保険営業(生命保険、損害保険)

金融 職業分類:07_048-07 信頼度 ★★★★★

別名:生命保険営業員、損害保険営業員

一般家庭や会社を訪問し、個人のライフスタイルや家庭・生活環境に適合する保険商品を紹介・提案する。

平均年収
541万円
レンジ 370〜924万円
最高年収の目安
924万円
上位10% 796万円
5年後の予想年収
600万円推定
2031年
10年後の予想年収
665万円推定
572〜772万円
将来性
56/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
69%
高い
求人需要
高い
有効求人倍率 2.13倍

仕事内容

一般家庭や会社を訪問し、個人のライフスタイルや家庭・生活環境に適合する保険商品を紹介・提案する。ここでは、個人を対象とした保険営業について記載する。
 病気や不時の災害、事故に遭遇したときなどに経済的な助けとなるのが保険商品であり、主には生命保険と損害保険(自動車保険、火災保険、地震保険等)がある。販売ルートとしては、保険会社の直販、代理店、保険仲介人(保険ブローカー)がある。
 生命保険と損害保険の違いは、契約期間、保険金の性格、保険加入の目的とその販売形態などが挙げられる。生命保険の多くが、10年、20年又は一生という長いスパンの契約で、保険金は契約した金額が支払われる。一方、損害保険は、ほとんどの場合1年契約で、事故や災害で発生した損害分だけが損害補償金として支払われる。
 また、生命保険はセールスを受けて契約する場合が多いのに対し自動車保険等の場合、自動車購入とセットで自分から加入するケースが多く、自動車のディーラーや整備工場など販売代理店で直接契約する比率が高い。
 生命保険は保険業法によって人の生死に関して保険金を支払う保険で終身保険、定額保険、養老保険等がある。一方、損害保険は自動車保険や火災保険、地震保険等がある。
 具体的には、新規の顧客開拓にあたっては、チラシやパンフレットを活用し主力・人気保険商品を紹介し、不慮の事故等の発生や損害を被った際に必要となる費用の試算あるいは入院日数など顧客に役立つ情報を提供する。既存の契約内容の不足分を補うため、特約等への加入を勧めたり、ライフスタイルに合わせた貯蓄型保険などの紹介も行う。
 保険営業の仕事を流れでみると、新商品情報を共有するためミーティングを行う。訪問先のアポイントを取り、顧客に相応しい保険商品を立案し、持参する資料を作成する。顧客宅等を訪問し、保険商品の提案や最新情報の提供をする。顧客のライフイベント(人生の大きなできごと)を把握した場合は、後日の営業に活用する。帰社後は、日誌などの作成、上司とのミーティングを行い情報の共有を図る。翌日以降の訪問先のアポイント取る。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 パソコン、普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

生命保険会社、損害保険会社等に所属し、地方支社や支店、営業所を拠点に営業活動を行うことが多い。就業者の年齢層は幅広い。
 賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。給与などの待遇面の特徴として、月給など固定給のほかに営業活動の実績に応じた歩合給が支払われることもある。
 最近はプライバシー保護やセキュリティー強化で個人や職場での営業活動が制限され、直接の営業範囲が狭まり、代わって保険ショップやインターネット、銀行窓販など保険商品の販売チャンネルは広がってきている。少子高齢化社会を迎え、生きるための補償、生活環境のリスクに備える補償制度など生命保険、損害保険に対する関心とニーズは引き続き高い。

保険営業(生命保険、損害保険)の年収

保険営業(生命保険、損害保険)の平均年収は541万円(令和7年賃金構造基本統計調査「保険営業職業従事者」・全国)。中央値の目安は503万円、年収レンジは370〜924万円、上位10%は796万円です。

平均年収
541万円
中央値(目安)
503万円
最低年収の目安
370万円
未経験・20代前半
上位10%
796万円
最高年収の目安
924万円
トップ層
時給(一般労働者)
3,086円
短時間労働者 2,607円
最低賃金との比
2.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
28.1万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代の保険営業(生命保険、損害保険)の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

