の経済・金融情報、税制や不動産に通じている必要があるため、継続的な学習が必要となる。

ファイナンシャル・プランナーのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の経営・金融・保険専門職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「18 経営・金融・保険専門職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。