代理店営業(保険会社)

金融 職業分類:07_048-07 信頼度 ★★★★☆

別名:ソリシター

保険会社の社員として、保険商品の販売・契約の代理・媒介を行う代理店に対して、商品情報の提供、販売や経営に関するアドバイス等を行う。

平均年収
541万円
レンジ 370〜924万円
最高年収の目安
924万円
上位10% 796万円
5年後の予想年収
607万円推定
2031年
10年後の予想年収
681万円推定
585〜790万円
将来性
53/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
61%
高い
求人需要
高い
有効求人倍率 2.13倍

仕事内容

保険会社の社員として、代理店契約により保険商品の販売・契約の代理・媒介を行う代理店に対して、商品情報の提供、関連制度の説明、販売や経営に関するアドバイス等を行い、代理店の営業活動を支援する。通称では「ソリシター」と呼ばれている。
 病気や不時の災害、事故に遭遇したときなどに経済的な助けとなるのが保険商品であり、主には損害保険(自動車保険、火災保険、地震保険等)と生命保険がある。販売ルートとしては、保険会社の直販、代理店、保険仲介人(保険ブローカー)があるが代理店の果たす役割が大きい。特に、損害保険は加入契約のほとんどが代理店扱いによっている。そうした中、保険会社代理店営業は、保険会社の社員として、それぞれの代理店との信頼関係を築き、代理店が売上げを伸ばし規模を拡大するため、新たな代理店を立ち上げて成長させるためのサポートをすることが仕事といえる。
 保険会社の規模にもよるが、通常、保険会社代理店営業は1人で数十社の代理店を担当し、日常的に訪問したり、連絡をとって業務をサポートする。具体的には、担当する代理店に、商品情報の提供や関連する制度の説明を行うとともに、代理店の経営状態を確認し、営業方針や販売スキルの指導、従業員の採用等についてのアドバイスも行う。代理店の営業員とともに顧客を訪ね、実際の営業方法を確認することもある。また、地域の特徴や市場の動向を把握し、新規の保険代理店の立ち上げを計画するのも仕事のひとつである。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務先は損害保険会社、生命保険会社であり、雇用形態は正社員が一般的である。
 賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。
 勤務時間は、朝から夕方までの通常勤務形態が一般的であるが、フレックスタイム制等を導入している場合もある。週休二日制で休日は土日祝日が一般的である。
 代理店を回る外勤と事務処理等のデスクワークの両方がある。

代理店営業(保険会社)の年収

代理店営業(保険会社)の平均年収は541万円(令和7年賃金構造基本統計調査「保険営業職業従事者」・全国)。中央値の目安は503万円、年収レンジは370〜924万円、上位10%は796万円です。

平均年収
541万円
中央値(目安)
503万円
最低年収の目安
370万円
未経験・20代前半
上位10%
796万円
最高年収の目安
924万円
トップ層
時給(一般労働者)
3,086円
短時間労働者 2,607円
最低賃金との比
2.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
28.1万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代の代理店営業(保険会社)の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

代理店営業(保険会社)の時給3,086円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
389万円
30代
463万円
40代
527万円
50代
584万円

平均年収と平均年齢(46.8歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
403万円
1〜3年
449万円
3〜5年
495万円
5〜10年
554万円
10年以上
623万円

雇用形態別の年収推定

正社員 541万円パート・アルバイト 227万円フリーランス・自営 568万円契約社員・派遣社員 422万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年462万円———
2022年447万円———
2023年469万円—2.15倍26.6万円
2024年501万円—2.20倍27.3万円
2025年541万円—2.13倍28.1万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

代理店営業(保険会社)の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在541万円 → 3年後 579万円 → 5年後 607万円 → 10年後 681万円(10年後の予想レンジ 585〜790万円)。年率の伸びは+2.3%と見ています。

541万円
現在
2026年
579万円
3年後
2029年
535〜630万円
607万円
5年後
2031年
547〜676万円
681万円
10年後
2036年
585〜790万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.46%求人賃金の勢い +0.4%AIの影響 -0.33%合計 +2.3%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

