ガラス食器製造

事務 職業分類:12_073-02 信頼度 ★★★☆☆

別名:鏡銀引き工、ガラスカッティング工、ガラス彫刻工、ガラス熱加工工、ガラス熱処理工、ガラス研磨設備オペレーター、ガラス成形設備オペレーター、ガラス繊維製造設備オペレーター

毎日の生活で使われるコップや皿などガラス製の食器を成形する。

平均年収
468万円
レンジ 329〜780万円
最高年収の目安
780万円
上位10% 676万円
5年後の予想年収
521万円推定
2031年
10年後の予想年収
580万円推定
499〜673万円
将来性
49/100
★★☆☆☆ ふつう
AI代替リスク
62%
高い
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.67倍

仕事内容

毎日の生活で使われるコップや皿などガラス製の食器を成形する。
 ガラスには一般的なソーダ石灰ガラス、高級グラスなどに使われるクリスタルガラス(鉛ガラス)、耐熱ガラスと呼ばれるほうけい酸ガラスがあり、それぞれ異なる原料が使われる。
 まず、ガラスの原料であるけい砂やソーダ灰などを混ぜ合わせ、溶融炉の中で高温で溶かす。水あめのようになった高温のガラスから必要な量を取り出し、コップや皿などを成形する。成形には、手作りで行う方法と機械で自動的に大量生産する方法がある。
 手作りの場合、溶けたガラスをポンテ竿や吹き竿と呼ばれる金属製の棒で巻き取る。図面に合わせ、温度の高いわずかな時間内に、特殊なコテやはさみを使って目的の形にしたり、金属性の型の中に息を吹きこんだり、プレスしたりして成形する。
 機械の場合は、回転する機械の円周上に取り付けられた金型に、溶けたガラスが自動的に入る仕組みになっているので、食器に合わせて金型の取付けや交換をし、機械を操作して圧縮空気を吹きこんだりプレスしたりして食器を成形する。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 ポンテ竿、吹き竿、コテ、はさみ、ガラス溶融炉、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

一般的に自動化された工場では24時間連続運転を行っているため、3交替制で夜間勤務もあり、手作りの工場では昼間のみの勤務であることが多い。
 ガラス溶融炉の能力以上にはガラスを溶融できないため、1日あたりの生産量は決まっており、残業は少ない。
 手作りの場合は立ったり座ったりするが、自動化されている場合は立ったままの作業がほとんどである。高温のガラスを扱うため作業場所の温度は高くなる。
 合成樹脂や金属などの他素材との競合や、輸入品の増加などが仕事に影響しており、自動生産による安価な商品と手作りの高級品や特産品への分化が進んでいる。

ガラス食器製造の年収

ガラス食器製造の平均年収は468万円(令和7年賃金構造基本統計調査「窯業・土石製品製造従事者」・全国)。中央値の目安は435万円、年収レンジは329〜780万円、上位10%は676万円です。

平均年収
468万円
中央値(目安)
435万円
最低年収の目安
329万円
未経験・20代前半
上位10%
676万円
最高年収の目安
780万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,214円
短時間労働者 1,356円
最低賃金との比
1.9倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円

あなたの年収は、同じ年代のガラス食器製造の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

ガラス食器製造の時給2,214円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.9倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
354万円
30代
417万円
40代
471万円
50代
519万円

平均年収と平均年齢(43.8歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
352万円
1〜3年
391万円
3〜5年
429万円
5〜10年
479万円
10年以上
537万円

雇用形態別の年収推定

正社員 468万円パート・アルバイト 196万円フリーランス・自営 491万円契約社員・派遣社員 365万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年427万円———
2022年438万円———
2023年439万円—1.96倍20.9万円
2024年461万円—1.78倍21.7万円
2025年468万円—1.67倍22.4万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

ガラス食器製造の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在468万円 → 3年後 499万円 → 5年後 521万円 → 10年後 580万円(10年後の予想レンジ 499〜673万円)。年率の伸びは+2.2%と見ています。

