生産・工程管理事務

事務 職業分類:06_039-01 信頼度 ★★★★★

別名:工程管理事務員、生産管理事務員、製品原価管理事務員

生産・工程管理をする上で生じるデータ入力や書類作成など事務作業を行う。

平均年収
544万円
レンジ 372〜930万円
最高年収の目安
930万円
上位10% 801万円
5年後の予想年収
587万円推定
2031年
10年後の予想年収
635万円推定
546〜737万円
将来性
45/100
★★☆☆☆ ふつう
AI代替リスク
74%
高い
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.36倍

仕事内容

生産・工程管理をする上で生じるデータ入力や書類作成など事務作業を行う。
 業務は生産管理と工程管理があり、製品の企画・調達・出荷に関する事務と、生産計画に基づいて各工程が予定通りに進んでいるかチェックする事務がある。
 生産管理の仕事には材料や部品、外注品の発注と受け入れ業務、外注品の納期の管理等があり、窓口業務の一環として、仕入れ品の価格交渉を行う場合もある。
 仕事の流れをみると、生産工程の進捗を掌握、出荷データなどグループ内での情報共有を図る。週・月単位で業務の進捗をチェックし、オーダーに基づいた生産計画を立て、部品発注、納期管理の徹底を進める。生産・工程管理責任者に業務状況を報告、責任者からの指示を生産工程現場に伝える。品質や納期短縮に関してイレギュラーな問題が生じた際には、関連の担当者に情報提供し、必要な対応をはかる。来客対応や電話対応なども行う。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

職場はメーカーの工場等が多く、全国に広がっている。
 年齢層が幅広く、女性比率も増えてきている。就業形態は正社員、契約社員、パート等がある。
 賃金・労働時間等労働条件は勤務先の規定による。正社員は月給制が基本であるが、パート等は時給制が多い。不測の事態が発生した時には残業が生じることもある。また、月初め等の生産計画策定期間には残業は多くなりがちである。休日は、多くの企業で土日完全週休2日制が採られているが、365日・24時間稼働工場では3交替制などローテーションでの休日を2日取得するというケースもある。
 業務のデジタル化が進む中で、生産・工程管理事務の現場にも新たな変化が現れている。

生産・工程管理事務の年収

生産・工程管理事務の平均年収は544万円(令和7年賃金構造基本統計調査「生産関連事務従事者」・全国)。中央値の目安は506万円、年収レンジは372〜930万円、上位10%は801万円です。

平均年収
544万円
中央値(目安)
506万円
最低年収の目安
372万円
未経験・20代前半
上位10%
801万円
最高年収の目安
930万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,618円
短時間労働者 1,340円
最低賃金との比
2.2倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
24.5万円
前年度比 +0.7万円

あなたの年収は、同じ年代の生産・工程管理事務の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

生産・工程管理事務の時給2,618円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.2倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
396万円
30代
471万円
40代
536万円
50代
595万円

平均年収と平均年齢(45.7歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
405万円
1〜3年
451万円
3〜5年
498万円
5〜10年
557万円
10年以上
627万円

雇用形態別の年収推定

正社員 544万円パート・アルバイト 228万円フリーランス・自営 571万円契約社員・派遣社員 424万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年467万円———
2022年480万円———
2023年497万円—1.59倍23.1万円
2024年521万円—1.48倍23.8万円
2025年544万円—1.36倍24.5万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

生産・工程管理事務の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在544万円 → 3年後 569万円 → 5年後 587万円 → 10年後 635万円(10年後の予想レンジ 546〜737万円)。年率の伸びは+1.6%と見ています。

544万円
現在
2026年
569万円
3年後
2029年
526〜620万円
587万円
5年後
2031年
529〜654万円
635万円
10年後
2036年
546〜737万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.08%求人賃金の勢い +0.4%AIの影響 -0.72%合計 +1.6%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

生産・工程管理事務の将来性スコア

45/100
★★☆☆☆
ふつう・全職業で388位
AI耐性
26点
参入障壁
60点
年収水準
60点
求人需要
43点
賃金の勢い
35点
人手不足(平均年齢)
77点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

生産・工程管理事務のAI代替リスク

74%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中456位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

生産・工程管理事務の求人需要

有効求人倍率
1.36倍
全職業で313位
求人需要
ふつう
41/100
求人賃金(月額)
24.5万円
前年度比 +0.7万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
45.7歳
労働時間
162時間/月
5年後の求人数
+2.2%
推定
10年後の求人数
+3.9%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:生産計画・工程管理の事務の年収・将来性

生産・工程管理事務に当たるアメリカの職業「生産計画・工程管理の事務」(米国の職業分類 43-5061)の年収の中央値は約938万円($59,650・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収544万円の1.7倍です。

日本:生産・工程管理事務アメリカ:生産計画・工程管理の事務
年収(日本=平均・米国=中央値)544万円938万円
$59,650
上位10%801万円1,352万円
$86,000
10年後の予想年収635万円1,159万円
$73,700
将来性スコア4534
AI代替リスク74% 高い70% 高い
求人需要求人倍率 1.36倍雇用の増減予測 −1.3%
2025–35・BLS
就業者数—39.0万人
時給(平均)2,618円
最低賃金の2.2倍
4,560円
$29.00
連邦最低賃金の4.0倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:事務職の平均月収を国別に比べる

生産・工程管理事務は国際標準職業分類で「事務職」に入ります。133か国・地域の事務職の平均月収を円に直すと、日本は月36万円で26位、1位はルクセンブルクの月129万円です。アメリカは月70.6万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は21位です。

1. ルクセンブルク
129万円
2. スイス
106万円
3. ベルギー
101万円
4. デンマーク
95.4万円
5. アイスランド
87.2万円
7. ノルウェー
78.6万円
11. アメリカ
70.6万円
13. フランス
63.6万円
14. ドイツ
63万円
17. 韓国
55.5万円
20. イギリス
47.2万円
26. 日本
36万円

「事務職」全体の平均で、生産・工程管理事務だけの値ではありません(一般事務・経理事務・営業事務、受付、データ入力、窓口など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は45.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。事務職の世界ランキングを全部見る →

生産・工程管理事務に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.2
指導
4.2
他者との調整
4.2
文章力
4.1
読解力
4.0
交渉
4.0
時間管理
3.9
説明力
3.9

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生産・加工
2.8
事務処理
2.4
輸送
1.5
ビジネスと経営
1.4
工学
1.3
機械
1.3
顧客サービス・対人サービス
1.3
設計
1.3

仕事の中身(よく行う活動)

仕事を整理、計画する、優先順序を決める上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る意思決定と問題解決を行うスケジュールを作成する人間関係を構築し、維持する組織外の人々とコミュニケーションを取る継続的に状況を把握する仕事に関連する知識を更新し、活用する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

生産・工程管理事務になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新卒で入職した場合、新人研修の後、OJTにより実務経験を積む。
 関連資格として、中央職業能力開発協会の「ビジネスキャリア検定試験(生産管理)」がある。
 一般的な事務処理スキルのほか、社内や取引先とのスムーズな調整を行うための協調性やコミュニケーション力が必要とされる。データから生産工程の状況を正確に把握できる分析力も必要である。

生産・工程管理事務のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「生産関連事務従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「27 生産関連事務従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。