保険営業(生命保険、損害保険)の時給3,086円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
389万円
30代
463万円
40代
527万円
50代
584万円

平均年収と平均年齢(46.8歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
403万円
1〜3年
449万円
3〜5年
495万円
5〜10年
554万円
10年以上
623万円

雇用形態別の年収推定

正社員 541万円パート・アルバイト 227万円フリーランス・自営 568万円契約社員・派遣社員 422万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年462万円———
2022年447万円———
2023年469万円—2.15倍26.6万円
2024年501万円—2.20倍27.3万円
2025年541万円—2.13倍28.1万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

保険営業(生命保険、損害保険)の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在541万円 → 3年後 575万円 → 5年後 600万円 → 10年後 665万円(10年後の予想レンジ 572〜772万円)。年率の伸びは+2.1%と見ています。

541万円
現在
2026年
575万円
3年後
2029年
531〜626万円
600万円
5年後
2031年
540〜668万円
665万円
10年後
2036年
572〜772万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.46%求人賃金の勢い +0.4%AIの影響 -0.57%合計 +2.1%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

保険営業(生命保険、損害保険)の将来性スコア

56/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で174位
AI耐性
31点
参入障壁
65点
年収水準
59点
求人需要
76点
賃金の勢い
33点
人手不足(平均年齢)
87点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

保険営業(生命保険、損害保険)のAI代替リスク

69%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中429位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

保険営業(生命保険、損害保険)の求人需要

有効求人倍率
2.13倍
全職業で128位
求人需要
高い
66/100
求人賃金(月額)
28.1万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
46.8歳
労働時間
145時間/月
5年後の求人数
+6.0%
推定
10年後の求人数
+10.8%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

保険営業(生命保険、損害保険)に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.7
説明力
4.0
読解力
3.8
文章力
3.7
交渉
3.6
説得
3.6
他者の反応の理解
3.6
他者との調整
3.4

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
3.8
販売・マーケティング
3.3
事務処理
2.6
経済学・会計学
1.8
日本語の語彙・文法
1.8
ビジネスと経営
1.8
心理学
1.7
社会学
1.5

仕事の中身(よく行う活動)

仕事を整理、計画する、優先順序を決める法律や規定、基準を適用する情報を取得する継続的に状況を把握する人間関係を構築し、維持する仕事に関連する知識を更新し、活用する情報の整理と検知を行うスケジュールを作成する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

保険営業(生命保険、損害保険)になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、保険を取り扱う営業活動を行うためには「生命保険一般課程試験」(一般社団法人生命保険協会)、「損害保険募集人一般試験」(一般社団法人日本損害保険協会)に合格し、「生命保険募集人」「損保保険募集人」として登録することが義務付けられている。
 生命保険の営業の場合、一般課程試験に合格すると、業界団体等でさらに高いレベルの専門的・段階的な教育を受け、ライフ・コンサルタント、シニア・ライフ・コンサルタントやトータル・ライフ・コンサルタントなど上級の称号を得ることができる。
 損害保険の営業の場合も一般試験のほかに業界団体が実施する損害保険大学課程専門コース試験、損害保険大学課程コンサルティングコース試験等がある。
 関連資格として厚生労働省が定める技能検定の「ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)」もある。
 顧客のライフスタイルや志向に合った商品を提案・契約することができるようになるには10年以上を要する場合もある。
 基本用語や保険契約の約款、事務手続きなど商品知識、税務知識、公的年金・健康保険等の社会保険に関する知識、福利厚生制度の知識などが必要である。
 また、顧客との信頼関係を築くためには、社交性、粘り強さのほかコミュニケーション力や顧客のニーズを過不足なく把握できる理解力も重要である。

保険営業(生命保険、損害保険)のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「保険営業職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「34 営業職業従事者」)(e-Stat、2026/10/31取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。