広報・PR担当

事務 職業分類:06_033-01 信頼度 ★★★★★

別名:広報係事務員

企業や団体の広報活動の窓口として、経営理念や営業方針、営業活動、社会的責任(CSR)を顧客、消費者、地域住民等に的確に伝える。

平均年収
525万円
レンジ 362〜893万円
最高年収の目安
893万円
上位10% 770万円
5年後の予想年収
554万円推定
2031年
10年後の予想年収
585万円推定
503〜679万円
将来性
36/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
82%
非常に高い
求人需要
低い
有効求人倍率 0.34倍

仕事内容

企業や団体の広報活動の窓口として、経営理念や営業方針、営業活動、社会的責任(CSR)を顧客、消費者、地域住民等に的確に伝える。
 広報活動の目的は企業・団体のイメージを高めることであり、そのため、マスコミ(報道機関)やPR誌、自社ホームページなどを通じて幅広い広報活動を行うとともに、自社・団体の社会的評価に関する調査等を通じて情報の収集・分析も行う。最近では企業においても地域住民・地域社会への広報活動も重視されている。
 具体的には、企業や団体の広報部門・総務部門において、会見や説明会、取材・問合せ対応を通じたマスコミや地域社会への情報提供、会見・説明会・取材の社内対応者に対するレクチャーといった対人業務、プレスリリースや説明資料、各種報告書・広報誌等の作成といった事務作業を行う。これら対社外業務だけでなく、自社・団体の社会での評価・評判のフォロー、社内報の作成といった対社内業務も担う。
 近年では、不慮の事故・事件、個人情報の流出などの不祥事発生等の際の危機管理としての広報、また、Webを活用した迅速な広報の重要性が増大している。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

企業や団体の職員として広報部や総務部で働いており、ほとんどが正社員である。1社当たりの広報担当部員数は一般的に数人程度だが、広報活動に重きを置く大企業の中には数十人規模のところもある。一方、広報の専従スタッフを置かず、特定の社員が他の部署を兼任する形で広報活動を行う企業もある。また、グローバル企業では海外に専属スタッフを配置するケースも多くなっている。女性を積極的に配置する傾向もある。
 勤務時間については、社内外への不定期な対応もあり、他部門と比較すると残業量は多くなっている。イベントなどで休日出勤するようなケースでは、平日に振替休日をとることもある。各種イベントや印刷物の制作・更新や新規の広報活動ツールの作成を担当する場合は特に忙しくなる。
 多くの企業が経営理念の確立や社会貢献活動の重要性を認識してきた中、広報媒体としての新聞、雑誌など印刷メディアの比重が下がり、ネットメディアの重要性が増しており、SNSなどへの対応は不可欠となっていることから、CSR担当やWeb担当などそれぞれ個別の広報担当者を置くというのが主流となっている。このような広報業務の裾野の広がりを反映してそれぞれの専任担当者は増える傾向にあるが、一方でデジタル技術の進展を背景に、少人数でも正確かつ幅広い広報活動を行うケースもみられる。

広報・PR担当の年収

広報・PR担当の平均年収は525万円(令和7年賃金構造基本統計調査「庶務・人事事務員」・全国)。中央値の目安は488万円、年収レンジは362〜893万円、上位10%は770万円です。

平均年収
525万円
中央値(目安)
488万円
最低年収の目安
362万円
未経験・20代前半
上位10%
770万円
最高年収の目安
893万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,605円
短時間労働者 1,578円
最低賃金との比
2.2倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.2万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代の広報・PR担当の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

広報・PR担当の時給2,605円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.2倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
387万円
30代
460万円
40代
523万円
50代
579万円

平均年収と平均年齢(44.9歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
393万円
1〜3年
437万円
3〜5年
481万円
5〜10年
538万円
10年以上
605万円

雇用形態別の年収推定

正社員 525万円パート・アルバイト 221万円フリーランス・自営 551万円契約社員・派遣社員 410万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年465万円———
2022年491万円———
2023年493万円—0.36倍20.7万円
2024年514万円—0.35倍21.4万円
2025年525万円—0.34倍22.2万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

広報・PR担当の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在525万円 → 3年後 543万円 → 5年後 554万円 → 10年後 585万円(10年後の予想レンジ 503〜679万円)。年率の伸びは+1.1%と見ています。

525万円
現在
2026年
543万円
3年後
2029年
501〜590万円
554万円
5年後
2031年
500〜618万円
585万円
10年後
2036年
503〜679万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.43%求人賃金の勢い +0.68%AIの影響 -0.96%合計 +1.1%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

