科学捜査研究所鑑定技術職員

不動産 職業分類:02_004-01 信頼度 ★★★★☆

化学、物理、法医学等の専門知識を踏まえ、科学的な見地から犯罪捜査に関わる鑑定や研究等を行う。

平均年収
802万円
レンジ 497〜1,489万円
最高年収の目安
1,489万円
上位10% 1,260万円
5年後の予想年収
812万円推定
2031年
10年後の予想年収
822万円推定
707〜954万円
将来性
33/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
77%
高い
求人需要
非常に低い
有効求人倍率 0.22倍

仕事内容

化学、物理、法医学等の専門知識を踏まえ、科学的な見地から犯罪捜査に関わる鑑定や研究等を行う。
 業務内容の詳細は、各都道府県警察本部の科学捜査研究所により異なるが、主に専門知識の分野によって、化学科、物理科、法医科、文書科、心理科の5職種に分けられる。
 「化学科」では、火薬や油類の鑑定、覚せい剤や大麻等の違法薬物や毒物の鑑定、微細証拠物の検査等を行う。
 「物理科」では、出火事件等の原因究明、銃器や弾丸等の鑑定、脅迫電話等の音声鑑定、防犯カメラの画像解析等を行う。
 「法医科」では、血液や毛髪等からのDNA型鑑定、白骨死体の復顔等を行う。
 「文書科」では、脅迫文書等の筆跡鑑定、印影や印刷物の鑑定等を行う。
 「心理科」では、ポリグラフによる鑑定、犯罪者プロファイリング等を行う。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 ポリグラフ、文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン、顕微鏡

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

正規の職員、従業員
1%

労働条件の特徴

警視庁や各道府県警察本部の刑事部に設置される科学捜査研究所に配属される。
 労働条件は、原則として一般の公務員と同様である。基本の勤務形態は、平日勤務の週休二日制であるが、鑑定のため夜間又は休日に対応する場合があり、事件や事故の発生に備えて当直勤務をする都道府県警察もある。
 司法制度改革を踏まえ、捜査における科学的な鑑定の重要性は高まっている。最新の高度な技術を修得するために、常に研修や研究が必要となっている。

科学捜査研究所鑑定技術職員の年収

科学捜査研究所鑑定技術職員の平均年収は802万円(令和7年賃金構造基本統計調査「研究者」・全国)。中央値の目安は746万円、年収レンジは497〜1,489万円、上位10%は1,260万円です。

平均年収
802万円
中央値(目安)
746万円
最低年収の目安
497万円
未経験・20代前半
上位10%
1,260万円
最高年収の目安
1,489万円
トップ層
時給(一般労働者)
4,002円
短時間労働者 2,253円
最低賃金との比
3.4倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
28.3万円
前年度比 +0.3万円

あなたの年収は、同じ年代の科学捜査研究所鑑定技術職員の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

科学捜査研究所鑑定技術職員の時給4,002円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の3.4倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
571万円
30代
705万円
40代
825万円
50代
935万円

平均年収と平均年齢(42.5歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
577万円
1〜3年
652万円
3〜5年
727万円
5〜10年
824万円
10年以上
937万円

雇用形態別の年収推定

正社員 802万円パート・アルバイト 337万円フリーランス・自営 842万円契約社員・派遣社員 626万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年714万円———
2022年704万円———
2023年740万円—0.30倍27.7万円
2024年750万円—0.27倍28万円
2025年802万円—0.22倍28.3万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

科学捜査研究所鑑定技術職員の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在802万円 → 3年後 808万円 → 5年後 812万円 → 10年後 822万円(10年後の予想レンジ 707〜954万円)。年率の伸びは+0.2%と見ています。

802万円
現在
2026年
808万円
3年後
2029年
746〜879万円
812万円
5年後
2031年
732〜904万円
822万円
10年後
2036年
707〜954万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.49%求人賃金の勢い -0.26%AIの影響 -0.81%合計 +0.2%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

科学捜査研究所鑑定技術職員の将来性スコア

33/100
★★☆☆☆
低め・全職業で523位
AI耐性
23点
参入障壁
76点
年収水準
92点
求人需要
6点
賃金の勢い
3点
人手不足(平均年齢)
42点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

