玩具(おもちゃ)製作

事務 職業分類:12_069-99 信頼度 ★★★★★

別名:がん具製造設備オペレーター、がん具組立工、人形製造工、がん具製造工

おもちゃの新商品や改良商品の発案、企画、設計、開発等を行う。または工場内で、一定の手順に従いおもちゃの製造、組立を行う。

平均年収
411万円
レンジ 295〜672万円
最高年収の目安
672万円
上位10% 585万円
5年後の予想年収
442万円推定
2031年
10年後の予想年収
477万円推定
410〜553万円
将来性
40/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
80%
高い
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.81倍

仕事内容

おもちゃは乳児、幼児向けのものから大人向けのものまで幅広く、また男児向け、女児向けなど遊ぶ対象によっても様々な種類がある。それらのおもちゃの企画・開発、製造を行う。
 新しいおもちゃを商品化するためには、まず企画・開発担当がアイディアを考える。企画を専門に行う会社もある。企画を元に、社内の関係者(営業、設計、製造等)で検討を重ね商品のイメージを固めていく。対象層の好みやトレンドを取り入れ、素材、色やデザインも決定していく。新商品のデザイン画を書いたり見本を作る場合もある。次に具体化した商品の設計、図面制作を行う。設計には3DCAD等を使用する場合が多い。
 商品の生産に入ると、量産に向けて商品の見本等と設計図に基づいて金型や電子部品等、生産に必要な型・部材の作製・発注をし、出来上がってきた部品等で試作品を作成する。試作品の品質が十分であるかのテストをした後に生産はスタートさせる。生産計画を立てたり、生産が納期までに間に合うように生産の工程管理も企画・開発担当が行う場合もある。
 プラスチック製おもちゃの場合は、おもちゃの部品を製造するため、プラスチック成形機を操作し、成形機で製造した部品等のチェックやバリ取りを行う。部品を組み立てたり、彩色やめっきも必要に応じ実施する。また、電動のおもちゃにはモーターや電子部品などの組み込みも行う。また、製品を検査し、規格通りに出来ているか、不具合はないかを点検する。製品や取り扱い説明書をそろえて箱詰めし、包装等も行う。
 ブリキや布、プラスチック、紙、木など、おもちゃには様々な素材が使用されており、年齢や時代により求められるものは多様である。
 生産工程の仕事は、熟練した職人が手作業で組立てる仕事等もあるが、一般的に機械化・自動化が進み、製品製造機械の操作、監視の仕事が多くなってきている。
 企画開発は国内で行い生産拠点はアジアなど海外という場合も多い。国内での生産品は、比較的技術力が高い商品が多い。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 3DCAD、手工芸道具、プラスチック成形機、製品製造機械

労働条件の特徴

企画・開発の仕事は、おもちゃメーカーやおもちゃ企画の専門会社等に勤務する。生産工程の仕事は玩具メーカーの工場等生産現場で働く。
 いずれの場合も賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。
 おもちゃの最需要期はクリスマス・正月で、そのほかゴールデンウィーク、夏休みや春休みなどが需要期といえる。そうした時期に向けて新商品の開発を行う場合もあり、企画の詰めの時期や、生産現場では商品を間に合わせるための生産計画により、需要期の前が繁忙期となることもある。また、ヒット商品が出た場合は忙しくなる。
 おもちゃ業界は、少子化の中ではあるが、サプライズトイ、キッズPC等、多様で新しい商品が生み出され、大人を含む購買層の広がり、グローバル市場の伸びとも相まって堅調に推移している。

玩具(おもちゃ)製作の年収

玩具(おもちゃ)製作の平均年収は411万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の製品製造・加工処理従事者(金属製品を除く)」・全国)。中央値の目安は382万円、年収レンジは295〜672万円、上位10%は585万円です。

平均年収
411万円
中央値(目安)
382万円
最低年収の目安
295万円
未経験・20代前半
上位10%
585万円
最高年収の目安
672万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,013円
短時間労働者 1,215円
最低賃金との比
1.7倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
23.2万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代の玩具(おもちゃ)製作の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

玩具(おもちゃ)製作の時給2,013円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.7倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
315万円
30代
368万円
40代
413万円
50代
453万円

平均年収と平均年齢(44.0歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
312万円
1〜3年
345万円
3〜5年
378万円
5〜10年
420万円
10年以上
470万円

