コールセンターオペレーター

事務 職業分類:06_036-01 信頼度 ★★★★★

別名:通信販売受付事務員(電話によるもの)、テレコミュニケーター(受信業務)、電話オペレーター(お客様相談室)、電話調査オペレーター、ユーザーサポート受付係(電話によるもの)、電話営業スタッフ、電話オペレーター(勧誘に従事するもの)

「お客様の声」がダイレクトに寄せられるコールセンターで、主に電話を通じてお客と応対する。

平均年収
407万円
レンジ 292〜665万円
最高年収の目安
665万円
上位10% 579万円
5年後の予想年収
429万円推定
2031年
10年後の予想年収
452万円推定
389〜525万円
将来性
28/100
★☆☆☆☆ 低い
AI代替リスク
83%
非常に高い
求人需要
低い
有効求人倍率 0.34倍

仕事内容

「お客様の声」がダイレクトに寄せられるコールセンターで、主に電話を通じて顧客と応対する。
 仕事は業種により様々ではあるが、顧客から電話がかかってくるインバウンド業務と顧客に電話をかけるアウトバウンド業務の2つに分けられる。インバウンド業務には、商品の受注、宿泊・座席などの予約、資料請求の受付、商品・サービスに関する問い合わせ対応、お客様相談窓口などの業務がある。一方、アウトバウンド業務には、入会や販売などの勧誘、リピート顧客の獲得、アンケート調査、代金の回収・督促、広告効果の確認などがある。
 顧客と直接コミュニケーションをとるコールセンターオペレーターは、顧客にとって会社そのものであり、コールセンターオペレーターの対応によって企業イメージや顧客満足度などを左右する場合があるため、顧客と関係を築く役割を担っていることを常に認識しなければならない。
 最近、大手では、AI(artificial intelligence)等によりコールセンターオペレーターを支援するシステムを使って、顧客の要望や質問に対して、よりスピーディーに、より正確に対応できるようにしている。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 電話、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

コールセンターは、金融・保険業、小売業、製造業、サービス業など多様な業種の企業・団体が設置している。それ以外にも大小様々な規模のコールセンター業務を専門的に行う会社がある。職場は、大都市圏だけでなく、地方自治体が「地域の活性化」「雇用促進」を期待してコールセンターを積極的に誘致したため全国に所在している。また近年、コールセンターをアジア諸国の現地法人に業務委託する事例も増えている。現地法人では日本人対象の求人も行っているが、その場合、就業者の労働環境は国によって大きく異なる。
 業種や業務によって異なるが、一般的にコールセンターオペレーターは女性が多い。雇用形態は正社員、派遣社員、パート・アルバイトなど様々である。
 ライフスタイルの多様化を反映して、24時間365日対応を実施しているコールセンターもあり、勤務時間は交替制となっている。勤務時間の大半は顧客との応対のため、各企業はリフレッシュルームを充実させるなど、コールセンターオペレーターのストレス軽減に努めている。
 顧客の声を企業活動に反映させるため、コールセンターを情報集積の重要拠点として位置付ける企業が増えるなか、直接顧客と応対するコールセンターオペレーターの重要性は増している。近年では、国の機関が行政サービスに関するコールセンターを設けたりするなど、コールセンターオペレーターの活躍の場は拡がっている。

コールセンターオペレーターの年収

コールセンターオペレーターの平均年収は407万円(令和7年賃金構造基本統計調査「電話応接事務員」・全国)。中央値の目安は379万円、年収レンジは292〜665万円、上位10%は579万円です。

平均年収
407万円
中央値(目安)
379万円
最低年収の目安
292万円
未経験・20代前半
上位10%
579万円
最高年収の目安
665万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,068円
短時間労働者 1,431円
最低賃金との比
1.8倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.2万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代のコールセンターオペレーターの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

コールセンターオペレーターの時給2,068円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.8倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
314万円
30代
366万円
40代
411万円
50代
450万円

平均年収と平均年齢(43.6歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
309万円
1〜3年
342万円
3〜5年
374万円
5〜10年
417万円
10年以上
466万円

雇用形態別の年収推定

正社員 407万円パート・アルバイト 171万円フリーランス・自営 427万円契約社員・派遣社員 317万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年349万円———
2022年370万円———
2023年367万円—0.36倍20.7万円
2024年394万円—0.35倍21.4万円
2025年407万円—0.34倍22.2万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