代理店営業(保険会社)の将来性スコア

53/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で226位
AI耐性
39点
参入障壁
22点
年収水準
59点
求人需要
76点
賃金の勢い
33点
人手不足(平均年齢)
87点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

代理店営業(保険会社)のAI代替リスク

61%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中380位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

代理店営業(保険会社)の求人需要

有効求人倍率
2.13倍
全職業で128位
求人需要
高い
66/100
求人賃金(月額)
28.1万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
46.8歳
労働時間
145時間/月
5年後の求人数
+7.3%
推定
10年後の求人数
+13.1%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:保険の営業の年収・将来性

代理店営業(保険会社)に当たるアメリカの職業「保険の営業」(米国の職業分類 41-3021)の年収の中央値は約979万円($62,280・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収541万円の1.8倍です。

日本:代理店営業(保険会社)アメリカ:保険の営業
年収(日本=平均・米国=中央値)541万円979万円
$62,280
上位10%796万円2,172万円
$138,140
10年後の予想年収681万円1,260万円
$80,100
将来性スコア5347
AI代替リスク61% 高い64% 高い
求人需要求人倍率 2.13倍雇用の増減予測 +3.3%
2025–35・BLS
就業者数—47.9万人
時給(平均)3,086円
最低賃金の2.6倍
6,133円
$39.00
連邦最低賃金の5.4倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技術者・准専門職の平均月収を国別に比べる

代理店営業(保険会社)は国際標準職業分類で「技術者・准専門職」に入ります。132か国・地域の技術者・准専門職の平均月収を円に直すと、日本は月39.2万円で33位、1位はルクセンブルクの月150万円です。アメリカは月102万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は29位です。

1. ルクセンブルク
150万円
2. スイス
124万円
3. デンマーク
122万円
4. ノルウェー
116万円
5. ベルギー
115万円
6. アメリカ
102万円
14. フランス
75.1万円
15. ドイツ
75万円
16. イタリア
73.5万円
17. イギリス
65.6万円
24. シンガポール
48.2万円
33. 日本
39.2万円

「技術者・准専門職」全体の平均で、代理店営業(保険会社)だけの値ではありません(医療技術者(臨床検査技師・放射線技師など)、技術者の補助、営業職、不動産仲介、パイロット・航海士など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は49.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技術者・准専門職の世界ランキングを全部見る →

代理店営業(保険会社)に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.8
交渉
4.3
文章力
4.1
説明力
4.1
指導
3.8
説得
3.8
論理と推論(批判的思考)
3.7
読解力
3.7

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
3.4
販売・マーケティング
2.9
事務処理
2.0
社会学
1.7
ビジネスと経営
1.6
コミュニケーションとメディア
1.6
経済学・会計学
1.6
心理学
1.6

仕事の中身(よく行う活動)

人間関係を構築し、維持する目標と戦略を策定する組織外の人々とコミュニケーションを取る法律や規定、基準を適用する他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかける仕事を整理、計画する、優先順序を決める仕事に関連する知識を更新し、活用する意思決定と問題解決を行う

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

代理店営業(保険会社)になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

保険会社に就職し、代理店営業部門に配属される。仕事に就くために、特に学歴や資格は必要とされない。しかし各代理店にいる営業員は保険を取り扱う営業活動を行うために「損害保険募集人一般試験」(一般社団法人日本損害保険協会)、「生命保険一般課程試験」(一般社団法人生命保険協会)に合格し、「損害保険募集人」「生命保険募集人」として登録することが義務付けられている。そのため保険営業への支援等を行う立場にある代理店営業は、代理店にいる営業員と同等以上の知識を持つ必要がある。入社後に社内研修やOJTを通して知識等は身につけられるが、「損害保険募集人一般試験」、「生命保険一般課程試験」の受験を推奨されている。仕事で得た知識を生かして代理店として自分が独立する場合もある。
 自社の保険商品の知識はもちろん、関連の制度、法律等も理解している必要があり情報収集、自己啓発が求められる。また保険会社と代理店を円滑につなぐ役割を担っており、代理店と日常的に連絡をとり、その業務をきめ細かくサポートできるコミュニケーション力も重要である。

代理店営業(保険会社)のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「保険営業職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「34 営業職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。