電子機器組立

事務 職業分類:12_070-02 信頼度 ★★★★★

別名:電気通信機械器具組立設備オペレーター、電子応用機械器具組立設備オペレーター、電子機器部品組立設備オペレーター、半導体製品製造設備オペレーター、カーナビゲーション組立工、携帯電話組立工、電話機組立工、ファクシミリ組立工

パソコン、携帯電話、ゲーム機、テレビ等の電子機器を組み立てる。

平均年収
446万円
レンジ 316〜739万円
最高年収の目安
739万円
上位10% 641万円
5年後の予想年収
472万円推定
2031年
10年後の予想年収
499万円推定
429〜579万円
将来性
33/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
66%
高い
求人需要
低い
有効求人倍率 0.84倍

仕事内容

パソコン、携帯電話、ゲーム機、テレビ等の電子機器を組み立てる。
 具体的な仕事は、電子回路基板(プリント配線板等)へIC、コンデンサー、抵抗など部品を接続したり接着する。また、電子回路を内蔵した各種機器の組立を行う。その後、点検、電気系の調整・測定作業などを行う。
 組立は、機械で行う工程と、手作業で行う工程がある。機械で行う場合は機械操作と監視が仕事となる。組立作業は、基本的に作業手順が記された指示書に従って行われる。
 組立作業の流れをみると、ライン単位でのミーティングを行い作業が開始される。組立に使用する部品を仕様書に沿って所定の場所に配置する。目の前のモニター等に示された組立手順に従い組立(フォーミング)を行う。具体的には、基盤の穴に部品を差し込み、指示書に従って、はんだ付け、ねじ締め、接着剤止めなどを行う。作業にあたっては、はんだごて、ペンチやニッパー、ドライバーなどの工具のほか、自動組立装置や検査機器、測定器など機械類を使用することもある。
 電子基板ができると、その他の部品とともに紙やモニターに表示された設計図と指示書に沿って組み立てて製品にする。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 はんだごて、ペンチ、ニッパー、ドライバー、自動組立装置、検査機器、測定器

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務先は、電子機器メーカー等の工場である。工場は郊外などに多く立地し全国にある。
 雇用形態は、正社員のほかにパートタイマー等もいる。正社員は機械オペレーターの仕事が多く、手作業の組立はパートタイマーが行う場合が多い。労働者派遣による就業形態も一定程度ある。
 パートタイマーは日勤が多いが、機械オペレーターの正社員は2交代等交替制で勤務する場合もある。賃金は正社員は月給制で、パートタイマーは時給制がほとんである。納期が切迫しているなど緊急時など残業が発生する場合もある。休日は、週休2日制が基本だが、土日が休日とは限らない。

電子機器組立の年収

電子機器組立の平均年収は446万円(令和7年賃金構造基本統計調査「電気機械器具組立従事者」・全国)。中央値の目安は415万円、年収レンジは316〜739万円、上位10%は641万円です。

平均年収
446万円
中央値(目安)
415万円
最低年収の目安
316万円
未経験・20代前半
上位10%
641万円
最高年収の目安
739万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,161円
短時間労働者 1,238円
最低賃金との比
1.8倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
23.4万円
前年度比 +0.4万円

あなたの年収は、同じ年代の電子機器組立の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

電子機器組立の時給2,161円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.8倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
339万円
30代
398万円
40代
448万円
50代
493万円

平均年収と平均年齢(44.1歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
337万円
1〜3年
373万円
3〜5年
410万円
5〜10年
457万円
10年以上
512万円

雇用形態別の年収推定

正社員 446万円パート・アルバイト 187万円フリーランス・自営 468万円契約社員・派遣社員 348万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年409万円———
2022年413万円———
2023年414万円—0.81倍22.2万円
2024年429万円—0.75倍23万円
2025年446万円—0.84倍23.4万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

電子機器組立の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在446万円 → 3年後 461万円 → 5年後 472万円 → 10年後 499万円(10年後の予想レンジ 429〜579万円)。年率の伸びは+1.1%と見ています。

