計器組立

製造 職業分類:12_074-13 信頼度 ★★★★★

別名:温度計組立工、体温計組立工、体積計組立工、長さ計組立工、度量衡器組立工、はかり組立工、流量計組立工

長さ、質量、温度、圧力、流量、体積などの量を表示、指示、記録する器具である計器を組み立てる。

平均年収
458万円
レンジ 323〜761万円
最高年収の目安
761万円
上位10% 660万円
5年後の予想年収
499万円推定
2031年
10年後の予想年収
544万円推定
468〜631万円
将来性
32/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
53%
中程度
求人需要
低い
有効求人倍率 0.72倍

仕事内容

長さ、質量、温度、圧力、流量、体積などの量を表示、指示、記録する器具である計器を組み立てる。
 計器の種類は多種多様であり、はかり、温度計、気圧計、ガスメーター、水道メーターなどがある。
 計器組立は、熟練を要する組立・調整の作業といえる。多くの計器は多種少量生産であるため、コンベアーによる流れ組立は少なく、計器のうちの一定部分ごとにいくつかのユニットを決めて一人一人がその決められたユニットの組立を行う場合が多い。これら組立てられたユニットを更に総合組立工程に移し、組立、調整し製品にまとめる。そして最終検査をして出荷する。
 各組立工程では、金属・合成樹脂・電子材料などでつくられた精密な部品を正確に組み立てるため、個人的な技能差が出ないようにそれぞれの工程で治具(じぐ)を用いて部品が所定どおりセットできるようにし、ドライバーでのネジ締め、ボルト締め、カシメ、接着、はんだ付けなどの作業を行う。これらの組立作業は、通常、各組立ごとに(個人ごとに)工程図に基づいて行われる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 治具、ドライバー、はんだごて、ピンセット

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務先は計器メーカー等である。職場は全国に広がっている。
 賃金、労働時間等労働条件は、勤務先の規定による。
 計器の製造は、清潔で静かな作業環境で行われている。組立作業は座って行い、同じ姿勢での作業が続く場合が多い。
 汎用的な計器については組立作業の標準化、機械化、自動化が進むとともに、海外への移転が増える傾向にある。一方で、国内で生産される計器は特注品を中心に品質の高度化が要請されており、熟練技術を要する組立・調整作業は今後も一定の需要がある。

計器組立の年収

計器組立の平均年収は458万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の機械組立従事者」・全国)。中央値の目安は425万円、年収レンジは323〜761万円、上位10%は660万円です。

平均年収
458万円
中央値(目安)
425万円
最低年収の目安
323万円
未経験・20代前半
上位10%
660万円
最高年収の目安
761万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,191円
短時間労働者 1,258円
最低賃金との比
1.9倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
23.9万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代の計器組立の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

計器組立の時給2,191円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.9倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
349万円
30代
411万円
40代
463万円
50代
510万円

平均年収と平均年齢(43.3歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
345万円
1〜3年
383万円
3〜5年
420万円
5〜10年
469万円
10年以上
525万円

雇用形態別の年収推定

正社員 458万円パート・アルバイト 192万円フリーランス・自営 480万円契約社員・派遣社員 357万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年403万円———
2022年437万円———
2023年442万円—0.75倍22.6万円
2024年446万円—0.68倍23.3万円
2025年458万円—0.72倍23.9万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

計器組立の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在458万円 → 3年後 482万円 → 5年後 499万円 → 10年後 544万円(10年後の予想レンジ 468〜631万円)。年率の伸びは+1.7%と見ています。

458万円
現在
2026年
482万円
3年後
2029年
445〜524万円
499万円
5年後
2031年
449〜556万円
544万円
10年後
2036年
468〜631万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.24%求人賃金の勢い +0.27%AIの影響 -0.09%合計 +1.7%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