雇用形態別の年収推定

正社員 411万円パート・アルバイト 172万円フリーランス・自営 431万円契約社員・派遣社員 320万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年390万円———
2022年398万円———
2023年415万円—2.06倍21.9万円
2024年413万円—1.94倍22.6万円
2025年411万円—1.81倍23.2万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

玩具(おもちゃ)製作の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在411万円 → 3年後 429万円 → 5年後 442万円 → 10年後 477万円(10年後の予想レンジ 410〜553万円)。年率の伸びは+1.5%と見ています。

411万円
現在
2026年
429万円
3年後
2029年
396〜467万円
442万円
5年後
2031年
399〜493万円
477万円
10年後
2036年
410〜553万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.31%求人賃金の勢い +0.3%AIの影響 -0.9%合計 +1.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

玩具(おもちゃ)製作の将来性スコア

40/100
★★☆☆☆
低め・全職業で458位
AI耐性
20点
年収水準
26点
求人需要
65点
賃金の勢い
26点
人手不足(平均年齢)
68点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

玩具(おもちゃ)製作のAI代替リスク

80%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中495位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

玩具(おもちゃ)製作の求人需要

有効求人倍率
1.81倍
全職業で189位
求人需要
ふつう
56/100
求人賃金(月額)
23.2万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
44.0歳
労働時間
160時間/月
5年後の求人数
+2.8%
推定
10年後の求人数
+5.0%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:製造の仕事(その他)の年収・将来性

玩具(おもちゃ)製作に当たるアメリカの職業「製造の仕事(その他)」(米国の職業分類 51-9199)の年収の中央値は約631万円($40,110・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収411万円の1.5倍です。

日本:玩具(おもちゃ)製作アメリカ:製造の仕事(その他)
年収(日本=平均・米国=中央値)411万円631万円
$40,110
上位10%585万円968万円
$61,530
10年後の予想年収477万円835万円
$53,100
将来性スコア4040
AI代替リスク80% 高い50% 中程度
求人需要求人倍率 1.81倍雇用の増減予測 +0.8%
2025–35・BLS
就業者数—25.2万人
時給(平均)2,013円
最低賃金の1.7倍
3,302円
$21.00
連邦最低賃金の2.9倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:機械操作・組立・運転の平均月収を国別に比べる

玩具(おもちゃ)製作は国際標準職業分類で「機械操作・組立・運転」に入ります。133か国・地域の機械操作・組立・運転の平均月収を円に直すと、日本は月35.9万円で24位、1位はスイスの月105万円です。アメリカは月74.5万円で日本の2.1倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は22位です。

1. スイス
105万円
2. デンマーク
101万円
3. ベルギー
99.3万円
4. ノルウェー
90万円
5. アイスランド
86.9万円
10. アメリカ
74.5万円
13. フランス
61.7万円
14. ドイツ
60.9万円
16. イギリス
56.6万円
19. 韓国
46.2万円
24. 日本
35.9万円
36. シンガポール
25.2万円

「機械操作・組立・運転」全体の平均で、玩具(おもちゃ)製作だけの値ではありません(工場の機械オペレーター・組立工、トラック・バス・タクシー運転手、建設機械の運転など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は42万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。機械操作・組立・運転の世界ランキングを全部見る →

玩具(おもちゃ)製作に必要なスキル・資格

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

玩具(おもちゃ)製作になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたり、特に学歴や資格は必要とされない。おもちゃの企画開発やデザインに関する専門学校もある。
 企画・開発の仕事は、企業にもよるが新規学卒者として入社後、他の部署で経験を積んだ後に配属される場合が多い。
 生産工程の仕事は転職者やパートタイマーなどの中途採用もある。入職後は、一つの工程の仕事を覚えると次の新しい工程に進むなど、OJTで技能を習得していく。
 企画・開発の仕事では、新しいトレンドやおもちゃへのニーズを的確に把握できる情報収集力、アイディアを生み出す発想力が求められる。また、商品化のためには様々な関係者との連携・協力が欠かせないためコミュニケーション能力も重要である。
 生産工程の仕事では、自動化が進む中、製造装置等の操作を正確に覚え、取り扱える注意深さや根気強さが求められる。
 また、自分で企画を考え、ひとつひとつ手作りで製作するおもちゃの場合には、発想力に加え細かい作業等を続けられる粘り強さ等も必要である。

玩具(おもちゃ)製作のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の製品製造・加工処理従事者(金属製品を除く)」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「50 生産設備制御・監視従事者(金属製品を除く)」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。