カフェ店員
別名:コーヒー販売店員
カフェにおいてコーヒーなどの飲み物や軽食の調理・提供、レジ、店内清掃などを行う。
仕事内容
多くのカフェはセルフサービス方式で、客は会計後にカウンターで商品を受け取って好きな場所で飲んだり食べたりする。店には店長と社員スタッフ、アルバイトスタッフがおり、客にコーヒーなど各種飲料、軽食・菓子などを提供する。
カウンターで客に応対するのは、主にアルバイトスタッフの仕事で、注文を受けると、大型のコーヒーマシンで手際よくコーヒーを入れ、客に渡す。他に、ジュース類などの飲み物や、ホットドックなど簡単な食べ物を作って出す。店舗によってはサンドイッチ、調理済みのパン、クッキー等の販売も行っている。
社員スタッフは、アルバイトスタッフを指導したり、サポートしたりする。また、コーヒー豆や器具を販売している場合は、豆の種類、挽き方、器具の使い方の知識が必要であり、主に社員スタッフが対応する。
店長はスタッフ全員を統率し、商品の味・品質やサービスを管理し、売上げを伸ばすなど、店の経営者としての責任を持っている。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
レジ(小売店、レストラン等)、コーヒーマシン、調理道具(包丁、ガスコンロ等)
主なタスク
- 注文の品をそろえてカウンターでお客に渡すか、席まで運ぶ。(実施率 1%)
- コーヒーメーカーやミキサーを操作し、注文された飲み物を用意する。(実施率 1%)
- カウンター、テーブル、椅子をきれいにし、店内を清掃する。(実施率 1%)
- 使用済みのカップや皿を回収し、洗浄する。(実施率 1%)
- カウンターでお客から注文を取り、会計をする。(実施率 1%)
- 軽食やお菓子を調理したり、保管場所から取り出して盛り付ける。(実施率 1%)
- 注文の品を持ち帰り用の容器に入れ、お客に渡す。(実施率 1%)
- ミルクや砂糖、ナプキンなどを補充し、整える。(実施率 1%)
- 在庫をみて、不足しそうなものを発注する。(実施率 1%)
- ゴミを回収する。(実施率 1%)
- 新人に仕事を教えたり、スタッフのミスについて指導を行う。(実施率 1%)
- 食材の仕込みを行う。(実施率 1%)
雇用形態(働いている人の割合)
労働条件の特徴
店長とそれを補佐する数名の社員スタッフ、アルバイトスタッフが交替で働くような場合が多いが、アルバイトスタッフは店の規模によっては数十名が在籍する。社員スタッフは月給制、アルバイトスタッフは時給制となっていることが多い。
若い人が多く働いているのが特徴で、アルバイトスタッフは学生が中心となっている。
最近では、国内でのコーヒーの消費量の増加などを背景にして、カフェの店舗数は増加傾向にある。
カフェ店員の年収
カフェ店員の平均年収は385万円(令和7年賃金構造基本統計調査「販売店員」・全国)。中央値の目安は358万円、年収レンジは277〜627万円、上位10%は546万円です。
あなたの年収は、同じ年代のカフェ店員の中で上位何%?
入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。
カフェ店員の時給1,897円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.6倍です。都道府県別の最低賃金 →
年代別の年収推定
平均年収と平均年齢(43.6歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。
経験年数別の年収推定
雇用形態別の年収推定
年収の推移(統計の年ごと)
| 調査年 | 年収 | 就業者数 | 有効求人倍率 | 求人賃金(月額) |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 355万円 | — | — | — |
| 2022年 | 358万円 | — | — | — |
| 2023年 | 361万円 | — | 1.96倍 | 22.3万円 |
| 2024年 | 369万円 | — | 1.95倍 | 23.2万円 |
| 2025年 | 385万円 | — | 1.79倍 | 24.3万円 |
カフェ店員の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定
現在385万円 → 3年後 423万円 → 5年後 451万円 → 10年後 529万円(10年後の予想レンジ 455〜615万円)。年率の伸びは+3.2%と見ています。
年率の伸びの内訳
将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →
カフェ店員の将来性スコア
各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。
カフェ店員のAI代替リスク
AIによる仕事内容の変化
解説は準備中です。
AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →
カフェ店員の求人需要
有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。
アメリカでは:ファストフード・カウンターの店員の年収・将来性
カフェ店員に当たるアメリカの職業「ファストフード・カウンターの店員」(米国の職業分類 35-3023)の年収の中央値は約491万円($31,200・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収385万円の1.3倍です。
| 日本:カフェ店員 | アメリカ:ファストフード・カウンターの店員 | |
|---|---|---|
| 年収(日本=平均・米国=中央値) | 385万円 | 491万円 $31,200 |
| 上位10% | 546万円 | 671万円 $42,650 |
| 10年後の予想年収 | 529万円 | 675万円 $42,900 |
| 将来性スコア | 53 | 57 |
| AI代替リスク | 34% 低い | 30% 低い |
| 求人需要 | 求人倍率 1.79倍 | 雇用の増減予測 +5.8% 2025–35・BLS |
| 就業者数 | — | 385.4万人 |
| 時給(平均) | 1,897円 最低賃金の1.6倍 | 2,359円 $15.00 連邦最低賃金の2.1倍 |
| 最低賃金 | 1,177円 全国加重平均・2026年度 | 1,140円 連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり |
| 入職に必要な学歴(米国) | — | 学歴不問 |
米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→
世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる
カフェ店員は国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。
「サービス・販売職」全体の平均で、カフェ店員だけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →
カフェ店員に必要なスキル・資格
必要スキル
job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。
必要な知識
仕事の中身(よく行う活動)
必要資格
関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。
学歴(働いている人の割合)
入職前の訓練期間
入職前の実務経験
なる難しさ:★☆☆☆☆ やさしい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)
カフェ店員になるには(未経験からの方法)
就くには(job tag)
立ち仕事なので一定の体力があること、また、店の雰囲気に合った接客ができることが求められる。食品の衛生管理、金銭の取扱いも必要となる。
正社員のキャリアパスとしては、カフェ経営会社に入社し、いくつかの店を経験しながら、店長になる。その後は各店舗の経営指導にあたるフランチャイズチェーン本部のスーパーバイザーになったり、経営会社の幹部社員となっていく。
チェーン展開しているカフェは、店舗としてはカフェ経営会社が直接経営を行っている「直営店」と、フランチャイズ契約を結んだオーナーが経営者である「フランチャイズ店(FC店)」の2種類がある。FC店ではオーナーが店長を兼ねている場合もある。
カフェ店員のキャリアルートと年収アップ方法
解説は準備中です。