446万円
現在
2026年
461万円
3年後
2029年
426〜502万円
472万円
5年後
2031年
425〜525万円
499万円
10年後
2036年
429〜579万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.18%求人賃金の勢い -0.02%AIの影響 -0.48%合計 +1.1%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

電子機器組立の将来性スコア

33/100
★★☆☆☆
低め・全職業で523位
AI耐性
34点
参入障壁
31点
年収水準
34点
求人需要
32点
賃金の勢い
6点
人手不足(平均年齢)
72点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

電子機器組立のAI代替リスク

66%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中408位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

電子機器組立の求人需要

有効求人倍率
0.84倍
全職業で373位
求人需要
低い
26/100
求人賃金(月額)
23.4万円
前年度比 +0.4万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
44.1歳
労働時間
160時間/月
5年後の求人数
+0.4%
推定
10年後の求人数
+0.7%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:電気・電子機器の組立工の年収・将来性

電子機器組立に当たるアメリカの職業「電気・電子機器の組立工」(米国の職業分類 51-2022)の年収の中央値は約0万円(—・1ドル157.25円で換算)。

日本:電子機器組立アメリカ:電気・電子機器の組立工
年収(日本=平均・米国=中央値)446万円—
上位10%641万円—
10年後の予想年収499万円—
将来性スコア3340
AI代替リスク66% 高い48% 中程度
求人需要求人倍率 0.84倍雇用の増減予測 —
・BLS
就業者数——
時給(平均)2,161円
最低賃金の1.8倍
—
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:機械操作・組立・運転の平均月収を国別に比べる

電子機器組立は国際標準職業分類で「機械操作・組立・運転」に入ります。133か国・地域の機械操作・組立・運転の平均月収を円に直すと、日本は月35.9万円で24位、1位はスイスの月105万円です。アメリカは月74.5万円で日本の2.1倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は22位です。

1. スイス
105万円
2. デンマーク
101万円
3. ベルギー
99.3万円
4. ノルウェー
90万円
5. アイスランド
86.9万円
10. アメリカ
74.5万円
13. フランス
61.7万円
14. ドイツ
60.9万円
16. イギリス
56.6万円
19. 韓国
46.2万円
24. 日本
35.9万円
36. シンガポール
25.2万円

「機械操作・組立・運転」全体の平均で、電子機器組立だけの値ではありません(工場の機械オペレーター・組立工、トラック・バス・タクシー運転手、建設機械の運転など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は42万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。機械操作・組立・運転の世界ランキングを全部見る →

電子機器組立に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
3.0
指導
3.0
説明力
3.0
読解力
2.9
道具、機器、設備の選択
2.8
文章力
2.8
他者との調整
2.7
学習方法の選択・実践
2.6

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生産・加工
1.7
コンピュータと電子工学
1.3
設計
1.3
工学
1.2
数学
1.0
機械
1.0
物理学
0.9
事務処理
0.8

仕事の中身(よく行う活動)

仕事を整理、計画する、優先順序を決める情報の整理と検知を行うスケジュールを作成する法律や規定、基準を適用するクオリティを判断する人間関係を構築し、維持する継続的に状況を把握する設備、構造物、材料を検査する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

電子機器組立になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。入職後は、はんだごて等基礎的な技能の研修を経て、一定レベルに到達できればラインで作業できるようになる。その後は、OJTで作業を習得していく。
 作業手順を人に教えられるようになれば一人前とみなされるが、半年~1年程度の時間が必要とされる。組立の経験を積み、ラインのリーダー等指導業務を経て、工程管理、生産管理も含めマネジメントの仕事に昇進する場合もある。
 関連資格としては、厚生労働省の定める技能検定の「電子機器組立て技能士」がある。
 はんだ付けや接着剤の取り扱いや安全な作業方法などを習得することが必要になる。ラインの前後の人の作業も理解しつつ互いに補完し合いながら作業するのでチームワークが求められる。作業の自動化、機械化が進み機械オペレーターの仕事が増えているため、機械操作の知識、スキル等が重要である。

電子機器組立のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「電気機械器具組立従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「51 機械組立設備制御・監視従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。