訪問介護員/ホームヘルパー

介護 職業分類:08_051-01 信頼度 ★★★★★

別名:介護福祉士(訪問介護業務)、在宅介護員、在宅ケアワーカー、訪問介護サービス員

要介護認定を受けている高齢者や、障害支援区分の認定を受けている障害のある人の居宅を訪問して、身体介護や家事支援を行う。

平均年収
382万円
レンジ 275〜622万円
最高年収の目安
622万円
上位10% 542万円
5年後の予想年収
454万円推定
2031年
10年後の予想年収
539万円推定
463〜625万円
将来性
68/100
★★★☆☆ 高い
AI代替リスク
6%
非常に低い
求人需要
非常に高い
有効求人倍率 3.84倍

仕事内容

要介護認定を受けている高齢者や、障害支援区分の認定を受けている障害のある人の居宅を訪問して、身体介護や家事支援を行う。在宅の高齢者のための介護保険サービスの利用が増加する中で、在宅介護サービスの中心的担い手となって活動している。
 公的制度としては、高齢者を対象とする場合は介護保険制度により、障害児・障害者を対象とする場合は障害者総合支援法により、障害福祉サービスが運営されている。
 介護サービスでは、食事、寝返りの介助、入浴、排泄、衣服の着脱など、在宅での基本的な生活を継続できるように援助する。家事支援サービスは、調理、洗濯、掃除、買物などを援助したり代行する。利用者本人や家族への精神的ケアを行うことや、家族に介護の技術的な指導を行うことも大切な仕事である。
 行政や医療・保健分野の職員とチームを組んで働くことも多く、他職種の業務や各種制度についての基本的知識、また、連絡・調整能力が求められる。
 利用者の起床、就寝、排泄や体位変換といった生活時間に沿ったニーズに対応するため、定期的な巡回訪問介護、利用者の求めに応じて訪問する随時訪問介護、夜間の訪問介護など、サービスの多様化と充実が進んでいる。

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

訪問介護事業者は極めて多様である。主な勤務先は社会福祉協議会や老人ホームなどを経営する社会福祉法人、営利法人(株式会社、有限会社)、医療法人、NPOなどである。
 日勤だけでなく、早朝・夜間、時には深夜の時間帯に勤務することもある。多くはパートタイムの非常勤職員である。利用者の起床、就寝、排泄や体位変換といった生活に合わせて支援するという関係上、24時間体制の事業者もある。非常勤職員の場合、勤務時間が連続するとは限らず、午前2時間、午後1時間というような変則的なケースもある。中核となる正規職員と多様な勤務時間のパート職員との間で時間を調整しながら働くという形態となっている。なお、在宅介護サービス提供事業においては、各事業所ごとに「サービス提供責任者」を置くことになっている。事業所内の常勤の訪問介護員がサービス提供責任者となり、訪問介護計画の作成、他の訪問介護員に対する技術指導等を行う。
 今日、特別養護老人ホームなどの入所型のサービスだけでなく、在宅のまま受けられるサービスの充実が重要となっている。訪問介護員は在宅介護サービスの要となる役割を担っており、サービスの質量両面のニーズに対応するため、引き続き大幅な需要増が見込まれている。

訪問介護員/ホームヘルパーの年収

訪問介護員/ホームヘルパーの平均年収は382万円(令和7年賃金構造基本統計調査「訪問介護従事者」・全国)。中央値の目安は355万円、年収レンジは275〜622万円、上位10%は542万円です。

平均年収
382万円
中央値(目安)
355万円
最低年収の目安
275万円
未経験・20代前半
上位10%
542万円
最高年収の目安
622万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,883円
短時間労働者 1,787円
最低賃金との比
1.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.9万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代の訪問介護員/ホームヘルパーの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

訪問介護員/ホームヘルパーの時給1,883円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
276万円
30代
321万円
40代
359万円
50代
393万円

平均年収と平均年齢(51.2歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
290万円
1〜3年
321万円
3〜5年
351万円
5〜10年
391万円
10年以上
437万円

