学校事務

教育 職業分類:06_035-99 信頼度 ★★★★★

学校において、教育と関連活動が円滑に行われるように、必要な事務を行う。

平均年収
529万円
レンジ 364〜900万円
最高年収の目安
900万円
上位10% 776万円
5年後の予想年収
577万円推定
2031年
10年後の予想年収
631万円推定
542〜732万円
将来性
41/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
59%
中程度
求人需要
低い
有効求人倍率 0.34倍

仕事内容

小学校、中学校、高校、大学をはじめとする様々な学校において、教育と関連活動が円滑に行われるように、必要な事務を行う。
 庶務関係では、来校者や電話の応対、学生証の作成、学割や在学証明書の発行などを行う。
 人事労務関係では、教職員の勤務に関する事務管理、給料の計算と支給事務などを行う。出張の旅費の精算や福利厚生の事務手続なども行う。
 会計関係では、学校内の予算を管理し、教材など必要な備品を購入してその支払事務を行う。学校の設備に故障や破損が発生した場合には、児童生徒の安全に十分注意し、予算を確認して、専門の業者などに連絡し、速かに修理を手配する。授業料、給食費、修学旅行の積み立てなどの徴収事務を行うこともある。
 教務関係では、入学・卒業、転入・転出等の手続、教科書や教材の購入に関する事務手続を行う。
 この他、生徒・学生の募集や入試に関する事務、進学、就職等に関する事務なども行う。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、電話、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

ほとんどの学校に学校事務の担当者が配置されており、職場は全国に広がっている。
 就業者は正職員の他、非常勤職員、パートタイマー等もいる。
 賃金、労働時間等の労働条件は公立学校と私立学校で異なる。公立学校の場合は各自治体等の規定による。公立学校では、正職員の場合、定期的に小学校・中学校間で異動が行われる。中には、高校や教育委員会などへ異動することもある。私立学校の場合は勤務先の規定による。私立学校では異動は少ないが、系列の他の学校に異動する場合もある。
 運動会など学校行事の場合には休日に出勤することもある。夜間に授業のある学校では午後からの勤務となる場合もある。
 今後、長期的には少子化等の影響で児童・生徒・学生数は減少するが、学校運営の多様化、複雑化により学校事務には一定の需要が見込まれる。

学校事務の年収

学校事務の平均年収は529万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の一般事務従事者」・全国)。中央値の目安は492万円、年収レンジは364〜900万円、上位10%は776万円です。

平均年収
529万円
中央値(目安)
492万円
最低年収の目安
364万円
未経験・20代前半
上位10%
776万円
最高年収の目安
900万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,686円
短時間労働者 1,499円
最低賃金との比
2.3倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.2万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代の学校事務の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

学校事務の時給2,686円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.3倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
394万円
30代
468万円
40代
532万円
50代
589万円

平均年収と平均年齢(44.0歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
395万円
1〜3年
440万円
3〜5年
484万円
5〜10年
542万円
10年以上
609万円

雇用形態別の年収推定

正社員 529万円パート・アルバイト 222万円フリーランス・自営 555万円契約社員・派遣社員 412万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年440万円———
2022年437万円———
2023年478万円—0.36倍20.7万円
2024年481万円—0.35倍21.4万円
2025年529万円—0.34倍22.2万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

学校事務の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在529万円 → 3年後 557万円 → 5年後 577万円 → 10年後 631万円(10年後の予想レンジ 542〜732万円)。年率の伸びは+1.8%と見ています。

529万円
現在
2026年
557万円
3年後
2029年
515〜607万円
577万円
5年後
2031年
520〜643万円
631万円
10年後
2036年
542〜732万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.43%求人賃金の勢い +0.68%AIの影響 -0.27%合計 +1.8%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

学校事務の将来性スコア

41/100
★★☆☆☆
低め・全職業で441位
AI耐性
41点
参入障壁
23点
年収水準
54点
求人需要
12点
賃金の勢い
73点
人手不足(平均年齢)
68点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

学校事務のAI代替リスク

59%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中363位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

学校事務の求人需要

有効求人倍率
0.34倍
全職業で463位
求人需要
低い
25/100
求人賃金(月額)
22.2万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
44.0歳
労働時間
155時間/月
5年後の求人数
+1.1%
推定
10年後の求人数
+2.0%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:一般事務の年収・将来性

学校事務に当たるアメリカの職業「一般事務」(米国の職業分類 43-9061)の年収の中央値は約708万円($45,010・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収529万円の1.3倍です。

日本:学校事務アメリカ:一般事務
年収(日本=平均・米国=中央値)529万円708万円
$45,010
上位10%776万円1,017万円
$64,680
10年後の予想年収631万円822万円
$52,300
将来性スコア4124
AI代替リスク59% 中程度83% 非常に高い
求人需要求人倍率 0.34倍雇用の増減予測 −6.0%
2025–35・BLS
就業者数—246.5万人
時給(平均)2,686円
最低賃金の2.3倍
3,460円
$22.00
連邦最低賃金の3.0倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:事務職の平均月収を国別に比べる

学校事務は国際標準職業分類で「事務職」に入ります。133か国・地域の事務職の平均月収を円に直すと、日本は月36万円で26位、1位はルクセンブルクの月129万円です。アメリカは月70.6万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は21位です。

1. ルクセンブルク
129万円
2. スイス
106万円
3. ベルギー
101万円
4. デンマーク
95.4万円
5. アイスランド
87.2万円
7. ノルウェー
78.6万円
11. アメリカ
70.6万円
13. フランス
63.6万円
14. ドイツ
63万円
17. 韓国
55.5万円
20. イギリス
47.2万円
26. 日本
36万円

「事務職」全体の平均で、学校事務だけの値ではありません(一般事務・経理事務・営業事務、受付、データ入力、窓口など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は45.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。事務職の世界ランキングを全部見る →

学校事務に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.3
読解力
3.7
文章力
3.7
説明力
3.6
指導
3.5
他者との調整
3.3
他者の反応の理解
3.3
対人援助サービス
3.1

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

事務処理
3.4
顧客サービス・対人サービス
2.1
日本語の語彙・文法
1.9
人事労務管理
1.6
経済学・会計学
1.5
教育訓練
1.4
ビジネスと経営
1.4
外国語の語彙・文法
1.3

仕事の中身(よく行う活動)

上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る仕事を整理、計画する、優先順序を決める情報やデータを処理するコンピュータを用いて作業を行う仕事に関連する知識を更新し、活用する組織外の人々とコミュニケーションを取るスケジュールを作成する法律や規定、基準を適用する

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

学校事務になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。公立学校では地方公務員が配属される。私立学校では独自の採用試験が行われており、中途採用も多い。
 電話の応対や窓口での対応、文書の作成や給料の支払などを担当し、経験を積むと校内の会議に参加したり、学校を代表して校外の行事に参加したりするなど、学校の運営にも携わることがある。
 文書作成をパソコン等で行うため、操作に習熟していれば仕事をスムーズに進めることができる。他の教職員とのかかわりが多いため、日ごろからコミュニケーションを保つことが大切であり、教職員が相互に協力して、円滑に学校運営が進むようにする。児童、生徒、学生や保護者とのかかわりという点から、言動に留意して適切な応対を行うことが求められる。

学校事務のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の一般事務従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「25 一般事務従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。