広報・PR担当の将来性スコア

36/100
★★☆☆☆
低め・全職業で504位
AI耐性
18点
参入障壁
22点
年収水準
52点
求人需要
12点
賃金の勢い
73点
人手不足(平均年齢)
74点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

広報・PR担当のAI代替リスク

82%
非常に高い
AIに奪われにくい順で全職業中509位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

広報・PR担当の求人需要

有効求人倍率
0.34倍
全職業で463位
求人需要
低い
25/100
求人賃金(月額)
22.2万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
44.9歳
労働時間
159時間/月
5年後の求人数
-2.6%
推定
10年後の求人数
-4.6%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:広報(PR)スペシャリストの年収・将来性

広報・PR担当に当たるアメリカの職業「広報(PR)スペシャリスト」(米国の職業分類 27-3031)の年収の中央値は約1,175万円($74,750・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収525万円の2.2倍です。

日本:広報・PR担当アメリカ:広報(PR)スペシャリスト
年収(日本=平均・米国=中央値)525万円1,175万円
$74,750
上位10%770万円2,125万円
$135,150
10年後の予想年収585万円1,491万円
$94,800
将来性スコア3645
AI代替リスク82% 非常に高い66% 高い
求人需要求人倍率 0.34倍雇用の増減予測 +1.8%
2025–35・BLS
就業者数—28.3万人
時給(平均)2,605円
最低賃金の2.2倍
6,290円
$40.00
連邦最低賃金の5.5倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学士号(大卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:事務職の平均月収を国別に比べる

広報・PR担当は国際標準職業分類で「事務職」に入ります。133か国・地域の事務職の平均月収を円に直すと、日本は月36万円で26位、1位はルクセンブルクの月129万円です。アメリカは月70.6万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は21位です。

1. ルクセンブルク
129万円
2. スイス
106万円
3. ベルギー
101万円
4. デンマーク
95.4万円
5. アイスランド
87.2万円
7. ノルウェー
78.6万円
11. アメリカ
70.6万円
13. フランス
63.6万円
14. ドイツ
63万円
17. 韓国
55.5万円
20. イギリス
47.2万円
26. 日本
36万円

「事務職」全体の平均で、広報・PR担当だけの値ではありません(一般事務・経理事務・営業事務、受付、データ入力、窓口など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は45.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。事務職の世界ランキングを全部見る →

広報・PR担当に必要なスキル・資格

必要スキル

文章力
4.5
説明力
4.4
傾聴力
4.4
他者との調整
4.3
読解力
4.3
説得
3.8
他者の反応の理解
3.8
新しい情報の応用力
3.6

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

コミュニケーションとメディア
2.7
事務処理
2.5
日本語の語彙・文法
2.5
販売・マーケティング
2.2
顧客サービス・対人サービス
2.0
ビジネスと経営
1.7
外国語の語彙・文法
1.4
社会学
1.4

仕事の中身(よく行う活動)

仕事に関連する知識を更新し、活用する仕事を整理、計画する、優先順序を決める組織外の人々とコミュニケーションを取る上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る創造的に考えるスケジュールを作成する情報を取得する目標と戦略を策定する

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

広報・PR担当になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

この仕事に就くために、特に学歴や資格は必要とされない。大学でマスコミ系を専攻した人が有利となる場合もあるが、実務経験が重視される傾向が強く、専攻した学部や学科に関係なく、幅広い人材が活躍している。
 自社の経営方針、経営戦略、ビジョンなどの企業コンセプトをよく理解し、業界全体の現状や市場動向なども把握する。豊富な情報と知識を持ちつつ、分析力と伝達能力を駆使し、その時々にあったより良い表現方法を採る柔軟さが必要となる。そのため、採用と同時に広報担当部門に配属されるケースは多くなく、他部門から広報担当部門に異動してくるのが一般的である。
 企業のイメージアップを図るには、客観的で正確な情報を発信すると同時に、問題が生じた場合にどのように情報を外部に公表するかといった、冷静かつバランス感覚をもって情報提供を行う判断力も欠かせない。
 マスコミ関係者やグラフィックデザイナーなどのクリエイターと仕事をともにする機会が多いため、マスコミに関する基本的な知識や、クリエイターに指示ができるだけの調整力、説得力も必要となる。企業を代表して外部と打ち合わせするような機会が多いため、対応には充分な気配りや丁寧さなども求められる。

広報・PR担当のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「庶務・人事事務員」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「25 一般事務従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。