キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント

福祉 職業分類:03_019-03 信頼度 ★★★★★

別名:学生カウンセラー、職業相談員(職業相談・職業紹介)、産業カウンセラー(事業所内相談室)

相談者の職業の選択、職業生活の設計、職業能力の開発・向上に関する相談に応じ、助言や指導を行う。

平均年収
583万円
レンジ 393〜1,011万円
最高年収の目安
1,011万円
上位10% 868万円
5年後の予想年収
667万円推定
2031年
10年後の予想年収
762万円推定
655〜885万円
将来性
57/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
45%
中程度
求人需要
ふつう
有効求人倍率 0.77倍

仕事内容

相談者の職業の選択、職業生活の設計、職業能力の開発・向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行い、相談者がより良い人生を送り、自分が望む生き方を実現できるよう、専門家として支援する。キャリアコンサルタント試験等に合格し名簿に登録した者は、キャリアコンサルタントと称することができる。
 職業生活は人の生涯の中で大きな部分を占めており、職業の選択や働き方はその人の人生に大きな影響を及ぼす。キャリアカウンセラーは、相談者が初めて職業を選択するときはもとより、職業や働き方を変える場合など、職業キャリアの様々な場面において適切な職業の選択やキャリア形成ができるよう支援する。
 そのために、相談者自身の自己理解を促したり、職務経歴やアセスメントから相談者の諸特性を整理し、また、その相談者の問題を把握する。次いで、その意思決定に必要とされる職業やキャリアの情報、能力開発などについての情報を提供し、仕事理解を深めるようにする。そして、相談者が適切な意思決定が行え、適切な求人探索・応募ができるよう支援していく。また、相談者を取り巻く組織、社会、家族などが相談者のキャリア形成にどうかかわるかを考え、必要に応じて周囲に働きかける役割も担っている。
 相談では一対一の対面相談のほか、グループを対象としたファシリテーションを行うこともある。相談者のジョブカード作成の支援も重要な仕事である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 文書作成ソフト(Word、一太郎等)、オンライン会議ツール、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

キャリアカウンセラー、キャリアコンサルタントは、ハローワーク、民間職業紹介会社、人材派遣会社、企業等の人事部門、学校など幅広い分野で働いている。
 組織に属する場合は、給与や労働時間は勤務先の規定による。
 フリーランスとして活動する場合には、企業等と年間契約を結ぶケースが見られる。
 一般的な求職者や学生だけでなく、就職が困難な若年層、高齢者、育児や介護などで就労に制約のある人の支援など、様々な社会的なニーズがある。
 個別の相談のほか、セミナーや講習などで講師となることもある。

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントの年収

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントの平均年収は583万円(令和7年賃金構造基本統計調査「他に分類されない専門的職業従事者」・全国)。中央値の目安は542万円、年収レンジは393〜1,011万円、上位10%は868万円です。

平均年収
583万円
中央値(目安)
542万円
最低年収の目安
393万円
未経験・20代前半
上位10%
868万円
最高年収の目安
1,011万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,876円
短時間労働者 2,086円
最低賃金との比
2.4倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
25.7万円
前年度比 +1.2万円

あなたの年収は、同じ年代のキャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントの時給2,876円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.4倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
441万円
30代
528万円
40代
604万円
50代
672万円

平均年収と平均年齢(41.7歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
433万円
1〜3年
483万円
3〜5年
533万円
5〜10年
598万円
10年以上
674万円

雇用形態別の年収推定

正社員 583万円パート・アルバイト 245万円フリーランス・自営 612万円契約社員・派遣社員 455万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年584万円———
2022年580万円———
2023年551万円—0.92倍23.8万円
2024年591万円—0.81倍24.5万円
2025年583万円—0.77倍25.7万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在583万円 → 3年後 632万円 → 5年後 667万円 → 10年後 762万円(10年後の予想レンジ 655〜885万円)。年率の伸びは+2.7%と見ています。

583万円
現在
2026年
632万円
3年後
2029年
584〜688万円
667万円
5年後
2031年
601〜743万円
762万円
10年後
2036年
655〜885万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.21%求人賃金の勢い +1.08%AIの影響 +0.04%合計 +2.7%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントの将来性スコア