雇用形態別の年収推定

正社員 382万円パート・アルバイト 160万円フリーランス・自営 401万円契約社員・派遣社員 298万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年364万円———
2022年353万円———
2023年390万円—3.85倍21.3万円
2024年381万円—3.92倍22.1万円
2025年382万円—3.84倍22.9万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

訪問介護員/ホームヘルパーの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在382万円 → 3年後 423万円 → 5年後 454万円 → 10年後 539万円(10年後の予想レンジ 463〜625万円)。年率の伸びは+3.5%と見ています。

382万円
現在
2026年
423万円
3年後
2029年
391〜461万円
454万円
5年後
2031年
409〜505万円
539万円
10年後
2036年
463〜625万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +1.0%求人賃金の勢い +0.64%AIの影響 +0.33%退職による人手不足 +0.2%合計 +3.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

訪問介護員/ホームヘルパーの将来性スコア

68/100
★★★☆☆
高い・全職業で37位
AI耐性
94点
参入障壁
13点
年収水準
11点
求人需要
91点
賃金の勢い
66点
人手不足(平均年齢)
95点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

訪問介護員/ホームヘルパーのAI代替リスク

6%
非常に低い
AIに奪われにくい順で全職業中6位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

訪問介護員/ホームヘルパーの求人需要

有効求人倍率
3.84倍
全職業で50位
求人需要
非常に高い
85/100
求人賃金(月額)
22.9万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
51.2歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+23.5%
推定
10年後の求人数
+42.3%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:訪問介護員(ホームヘルパー)の年収・将来性

訪問介護員/ホームヘルパーに当たるアメリカの職業「訪問介護員(ホームヘルパー)」(米国の職業分類 31-1121)の年収の中央値は約0万円(—・1ドル157.25円で換算)。

日本:訪問介護員/ホームヘルパーアメリカ:訪問介護員(ホームヘルパー)
年収(日本=平均・米国=中央値)382万円—
上位10%542万円—
10年後の予想年収539万円—
将来性スコア6854
AI代替リスク6% 非常に低い25% 低い
求人需要求人倍率 3.84倍雇用の増減予測 —
・BLS
就業者数——
時給(平均)1,883円
最低賃金の1.6倍
—
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

訪問介護員/ホームヘルパーは国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、訪問介護員/ホームヘルパーだけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

訪問介護員/ホームヘルパーに必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.2
対人援助サービス
3.5
他者の反応の理解
3.2
読解力
3.1
説明力
3.0
指導
3.0
文章力
2.9
説得
2.9

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
2.2
医学・歯学
1.9
セラピーとカウンセリング
1.8
心理学
1.7
教育訓練
1.5
社会学
1.3
コミュニケーションとメディア
1.3
日本語の語彙・文法
1.0

仕事の中身(よく行う活動)

他者に対する支援とケアを行う継続的に状況を把握する情報の整理と検知を行う上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る人間関係を構築し、維持する仕事を整理、計画する、優先順序を決める意思決定と問題解決を行う法律や規定、基準を適用する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

訪問介護員/ホームヘルパーになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

訪問介護員になるには「介護職員初任者研修課程」を修了する必要がある。研修は自治体や社会福祉協議会、企業などで行われている。(ホームヘルパー2級は2013年4月に介護資格制度の見直しが行われたため、介護職員初任者研修課程に変更されている。なお、ホームヘルパー2級を有していれば、介護職員初任者研修課程を修了相当とみなされる。)
 3年以上の実務経験を積み、「実務者研修」を受講して国家試験に合格すると、介護福祉士の資格を取得できる。
 実務者研修の修了者や介護福祉士などは「サービス提供責任者」になることができる。
 多くは、介護保険制度、障害者総合支援法の指定訪問介護事業所に雇用されており、雇用形態には常勤、非常勤がある。地域に密着したサービスを提供する仕事であり、短時間勤務も可能であることなどから、主婦などの就労の場ともなっている。
 介護、家事など生活援助の技術・知識はもちろんのこと、相手の気持ちや状態を察する思いやり、相談を受け止め信頼関係を築けること、身体介護に対応できる体力も必要となる。
 訪問介護員から入所施設、通所施設の介護職員への移動、又は、その逆の移動も少なくない。

訪問介護員/ホームヘルパーのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「訪問介護従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「36 介護サービス職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。