コールセンターオペレーターの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在407万円 → 3年後 420万円 → 5年後 429万円 → 10年後 452万円(10年後の予想レンジ 389〜525万円)。年率の伸びは+1.1%と見ています。

407万円
現在
2026年
420万円
3年後
2029年
388〜457万円
429万円
5年後
2031年
387〜478万円
452万円
10年後
2036年
389〜525万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.43%求人賃金の勢い +0.68%AIの影響 -0.99%合計 +1.1%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

コールセンターオペレーターの将来性スコア

28/100
★☆☆☆☆
低い・全職業で540位
AI耐性
17点
参入障壁
5点
年収水準
25点
求人需要
12点
賃金の勢い
73点
人手不足(平均年齢)
60点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

コールセンターオペレーターのAI代替リスク

83%
非常に高い
AIに奪われにくい順で全職業中519位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

コールセンターオペレーターの求人需要

有効求人倍率
0.34倍
全職業で463位
求人需要
低い
25/100
求人賃金(月額)
22.2万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.6歳
労働時間
154時間/月
5年後の求人数
-2.7%
推定
10年後の求人数
-4.9%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:カスタマーサービス(顧客対応)の年収・将来性

コールセンターオペレーターに当たるアメリカの職業「カスタマーサービス(顧客対応)」(米国の職業分類 43-4051)の年収の中央値は約704万円($44,770・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収407万円の1.7倍です。

日本:コールセンターオペレーターアメリカ:カスタマーサービス(顧客対応)
年収(日本=平均・米国=中央値)407万円704万円
$44,770
上位10%579万円1,000万円
$63,590
10年後の予想年収452万円835万円
$53,100
将来性スコア2828
AI代替リスク83% 非常に高い77% 高い
求人需要求人倍率 0.34倍雇用の増減予測 −5.3%
2025–35・BLS
就業者数—259.6万人
時給(平均)2,068円
最低賃金の1.8倍
3,460円
$22.00
連邦最低賃金の3.0倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:事務職の平均月収を国別に比べる

コールセンターオペレーターは国際標準職業分類で「事務職」に入ります。133か国・地域の事務職の平均月収を円に直すと、日本は月36万円で26位、1位はルクセンブルクの月129万円です。アメリカは月70.6万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は21位です。

1. ルクセンブルク
129万円
2. スイス
106万円
3. ベルギー
101万円
4. デンマーク
95.4万円
5. アイスランド
87.2万円
7. ノルウェー
78.6万円
11. アメリカ
70.6万円
13. フランス
63.6万円
14. ドイツ
63万円
17. 韓国
55.5万円
20. イギリス
47.2万円
26. 日本
36万円

「事務職」全体の平均で、コールセンターオペレーターだけの値ではありません(一般事務・経理事務・営業事務、受付、データ入力、窓口など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は45.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。事務職の世界ランキングを全部見る →

コールセンターオペレーターに必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.8
説明力
3.9
読解力
3.4
文章力
3.3
他者の反応の理解
3.2
説得
3.1
対人援助サービス
2.8
新しい情報の応用力
2.6

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
3.0
事務処理
2.0
日本語の語彙・文法
1.9
コミュニケーションとメディア
1.2
販売・マーケティング
1.1
心理学
0.8
公衆安全・危機管理
0.8
通信技術
0.7

仕事の中身(よく行う活動)

上司、同僚、部下とコミュニケーションを取るコンピュータを用いて作業を行う仕事に関連する知識を更新し、活用する情報の整理と検知を行う情報を取得する組織外の人々とコミュニケーションを取る継続的に状況を把握する情報の文書化と記録を行う

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★☆☆☆☆ やさしい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

コールセンターオペレーターになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたっては、特に学歴や資格は必要とされない。
 採用は求人広告を通じて中途採用を行うことが一般的である。また、人材派遣会社に登録して派遣される雇用形態も多く見られる。
 入職後は、商品・サービスなどの業務知識を学習し、ロールプレイなどを通じて業務の理解を深めていく。顧客との応対はスーパーバイザーと呼ばれる管理者の指導を経た後、単独で応対業務を行う。
 どのような業種、業務であろうとも、顧客と関係を築く役割を担っていることからコミュニケーション能力が必要とされる。敬語の使い方、正しい言葉遣いや冷静・的確な電話対応を体系的に学習できる「テレコミュニケーター検定」を取得すると役に立つ。また、コンピュータを利用するので端末操作に慣れている者は優遇される。

コールセンターオペレーターのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「電話応接事務員」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「25 一般事務従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。