鉄骨工

事務 職業分類:12_071-08 信頼度 ★★★★☆

別名:鉄骨製造設備オペレーター、機械鉄工、橋りょう鉄工、建築鉄工、造船鉄工

高層ビルをはじめ大規模な建築物や構造物を支える鉄骨を工場で製作する。

平均年収
507万円
レンジ 351〜856万円
最高年収の目安
856万円
上位10% 740万円
5年後の予想年収
573万円推定
2031年
10年後の予想年収
648万円推定
557〜752万円
将来性
52/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
42%
中程度
求人需要
高い
有効求人倍率 1.98倍

仕事内容

高層ビルをはじめ大規模な建築物や構造物を支える鉄骨を工場で製作する。
 まず、コンピュータやCADを使って、設計図に基づいてNCデータ・原寸型板・材料リスト・製作図面などの資料を作成する(原寸作業)。鉄骨などの形状は毎回異なるため、設計図どおりに製作するためには原寸図面の作成が必須となる。
 次に、厚鋼板や形鋼などの材料にボルト締めをする孔(あな)をあけ、切断した後、加工位置を示す罫(け)書き線を記入し、プレス機やローラーで曲げたりして部品を作る(素材加工)。加工した部品を一つ一つクレーンで吊って、溶接しながら組み立てる(溶接・組立)。
 完成した製品は検査を行い、溶接部の内外に欠陥が無いこと、所定の寸法精度を確保していることを確認する。その後、建設現場に輸送し、現場でのボルト締めや溶接をとび工が行う。
 工場ではコンピュータ制御による加工の自動化が進んでいるが、特に組立や矯正の作業などにはまだ経験と勘に頼る部分が残っている。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 コンピュータ、CAD、プレス機、ローラー、クレーン、工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

鉄骨などの鋼構造物を作る会社の多くは中小企業であるが、超高層ビルの鉄骨などは大企業が製作している。労働条件は、企業規模及び都市部と地方とによって差がある。
 雇用形態は、工場に社員として雇用される場合と社外工として働く場合がある。
 就業者は男性が多い。最近ではCADを使った原寸図面の作成作業や機械設備のオペレーターとして女性も増えている。
 工場勤務であるため、転勤はほとんどなく、勤務時間や休日も変動が少ない。
 鉄骨は建設する構造物ごとに設計作業から始める受注生産であるため、大量生産ができず、工程の自動化が難しく一定の需要がある。

鉄骨工の年収

鉄骨工の平均年収は507万円(令和7年賃金構造基本統計調査「鉄工,製缶従事者」・全国)。中央値の目安は471万円、年収レンジは351〜856万円、上位10%は740万円です。

平均年収
507万円
中央値(目安)
471万円
最低年収の目安
351万円
未経験・20代前半
上位10%
740万円
最高年収の目安
856万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,258円
短時間労働者 1,625円
最低賃金との比
1.9倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
24.9万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代の鉄骨工の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

鉄骨工の時給2,258円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.9倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
381万円
30代
452万円
40代
512万円
50代
566万円

平均年収と平均年齢(43.5歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
380万円
1〜3年
422万円
3〜5年
464万円
5〜10年
519万円
10年以上
583万円

雇用形態別の年収推定

正社員 507万円パート・アルバイト 213万円フリーランス・自営 532万円契約社員・派遣社員 395万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年472万円———
2022年470万円———
2023年473万円—2.41倍23.7万円
2024年466万円—2.08倍24.3万円
2025年507万円—1.98倍24.9万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

鉄骨工の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在507万円 → 3年後 545万円 → 5年後 573万円 → 10年後 648万円(10年後の予想レンジ 557〜752万円)。年率の伸びは+2.5%と見ています。

507万円
現在
2026年
545万円
3年後
2029年
504〜593万円
573万円
5年後
2031年
516〜638万円
648万円
10年後
2036年
557〜752万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.39%求人賃金の勢い +0.23%AIの影響 +0.06%合計 +2.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

鉄骨工の将来性スコア

52/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で241位
AI耐性
58点
参入障壁
40点
年収水準
48点
求人需要
73点
賃金の勢い
19点
人手不足(平均年齢)
56点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

鉄骨工のAI代替リスク

42%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中241位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

鉄骨工の求人需要

有効求人倍率
1.98倍
全職業で144位
求人需要
高い
61/100
求人賃金(月額)
24.9万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.5歳
労働時間
169時間/月
5年後の求人数
+9.4%
推定
10年後の求人数
+16.9%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

鉄骨工に必要なスキル・資格

必要スキル

読解力
3.8
道具、機器、設備の選択
3.6
傾聴力
3.5
説明力
3.4
修理
3.4
数学的素養
3.3
文章力
3.2
クオリティチェック
3.2

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

建築・建設
3.3
機械
2.2
生産・加工
2.2
設計
2.1
数学
1.7
工学
1.6
物理学
1.4
事務処理
1.3

仕事の中身(よく行う活動)

仕事を整理、計画する、優先順序を決める全身を使って身体的な活動を行う人間関係を構築し、維持する法律や規定、基準を適用する上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る仕事に関連する知識を更新し、活用する設備、構造物、材料を検査する組織外の人々とコミュニケーションを取る

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

鉄骨工になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。高校や高専を卒業して就職するのが一般的である。入社後、複数の製作工程作業を経験しながら、図面や指示書を読み取るための能力や溶接などの専門技術を身に付けることになる。溶接の資格や厚生労働省が定める技能検定の「鉄工技能士」の資格を取得するためには、社内外で研修を受けて検定試験に合格する必要があり、各種の技能資格の取得とともに管理能力を身に付けると職長への昇進の道が開ける。なお、溶接の作業を行うには別途、溶接関係の資格が必要となる。
 重い物を扱う作業もあるため、体力が必要である。数人でチームを組んで仕事をするので、協調性も求められる。

鉄骨工のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「鉄工,製缶従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「52 製品製造・加工処理従事者(金属製品)」)(e-Stat、2026/10/31取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。