57/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で150位
AI耐性
55点
参入障壁
85点
年収水準
71点
求人需要
28点
賃金の勢い
93点
人手不足(平均年齢)
29点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントのAI代替リスク

45%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中262位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントの求人需要

有効求人倍率
0.77倍
全職業で375位
求人需要
ふつう
43/100
求人賃金(月額)
25.7万円
前年度比 +1.2万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
41.7歳
労働時間
158時間/月
5年後の求人数
+5.3%
推定
10年後の求人数
+9.5%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:進路・キャリアカウンセラーの年収・将来性

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントに当たるアメリカの職業「進路・キャリアカウンセラー」(米国の職業分類 21-1012)の年収の中央値は約1,012万円($64,330・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収583万円の1.7倍です。

日本:キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントアメリカ:進路・キャリアカウンセラー
年収(日本=平均・米国=中央値)583万円1,012万円
$64,330
上位10%868万円1,648万円
$104,770
10年後の予想年収762万円1,344万円
$85,500
将来性スコア5750
AI代替リスク45% 中程度52% 中程度
求人需要求人倍率 0.77倍雇用の増減予測 +2.9%
2025–35・BLS
就業者数—35.3万人
時給(平均)2,876円
最低賃金の2.4倍
5,346円
$34.00
連邦最低賃金の4.7倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—修士号(大学院卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技術者・准専門職の平均月収を国別に比べる

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントは国際標準職業分類で「技術者・准専門職」に入ります。132か国・地域の技術者・准専門職の平均月収を円に直すと、日本は月39.2万円で33位、1位はルクセンブルクの月150万円です。アメリカは月102万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は29位です。

1. ルクセンブルク
150万円
2. スイス
124万円
3. デンマーク
122万円
4. ノルウェー
116万円
5. ベルギー
115万円
6. アメリカ
102万円
14. フランス
75.1万円
15. ドイツ
75万円
16. イタリア
73.5万円
17. イギリス
65.6万円
24. シンガポール
48.2万円
33. 日本
39.2万円

「技術者・准専門職」全体の平均で、キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントだけの値ではありません(医療技術者(臨床検査技師・放射線技師など)、技術者の補助、営業職、不動産仲介、パイロット・航海士など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は49.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技術者・准専門職の世界ランキングを全部見る →

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントに必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
5.9
他者の反応の理解
5.3
対人援助サービス
5.1
説明力
4.9
指導
4.8
説得
4.8
文章力
4.7
他者との調整
4.6

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
3.2
心理学
2.6
セラピーとカウンセリング
2.5
事務処理
2.5
教育訓練
2.3
日本語の語彙・文法
2.1
コミュニケーションとメディア
2.1
人事労務管理
2.1

仕事の中身(よく行う活動)

他者に対する支援とケアを行う仕事に関連する知識を更新し、活用する人間関係を構築し、維持する情報を取得する仕事を整理、計画する、優先順序を決める上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る情報の整理と検知を行う継続的に状況を把握する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★☆ やや難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。ただし「キャリアコンサルタント」と名乗るには国家資格が必要である。キャリアコンサルタント試験又はキャリアコンサルティング技能検定(1級又は2級)に合格し、名簿に登録することで、キャリアコンサルタントと称することができる。
 キャリアコンサルタント試験を受けるには、実務経験3年以上か、キャリアコンサルタントの養成講習を修了する必要がある。また、合格後も5年ごとに講習を受け、更新しなければならない。
 キャリアコンサルティング技能検定の2級を受けるには3年以上の実務経験が必要であり、1級は2級取得から3年以上の実務経験を積むか、8年以上の実務経験が必要である。
 職業選択やそれと関連する生き方などについて相談を受け、コンサルタント的役割を果たすことから、労働市場の情報や労働関係の制度、能力開発の手法など多様な知識が求められる。職業という人生における重要な選択の一つを支援する仕事であり、相談者に寄り添い、常に適切なアドバイスができるよう自己研鑽と倫理意識が欠かせない。
 経験を積み、フリーランスのキャリアカウンセラー、キャリアコンサルタントとして活動する人もいる。

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「他に分類されない専門的職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「24 その他の専門的職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。