科学捜査研究所鑑定技術職員のAI代替リスク

77%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中476位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

科学捜査研究所鑑定技術職員の求人需要

有効求人倍率
0.22倍
全職業で513位
求人需要
非常に低い
5/100
求人賃金(月額)
28.3万円
前年度比 +0.3万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
42.5歳
労働時間
159時間/月
5年後の求人数
-4.4%
推定
10年後の求人数
-7.9%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:鑑識・科学捜査の技術員の年収・将来性

科学捜査研究所鑑定技術職員に当たるアメリカの職業「鑑識・科学捜査の技術員」(米国の職業分類 19-4092)の年収の中央値は約1,133万円($72,060・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収802万円の1.4倍です。

日本:科学捜査研究所鑑定技術職員アメリカ:鑑識・科学捜査の技術員
年収(日本=平均・米国=中央値)802万円1,133万円
$72,060
上位10%1,260万円1,844万円
$117,250
10年後の予想年収822万円1,595万円
$101,400
将来性スコア3370
AI代替リスク77% 高い49% 中程度
求人需要求人倍率 0.22倍雇用の増減予測 +13.3%
2025–35・BLS
就業者数—1.9万人
時給(平均)4,002円
最低賃金の3.4倍
5,976円
$38.00
連邦最低賃金の5.2倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学士号(大卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:専門職の平均月収を国別に比べる

科学捜査研究所鑑定技術職員は国際標準職業分類で「専門職」に入ります。133か国・地域の専門職の平均月収を円に直すと、日本は月42.6万円で36位、1位はルクセンブルクの月183万円です。アメリカは月136万円で日本の3.2倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は35位です。

1. ルクセンブルク
183万円
2. スイス
151万円
3. アメリカ
136万円
4. ベルギー
127万円
5. デンマーク
127万円
11. ノルウェー
113万円
13. フランス
108万円
14. ドイツ
99.6万円
16. シンガポール
81.6万円
18. イギリス
80.1万円
25. 韓国
56.5万円
36. 日本
42.6万円

「専門職」全体の平均で、科学捜査研究所鑑定技術職員だけの値ではありません(医師・看護師・薬剤師、エンジニア・プログラマー、教員、弁護士・会計士、記者・デザイナーなど。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は52.9万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。専門職の世界ランキングを全部見る →

科学捜査研究所鑑定技術職員に必要なスキル・資格

必要スキル

読解力
6.0
科学的素養
5.5
傾聴力
5.4
説明力
5.4
論理と推論(批判的思考)
5.3
新しい情報の応用力
5.3
文章力
5.0
指導
5.0

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

化学
4.1
生物学
4.0
物理学
3.8
日本語の語彙・文法
3.6
心理学
3.2
法律学、政治学
3.2
工学
3.1
数学
3.0

仕事の中身(よく行う活動)

仕事に関連する知識を更新し、活用する情報の意味を他者に説明する情報やデータを分析する情報の文書化と記録を行う法律や規定、基準を適用する情報を取得する情報やデータを処理するコンピュータを用いて作業を行う

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★☆ やや難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

科学捜査研究所鑑定技術職員になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

都道府県ごとに採用試験の状況は異なるが、専門職として採用され、科学捜査研究所に配属される。
 採用人数は少なく、採用のない年もある。受験資格では、大学において、化学、物理学、生物学等の職種に関連ある学科を卒業した者(卒業見込みを含む)であることが条件となっている都道府県警察もある。
 採用後、警察学校等で警察の組織や制度等について研修を受けた後、配属となる。その後も、専門知識や技術を高度に磨き上げるため、警察庁の科学警察研究所での研修制度等がある。
 経験を積んで職階が上り、本部管理職に昇進する場合もある。
 犯罪捜査の一端を担う仕事であり、常に迅速、正確、中立的な鑑定結果が求められる。どんな状況でも客観的に対応できる冷静さ、的確な判断力が必要である。

科学捜査研究所鑑定技術職員のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「研究者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「05 研究者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。