合板製造

事務 職業分類:12_073-04 信頼度 ★★★★★

別名:合板製造設備オペレーター、製材設備オペレーター、木質ボード製造設備オペレーター、化粧合板製造工、合板製作工、合板プレス工、集成材製造工、単板製作工

原料となる木から板を薄くはいで単板とし、これを組み合わせて接着剤で圧着して合板(ごうはん)を製造する。

平均年収
434万円
レンジ 309〜716万円
最高年収の目安
716万円
上位10% 622万円
5年後の予想年収
471万円推定
2031年
10年後の予想年収
511万円推定
439〜593万円
将来性
44/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
80%
高い
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.67倍

仕事内容

原料となる木から板を薄くはいで単板とし、これを組み合わせて接着剤で圧着して合板(ごうはん)を製造する。
 合板は薄くても丈夫で弾性に富み、乾燥にも強く、しかも安価であるため、住宅、家具・建具、梱包、展示装飾など広い分野で用いられている。一般にはベニヤ板、プライウッドと呼ばれている。
 合板製造は一般的に、原木から単板を作り、乾燥させて仕組むこと、仕組単板に接着剤を塗布して貼り合わせ、これを熱圧乾燥させること、これを裁断、表面処理して仕上げることの3工程があり、これらの工程が流れ作業で行われている。工程によって仕事の内容が異なり、原木係、単板製作係、接着剤調整係、仕上げ係に分かれている。
 合板の製造では、まず、原木係が原木の種類や性質を見て、合板に適するかどうかを判断し、表板用、裏板用、心材用に分類する。次に、単板製作係が原木の種類に応じて切削条件を設定し、ロータリーレース機に原木を取り付けて回転させ、刃をあてて単板(薄い板)にむく。単板をドライヤーに送って乾燥させ、決められた寸法に切ったうえで、表板、裏板、心板を組み合わせる調板(ちょうはん)作業を行う。組み合わせた単板に、接着剤調整係が調整した接着剤を塗り冷圧し、ホットプレス機にかけて熱と圧力を加え、板と板を接着する。最後に、仕上げ係が合板の角度を正しく切断し、研磨等の表面仕上げを行う。
 通常、合板の工程は仕上げまでであるが、特殊合板の場合はさらに印刷やオーバーレイ、塗装などの二次加工を施して完成させる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 ロータリーレース機、ドライヤー、ホットプレス機、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

労働条件の特徴

合板工場は各地に散在しているが関東、東海、近畿地方に比較的多い(2021年時点*)。
 就業者は男性が多い。賃金、労働時間等の労働条件は職場により異なり社内規定による。乾燥の工程で働く場合は夜勤になることもある。合板工場での屋内作業が中心であり、単板を組み合わせる調板の作業など軽作業もある。原木係は屋外の水中貯木場での作業がある。
 住宅建築を中心に合板の需要は安定しているが、一方で輸入が増加しており、合板製造の仕事の労働需要はほぼ横ばいで推移すると予想される。
 合板市場で国産材の利用が広がっている。国は3階建て以下の公共建築物を原則として木造にすることを目標に掲げるなど、公共建築物の木造化を進めている。

*総務省 2021経済センサスから

合板製造の年収

合板製造の平均年収は434万円(令和7年賃金構造基本統計調査「木・紙製品製造従事者」・全国)。中央値の目安は404万円、年収レンジは309〜716万円、上位10%は622万円です。

平均年収
434万円
中央値(目安)
404万円
最低年収の目安
309万円
未経験・20代前半
上位10%
622万円
最高年収の目安
716万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,999円
短時間労働者 1,195円
最低賃金との比
1.7倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円

あなたの年収は、同じ年代の合板製造の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

合板製造の時給1,999円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.7倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
328万円
30代
384万円
40代
432万円
50代
475万円

平均年収と平均年齢(44.9歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
328万円
1〜3年
364万円
3〜5年
399万円
5〜10年
445万円
10年以上
498万円

雇用形態別の年収推定

正社員 434万円パート・アルバイト 182万円フリーランス・自営 456万円契約社員・派遣社員 339万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年394万円———
2022年416万円———
2023年420万円—1.96倍20.9万円
2024年409万円—1.78倍21.7万円
2025年434万円—1.67倍22.4万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

合板製造の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在434万円 → 3年後 456万円 → 5年後 471万円 → 10年後 511万円(10年後の予想レンジ 439〜593万円)。年率の伸びは+1.6%と見ています。

434万円
現在
2026年
456万円
3年後
2029年
421〜496万円
471万円
5年後
2031年
424〜524万円
511万円
10年後
2036年
439〜593万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.23%求人賃金の勢い +0.5%AIの影響 -0.9%合計 +1.6%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

合板製造の将来性スコア

44/100
★★☆☆☆
低め・全職業で407位
AI耐性
20点
参入障壁
49点
年収水準
29点
求人需要
55点
賃金の勢い
55点
人手不足(平均年齢)
74点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

合板製造のAI代替リスク

80%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中495位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

合板製造の求人需要

有効求人倍率
1.67倍
全職業で230位
求人需要
ふつう
55/100
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
44.9歳
労働時間
166時間/月
5年後の求人数
+2.7%
推定
10年後の求人数
+4.8%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

合板製造に必要なスキル・資格

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

合板製造になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。一般的には、入職後に仕事をしながら技能を身につけていく。
 関連資格として公益社団法人 日本木材加工技術協会が認定する「木材接着士」、「木材乾燥士」、「木材切削士」などがある。合板工場がJAS(日本農林規格)承認工場の認定申請をする際、接着士、乾燥士、切削士の資格者の有無が認定の参考要件になっている。
 合板製造の仕事はほとんどが立ち作業で、その上、手作業もあるため、体力が必要である。また、生産工程が流れ作業であるため、工程間のつながりを緊密にする必要があり、組作業も多いことから、協調性が求められる。

合板製造のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「木・紙製品製造従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「53 製品製造・加工処理従事者(金属製品を除く)」)(e-Stat、2026/10/31取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。