468万円
現在
2026年
499万円
3年後
2029年
460〜543万円
521万円
5年後
2031年
469〜580万円
580万円
10年後
2036年
499〜673万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.23%求人賃金の勢い +0.5%AIの影響 -0.36%合計 +2.2%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

ガラス食器製造の将来性スコア

49/100
★★☆☆☆
ふつう・全職業で307位
AI耐性
38点
参入障壁
50点
年収水準
42点
求人需要
55点
賃金の勢い
55点
人手不足(平均年齢)
63点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

ガラス食器製造のAI代替リスク

62%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中385位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

ガラス食器製造の求人需要

有効求人倍率
1.67倍
全職業で230位
求人需要
ふつう
55/100
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.8歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+5.5%
推定
10年後の求人数
+10.0%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:成形工(金属・プラスチック以外)の年収・将来性

ガラス食器製造に当たるアメリカの職業「成形工(金属・プラスチック以外)」(米国の職業分類 51-9195)の年収の中央値は約726万円($46,170・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収468万円の1.6倍です。

日本:ガラス食器製造アメリカ:成形工(金属・プラスチック以外)
年収(日本=平均・米国=中央値)468万円726万円
$46,170
上位10%676万円968万円
$61,530
10年後の予想年収580万円991万円
$63,000
将来性スコア4959
AI代替リスク62% 高い41% 中程度
求人需要求人倍率 1.67倍雇用の増減予測 +5.8%
2025–35・BLS
就業者数—3.3万人
時給(平均)2,214円
最低賃金の1.9倍
3,460円
$22.00
連邦最低賃金の3.0倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技能工の平均月収を国別に比べる

ガラス食器製造は国際標準職業分類で「技能工」に入ります。133か国・地域の技能工の平均月収を円に直すと、日本は月32.7万円で29位、1位はベルギーの月101万円です。アメリカは月84.6万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は26位です。

1. ベルギー
101万円
2. デンマーク
100万円
3. スイス
99.9万円
4. アイスランド
96.4万円
5. ノルウェー
92.7万円
8. アメリカ
84.6万円
12. フランス
67.9万円
14. ドイツ
65.1万円
15. イギリス
61.6万円
21. 韓国
45.2万円
28. シンガポール
33万円
29. 日本
32.7万円

「技能工」全体の平均で、ガラス食器製造だけの値ではありません(大工・左官・電気工事士などの建設の職人、溶接工・板金工・整備士、食品・製品づくりの職人など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は39.3万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技能工の世界ランキングを全部見る →

ガラス食器製造に必要なスキル・資格

必要スキル

指導
3.7
傾聴力
3.4
他者の反応の理解
3.4
他者との調整
3.3
複雑な問題解決
3.3
クオリティチェック
3.3
故障等の原因特定
3.2
説明力
3.2

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生産・加工
2.6
機械
2.0
顧客サービス・対人サービス
1.6
販売・マーケティング
1.6
工学
1.4
輸送
1.4
事務処理
1.3
設計
1.2

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

ガラス食器製造になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。
 見習として作業しながら技能と知識を身につけていくのが一般的である。工程が自動化されている場合でも数年かかるが、手作りの場合では職人的な要素が強いため一人前になるには更に多くの経験年数が必要とされている。中途採用もみられる。
 ガラスの性質を理解すること、特に手作りの場合には器具の特性を知ることが必要である。一方自動化されている場合には、機械の基礎的な知識も重要である。目的の形を作り上げるために、手先の器用さやセンスが求められる。チームワークを保ちながらの作業が多いので協調性も必要となる。
 手作りの場合、数百グラムから数キログラムものガラスを巻き取るため、体力が必要である。

ガラス食器製造のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「窯業・土石製品製造従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「53 製品製造・加工処理従事者(金属製品を除く)」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。