計器組立の将来性スコア

32/100
★★☆☆☆
低め・全職業で527位
AI耐性
47点
参入障壁
10点
年収水準
38点
求人需要
21点
賃金の勢い
22点
人手不足(平均年齢)
49点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

計器組立のAI代替リスク

53%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中319位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

計器組立の求人需要

有効求人倍率
0.72倍
全職業で430位
求人需要
低い
21/100
求人賃金(月額)
23.9万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.3歳
労働時間
160時間/月
5年後の求人数
+2.7%
推定
10年後の求人数
+4.8%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:電気機械の組立工の年収・将来性

計器組立に当たるアメリカの職業「電気機械の組立工」(米国の職業分類 51-2023)の年収の中央値は約0万円(—・1ドル157.25円で換算)。

日本:計器組立アメリカ:電気機械の組立工
年収(日本=平均・米国=中央値)458万円—
上位10%660万円—
10年後の予想年収544万円—
将来性スコア3242
AI代替リスク53% 中程度51% 中程度
求人需要求人倍率 0.72倍雇用の増減予測 —
・BLS
就業者数——
時給(平均)2,191円
最低賃金の1.9倍
—
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:機械操作・組立・運転の平均月収を国別に比べる

計器組立は国際標準職業分類で「機械操作・組立・運転」に入ります。133か国・地域の機械操作・組立・運転の平均月収を円に直すと、日本は月35.9万円で24位、1位はスイスの月105万円です。アメリカは月74.5万円で日本の2.1倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は22位です。

1. スイス
105万円
2. デンマーク
101万円
3. ベルギー
99.3万円
4. ノルウェー
90万円
5. アイスランド
86.9万円
10. アメリカ
74.5万円
13. フランス
61.7万円
14. ドイツ
60.9万円
16. イギリス
56.6万円
19. 韓国
46.2万円
24. 日本
35.9万円
36. シンガポール
25.2万円

「機械操作・組立・運転」全体の平均で、計器組立だけの値ではありません(工場の機械オペレーター・組立工、トラック・バス・タクシー運転手、建設機械の運転など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は42万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。機械操作・組立・運転の世界ランキングを全部見る →

計器組立に必要なスキル・資格

必要スキル

修理
2.8
クオリティチェック
2.8
読解力
2.7
傾聴力
2.6
指導
2.6
説明力
2.5
他者との調整
2.5
故障等の原因特定
2.4

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生産・加工
2.1
機械
1.9
数学
1.6
工学
1.5
事務処理
1.4
設計
1.4
物理学
1.4
顧客サービス・対人サービス
1.2

仕事の中身(よく行う活動)

仕事を整理、計画する、優先順序を決める上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る設備、構造物、材料を検査する人間関係を構築し、維持する手と腕を使って物を取り扱い動かす数値の算出・推計を行う法律や規定、基準を適用する機械、および機械製造のプロセスをコントロールする

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

計器組立になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。
 工業系の高校、機械・電気系の専門学校等を卒業し計器メーカーに入職するのが一般的である。他の職業からの中途採用もある。
 新規学卒者は、学校、ハローワークの紹介がほとんどである。中途採用は、ハローワーク、新聞、求人広告等で行われている。
 入職直後は、簡単なユニット組立作業を行い、仕事に慣れ経験を積み重ねるに従い複雑なユニット組立作業へ、更には総合組立作業へと進む。これらの組立作業の経験を経て、次の工程である「調整・検査工程」では、組み立てられた製品が所定の値にあるかを基準器と比較して確かめ、必要に応じ微調整を行う。これらの作業は、組立作業の経験がないとうまくできない。経験を積んで現場の責任者等になる場合もある。
 機械や電気についての初歩的な知識があれば作業の習得、上達に役に立つ。細かい部品をピンセットやドライバーなどを使って取り扱うために手先の器用さや、視力がよいことも求められる。また、座って長い時間、同じ姿勢で作業を続けられる集中力や根気強さも重要である。

計器組立のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の機械組立従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「54 機械組立従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。